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発声障害改善したよ 考察34【vol.124】

 今日は自分も上手く伝えられていなかった、話す姿勢について書きに来ました。気楽に聞いて下さい。

 まず僕は耳の後ろにある筋肉の、後頭下筋を上手く使えてなかったみたいです。自分の癖は結構決まってしまっているから、口を開ける時に左にスライドしてから開けてしまっていたようです。

 普通の話し方もできないのに、普段使ってない方向を開けるのはさらに難しかったです。これは右の手首を外にねじる。または指先で外に向けて払う。この動作で自分の癖とは別に使えたみたいです。確かに普段しない動作です。

 おそらく僕のケースの方がレアだったんだと思いました。右の後頭下筋を外側に向けて声を出せば良かったみたいです。ここを使えてなかったから、右の肩も良い場所を取れてなかったようです。

 これが特別な話し方なわけではなく、話せる人は普段からここを使っているような気がしました。これはまた姿勢とは別だと思いますので、別個に練習してみて下さい。

 では僕が思い出した話す姿勢について続けます。僕は力を抜いて、お腹から声を出す。これはやっぱり応援団みたいに少し後ろに傾けた方が1番楽だとは思います。だけど普段の声を出すには違います。ということで僕も一生懸命姿勢を戻しました。

 1日普通に話す時間は15時間ぐらいあるわけで、ちゃんと使えていたら、腰や背中が硬くなったりしないと思います。なので例え話せなくても、元の姿勢の方が軽いのではないかという説に落ち着きました。考察は難しいとは思いますけどね。

 では話せる人の姿勢とは、前回伝えたフラットか、少しだけ前傾の姿勢です。電話の時に少し寄りかかる姿勢もあるかもしれませんが、それはこれらをできてからの方が良いと思います。

 ボトックス注射を打っていたら、もう元の姿勢を知っているかもしれませんが、とりあえず僕が考える物を書きます。そんなページがあっても良いのではないかと思います。

 まず同じ母音でも2種類の音がありますね。「大きな」と「おおきに」。僕はわかっているようで、わかっていませんでした。「ナイス~」という言葉でも、日頃からいつも使っているとは思ってませんでした。

 この違いはわかりやすく言うと、ビブラートの時の音の違いです。

 「おぅ~ おぅ~ おおきな」

 片方はお腹からの声。もう一つは下唇を上げ、舌を上げる動きです。よく動画でも、普段の話す感じと同じように、ビブラートは感覚が掴めるみたいに説明している人もいると思います。

 まずは話す時にこの2つとも使っているかということです。たぶん舌を上げる方は、少し前傾で腹筋の時のように背中を使っていないと硬い気がします。

 ではお腹からの声について書きます。今日はこれだけなので少し長く書きます。

 これはあくびに近い気がします。前に正三角形と書いた物で、鼻を頂点にし、左右のあごに力が加わると書きました。「カ行やサ行」も外に力を加えることで言いやすいこともあるかと思います。

 これに僕の思い出した感覚を加えます。それは頂点はスポットの前辺りで、上唇が上がり上の歯が見えるような動きです。どうしてこうなるかはわかりませんが、話していた方ならわかる感覚だと思います。

 そして下あごが広がる感覚は持ってませんでした。ここは動きとしても難しくはないので、姿勢的にも無意識が良さそうです。代わりにあったかもしれないのは、耳の後ろの後頭下筋が横に広がる動きです。口が横に広がるのであれば、ここを使えば姿勢を崩すことなくできそうです。

 つまりお腹から声を出す感じは、上の前歯の裏辺りに感覚を置く。そして下あごを横に広げるイメージだと、お腹辺りに重心が行って良くなさそうなので、後頭下筋ぐらいを横に広げるイメージで、姿勢を保つ。つまり正三角形の左右の角はここに置くということです。

 ここは正直僕も覚えてないです。けれど何だか間違ってもいない気がします。なのでとりあえずやってみて、自分の感覚を思い出して頂きたいと思います。

 ちなみに前傾だと、下唇と舌が上の時より、上の唇が前の時の方が姿勢は前に行くと思います。つまり舌が上の時より、お腹からの声の方がちょっとだけ前傾になります。

 なので「おおきな」という言葉を言う時でも、下唇を上げる。上唇を上げて、「お」の音を変える。この動きをしていたのではないかと思います。そして僕の予想では、後ろではなく前に体重をかける時も多かったと思います。理由は舌をしっかりと上に上げると、その方が良いやすいからです。

 では次に舌がしっかりと上の姿勢について書きます。腹筋のように肩甲骨を上に上げたら、肩や肩甲骨も上がるとは思います。これも無意識レベルでできることは大事です。僕はこの筋肉の連動性を知りたくて、NOTEなどで調べようと思いましたが止めました。たぶん下唇が上に来れば、舌も上に来ると思ったからです。

 他の動きとしては、トッポのように脇を閉めれば、肩は上がる気がします。だから細かく言うと、下あごを横に開けると、脇が開いてしまう気がするので、この動きは長い目で見ると合ってないような気がします。

 だから舌を上に上げるのは、前傾の姿勢を取っても、無意識に腹筋のように肩甲骨が上がるのが良いと思います。そしてちゃんとできていれば下唇にも力が入った姿勢になるはずです。この辺は僕もあまり意識してませんでした。姿勢だけでしたら、調べたらきっと良いのが出てくると思います。

 何となく僕が思い出した物を書きました。声が出なかったら、お腹からの声になりがちですが、これだけだと姿勢が崩れやすいと思いました。そして舌がちゃんと上の姿勢だと、背中や腰が硬い感じになってしまいます。

 ここをしっかりと頑張っても、声のねじれは右外に向かって声を出す筋肉を使っていないからとなると、大変なことになってしまいます。

 普段みんなが使っている声の出し方であるなら、基本的には使っても大丈夫だと思います。使っていくうちに良くなる所も、部分的にはあったりするかもしれません。

 というわけでまとめです。

 普段ビブラートみたいな音の変化もさせていたと思うので、それをやってみる。そして僕のと近いかは自分の感覚で確かめて下さい。姿勢はすぐには戻らないし、使えてなかった所は硬いと思います。ですがお腹から声を出すのに良い姿勢はどんな形だったのか探してみて下さい。僕も一生懸命探してみます。

 ちなみに僕のとは症状が違うと思いますので、自分の感覚を戻しながら、新しい物も試してみて下さい。

 最近口を横に開く動作を練習し過ぎました。たぶん予想では横から閉じる動きも正しかったはずなんですよね。症状が変わるのであれば、あまり偏らず、どんな動きでも両方を使っていって下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。 

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