見出し画像

発声障害改善したよ 考察30【vol.120】

 ちょっと細かい点を補足しに来ました。

 前回の正三角形の「力を下の外々に使う」ということですが、筋肉が硬かったらという前提ですので、使えるようになったら、1日で3%ぐらい使うぐらいが良いでしょう。

 基本的には綱引きのように脇を絞めて内側に力があります。そこから脇が開いてしまうぐらいの感覚が良いでしょう。たぶんずっとそれを使うのは良くないです。

 僕が思うに声を出すには3点です。

①左右に歪みのないバランス

②下がってしまった左の腰や、使ってなかった口の右上の筋肉がまた使える状態に戻ること

③全ての使える状態の声の出し方を思い出すこと

 この3つです。

 これは僕の場合なので、人によって違う所はあるでしょう。

 後は再確認も含め、軽く伝えます。

 僕が噛み合わせについて先生に聞いたんですが、基本的には上あごがあって、下あごはその内側に収まっている形みたいです。

 ちなみに他の先生に聞いた時はこのことを教えてくれませんでした。

 ということは僕の想像では、内側に力を入れつつ、その範囲内であれば、ある程度色々な動きを使って良いということです。そして上あごは結構上側に広く使うイメージかと思います。

 声を出すのも、これを踏まえて色々と試したら良いと思います。声の出し方に良い悪いはないし、あってもずっと同じ出し方はたぶんあまり良くないでしょう。

 ちょっと細かい話でした。そして、同じような話を続けて終わります。

 僕が次に必要な動きは、あごを上げる発声で、喉からでなく、口からでなく、上あごから斜め上に向けて声を出す発声です。

 あまり良くない発声と言ってしまいましたが、腰周りの筋肉が軽くなったら、これが必要な気がします。口の奥からの発声や、口を開けたまま声が出るのであれば、最終的にはこの動きに戻ってきました。

 声が出なかったら、自分のように原因がわからない状態に陥ってしまいます。①~③をやらないと結局ここに戻って来れなかった気がします。もし戻ったら、下あご側を強く使い過ぎていたかもしれないので、そこも治っているかチェックしていきましょう。原因は自分にしかわかりませんが、1個1個辿っていくのは大事です。

 2点目は、座っている時にお腹に体重が乗るようになっていないかです。良い姿勢は、骨盤と腰の上側を使って話すと思います。

 自転車に乗って話すだけでも何となくわかると思います。つまり椅子に座って話していても、ちゃんと話していた時は、お腹→上の腰→お腹と体重移動ができていたりします。これが話せなくなると、骨盤に体重が乗ることが少なくなるかもしれません。

 僕も発声でお腹からが良いのか、上の腰を意識するのが良いのか迷う時がありました。答えはちゃんと使えているという前提があれば、両方正しいです。

 そして1個の答えとして、歌のしゃくりのようにお腹から声を出し、上の腰に声を出す「ナイスー」という声に行き着きました。ジーニアスを名乗る配信者が、パルワールドというゲームでパルを捕まえた時に言ってくれる言葉です。

 声は上から下に声を出す方が一般的だと思います。だけどお腹から声を下から上に出して、両方の筋肉を使う。これだと迷わずに両方の姿勢を使える気がします。きっと良い姿勢にまた導いてくれるでしょう。

 では3点目にいきます。僕もまだ上あごで下から上に声を出す段階の途中ですが、そのためにはこの姿勢の準備が必要かもしれません。

 そう考えると、ウォーキングは良いけど、リュックを背負うのは良くない。意識的にはわからなかったけど、こういうことだったのかもしれませんね。

 だから僕のこたつに長座するような姿勢が、きっと適していた気がします。背もたれを置かずに、何故か木のテーブルを手で抑えてTVを見ていました。

 腹筋の長座のイメージで、手で何か掴みながら声を出す。この姿勢が整って、上あごから声を出すというのに繋がっていくのかもしれません。

 自分でわかっててやっていたわけではないんですが、これだったら声を弱めて発声していっても、徐々に声の出る範囲は増えていきそうです。姿勢は出来上がっても、上あごから声を出していたわけではないので、そこはちょっとずつ進んで行くと思います。

 というわけで前回書いたように、左右のバランスを整えるには、下側にも力を入れて話す。筋肉を沢山使う動きになります。そしてそのバランスが良くなったら、上あごで力を抜いて話す形になります。

 確かに上あご側では力を抜いて話せるし、それを使って話していくうちに力を入れて話せるようになっていく気もします。まだわかりませんが、ひっかかる回数が減れば、自然とそうなって行く予感はします。

 ちょっと細かい話でしたが、声を出すのにどんな感じで筋肉を動かすかはわかってもらえたと思います。上あごで話していたら確かに声を出すのに力は要らないです。ただ力が入っていない分、もし背中や腰が硬かったら、声が出ない可能性もあると思います。

 別に僕のが正解なわけではないので、同時にやったりして、良さそうなのを選んで下さい。ただ歪みは少ない方が良いです。そして背中や腰の筋肉も柔らかい方が良いです。声が出ない現象はそれとはまた別で、使っていくうちに良くなるものかもしれません。

 ただ僕が思ったのは、軟らかい声を出すには、体の上の方で声を出せれば良い訳で、そのためには例えばですが、僕が伝えたような動きも必要かもしれないということです。

 たぶん声の出し方を思い出して、周りの筋肉をまた動かせるようになれば、近い方向には行くと思います。そのためには力を入れたり、入れなかったり両方使って、状態を取り戻していって下さい。

 
 1個書き忘れました。僕は口の左側はあまり外側を使っていなかったみたいです。「やっほー」の時に口に左手を添える感じで、ほぼ縦に使っていたようです。

 なので、左を軸に使い、高く真っ直ぐ使うことが多かったみたいです。

 逆に右側の方が、広く深く使うイメージだったみたいです。下から上に話す時は、右の方が高く取ることはあります。けれどそれ以外は、基本左の方が高く、右の方が低い感覚です。

 たぶんうろ覚えですが、これに近かったと思います。

 このことより、「ナイスー」の発音で、口の後ろで声を作りながら、口の前の方でも発声するやり方の方が有益でしたね。極論どっちか迷った時は両方使えば良いみたいです。何だか助かりました。ありがとうございました。


 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?