発声障害改善したよ コラムを書きます11【vol.141】
では更新します。
前回は間違えてはいけないので、少し細かく伝え過ぎてしまった気もします。簡単に言います。
まず話すなどの姿勢で、3つあります。肩が下がっている姿勢。肩甲骨を上げている姿勢。そこから肩を開いている姿勢です。
これが絶対ではないので何となくで大丈夫です。僕も何となくです。
これに普段人と話すとなると、目の下の頬の筋肉を使う。下あごを上に使うことが増えると思います。動き的にはそうなっていた方が普通な気がします。
話すというのはX印のように、左右上下に均等に力が来ています。やればやるほどそこに僕は落ち着いています。なので、目の下の筋肉を意識して使えていた時は、上あごは内側に使っています。そして下あごは上側に使っています。そうなれば力が均等になっている話し方になるでしょう。
個人的には喉を気にして、そっちに意識してしまうクセがあるとします。そうなると腰の下を使ってしまうので良くないでしょう。話すということは難しいことなので、均等に力を使えなかった。頬の筋肉に上手く伝わらなかった。例え違っていても、このようにできたら変えたい所です。
では普段どんな話し方だったのか例と一緒に伝えていきます。
まず歌が上手くない人がどうしたら上手くなるかです。掌を上にした角度からマイクを持って、そのまま歌い始めるとします。そうなると、肩が上がって、肩も横に開いているかもしれません。
この時に伝えることは、「もうちょっと肩幅は狭くして、肩の力を抜いてリラックスして歌いましょう。」たぶんこうなりますね。つまり話す姿勢はこれを逆に持っていった姿勢です。つまりこれが多くの人が使っている話す姿勢です。
机でノートを取る時も、最初は肩幅が広く固定されています。良い意味でロックされています。それが外れ、肩幅が狭くなります。それから前に段々と倒れていきます。
その姿勢を治すのは、肩を広げ、体を後ろに起こすことになるでしょう。力を入れて、体を元の場所に戻すという感覚ではないはずです。
つまり最初に言いたいのは、肩幅を広げて肩甲骨を上げて声を出すのは、誰もがやっていると思います。これでなくても良いと伝えるつもりでしたが、これは必ずやった方が良いかもしれません。
姿勢が崩れそうになると、補正をかけて元に戻します。つまり腰の下の所で話すことは、そんなにないかもしれません。
いつも肩甲骨を上げているわけではないので、伝えるのも難しいかもしれません。けど1つ言えるのは、隣の姿勢に変えるのは1秒もあればたぶんできます。人と話す時は肩甲骨を下げているようで、実は上げていることも多い気がします。腰の上で話していたら、それはたぶん肩甲骨を上げて話している姿勢だからです。
今日は伝えるのが多くないので、このままのペースで書いていきます。
では肩を開いているというのはどんな感じかです。それは後ろから押された時に、ペンギン歩きのようにドタドタしてバランスを取る時です。体がロックされていると、曲がる所が制限されている感じです。
これが肩が狭いと、体を曲げてバランスを取るような形になって、少し動きが違うと思います。
だからもし話す時に、どちらかの肩を下げていたら、それは自分が話していた時とは違う姿勢かもしれません。
自分も掌を上にしてから、ペンを取ったり、コーヒーを持ちに行くというのが少ない不思議な感じでした。この角度のまま肩甲骨を上げれば、ロックされた良い姿勢になります。
TEDというプレゼンの動画で、自信あるように見える人は、掌を上で話している時間があるはずです。だから歩きながら話す時。立ち止まって話す時。手などのジェスチャーを使って話す時。肩の開き方と、腰の筋肉の使い方も微妙に違うはずです。話していた時は、これをすぐに変えて、話していたと思います。
では次に行きます。
ここまで行けば、腰の上側が使えるようになって、話し方も思い出して、左右均等に力を使えることも多くなってくると思います。
だけど音声変化の「ありがとうございました」の「た」を上側で1回で作る時。そして、下側で唇を使って低く出す時が出ない時がある。そんな現象かもしれません。
これは発声障害の人だったら、同じような現象になっています。話し方や場所で、声が出る時と出ない時があることです。これを僕も間違って伝えてしまって音声変化があると思ってしまいました。けど話せる人からすると、高いか低いかの音の違いかもしれません。
音の大きい小さいなども含め、筋肉の使い方に違いはあります。だけど肩甲骨を上げるのに、今日は省エネで行こう。これは最低限使わなければいけない筋肉の動きだと思います。そうでないと、多くは腰の下を使った声になってしまうと思います。
結論からいきます。スマホのスピーカーなどに声を出しづらいのは、目の下の頬の筋肉を使ってないからかもしれません。つまり、口の筋肉を下に後ろで使っていることになります。
治し方も伝えますと、リップロールの出る所から、しばらくすると鼻の所まで上がって来ますね。これをまずは出る音で良いので、小さな音を口で出して、頬の筋肉を使ってあげる所まで持って来て下さい。
最初は3cmぐらいある印象を受けましたが、できるようになると1.5cmぐらいな感覚なのかもしれません。上で声が出れば良い。または下で声が出れば良い。これでやっていくと、僕みたいに2つを繋げるという意識がないかもしれません。
口の下で(腰の下で)出ている声を、目の下の筋肉を使って話す感じです。元々が別に1回でここに持っていかなくても、その文章の中で持っていければ大丈夫です。そうなると、話していた時と同じように使えます。つまり、ここにスムーズに持っていく筋肉になり、そもそも上と下で違う筋肉の使い方をしていたという概念もなくなります。
人に向かって話しかけることや、手の上で話す感覚。そしてスピーカーに話す時も、目の下の頬の筋肉を使った方が話しやすいし、予想では必ずここを使って話す感覚はあったと思います。腰の下を使っていたら、口を下の後ろで使っているから、ここに届く筋肉の動きをしていないという可能性はあります。
普段は肩甲骨が下がっていることの方がたぶん多いです。そのままボソボソ声でも良いので、話しながら頬の筋肉の所まで持っていってあげる。最終的には、ずっと肩甲骨を下げたままでも声は出る気がします。
けどそこに行く前には、声を出しながら、肩甲骨の上げ下げをする。イメージはリップロールの音の感じですね。ここを挟んでからこうなるような気はします。
腰の上を使って、肩甲骨を下げて、目の下の頬の筋肉を使って話す。僕もまだ途中なので、ここまではわかりません。ただこうなると、確かに口を下に後ろに使っていたことになります。そうなると、ここを意識して使ってあげながら、沢山話して上に前に持っていくことになります。
椅子に座っていても、頬の上の筋肉を使っていたら、腰の上を使って話していることになります。状況によっても違うとは思いますが、たぶん見ただけでもどんなイメージかはわかると思います。肩の角度から姿勢まで、今の自分との違いを探してみて下さい。
声の出ない原因を1個1個治していければ、声がねじれるということはなくなるかもしれません。そしてそれがなくなれば、元の姿勢と話し方になれば、きっと声の出方も良くなります。
どうして腰の上の声が出なくなったのか。これがわかるだけで、大きな一歩になると思います。
読んで頂きまして、ありがとうございました。
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