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発声障害改善したよ コラムを書きます22【vol.152】

 本日もよろしくお願いします。

 最初に①②を伝えます。

 ①は前回にもお伝えしている通り、舌の高さなどを意識して口の中で音を作る声の出し方です。

 ②はマスクをしている時のように、マスクより外側。つまり最初に音をイメージして、それを口の外に音を出すやり方です。

 
 まず①でも鼻をイメージするか、喉をイメージするかで別れると思います。けれど発声障害に姿勢が関わっていると思うのであれば、鼻をイメージして、背筋を伸ばして行った方が良いでしょう。

 僕は今は鼻の少し上にグッと力を入れる所まで戻ってきました。声が良くなるかは正直わかりませんが、この話し方まで戻すことは可能なのかもしれません。

 これができるようになって、実は①の方が話す時の25%~33%ぐらいであって、普段話す時は②の話し方の方が普通なのではないかと思うようになりました。

 どこかの記事に、マスクしている時は話す練習になるというのを見たことがあります。僕はその時はそんなことないと思ってしまいました。発声障害の人がスマホのスピーカーに声を出す方が、難しい傾向があるのを知っていたからです。

 約45日前はマスクをして話すのはやっぱり難しいと伝えてます。ただ今は②の練習をしていった方が良い時期になったのではないかと思います。

 最近はおでこを前にして、音読する方が難しい気がします。これは口を真っ直ぐ開けて、姿勢を良くするまでは適してます。②をするのはこれぐらいまでできてからで良いのかもしれません。同時並行で、結局は両方の動きができた方が良いです。

 マスクをして話すのは、おでこを前にして話すのと逆側な動きもします。だから最初のうちは難しい気もします。

 話せる人からすると、日本語の呼気は少ないと言われているので、①と②はほぼ一緒です。ただ僕は呼気を外側に向けて出す方が難しいです。ただ①ができたら、②ももちろん練習していくことになります。

 (後で気づいたのですが、おでこを前にする時は、家だったらそのまま唇を前にして話します。けれど外であったりそれ以上の声量の時は、頬を上げる話し方、つまり下唇を後ろに引くような話し方な気がしました。

 その境目の基準がどこなのかは曖昧ですが、たぶん買い物でレジの時の声に近い気がします。周りの人の、声質と口の開け方を見てみて下さい。たぶんちょうど境目なので、角度などで人によって変えているはずです。そしてもちろんなんですが、両方で話せた方が良いです。)
【頬を上げると言っても①の話し方で、たぶん開け方を変えただけです】

 
 少し話を変えまして、僕は45日ぐらい前からジムに行ってません。理由は筋肉を使うということは、重力側に力を使うと思ったからです。これは基本的にはなんで、例外はいくらでもあるかもしれません。

 そしてやったことは、オンライン英会話の量を増やしたことですね。意外と1ヶ月は長く感じます。何となく①の話し方で、話していった方が筋肉は戻るかもしれないと思ったからです。

 1個仮説が自分にありまして、声を戻している人は、良い姿勢まで戻っているという説です。それがしゃべれるようになったから戻ったのか、姿勢が戻ったから、しゃべれるようになったのかはわかりません。
 
 話せる人の意識に「そんなに力を入れなくても、声は出る」というのがあります。どうしてこれがあるかというと、重力側に使う筋肉の動きがあります。それに対して、鼻側に使う上の力で相殺しているからです。

 つまり筋肉は使っているのに、頭の意識ではあまり筋肉を使っていないということになります。だから声を出すには筋肉を使っているのに、それを感じないということです。(ただの腹筋の動きかもしれません。)

 これは合っているとは自分でも思いませんが、喉の筋肉だけを意識しても、あまり良い方向には行かない気がします。話している時は鼻の上にグッと力を入れる感覚の時があったと思います。つまり①という話し方をやって、②に繋がるような気がします。

 声を出すには、話す筋肉の使い方ではなくて、運動でもなくて、①を使うという姿勢が大事だったかなと思っただけなので、あまり気にしないで下さい。

 では発声障害は、姿勢も関係あるかもしれません。僕はオンライン英会話で、良く腰に両手を当てるやり方をしていました。これは意外と良いやり方だったのかもしれません。

 背骨から、左の腰の筋肉を鼻側、つまり体の中央に向けます。右の腰の筋肉も同様です。つまりお腹周りの左右の筋肉を、斜め上に向かって使うやり方になりました。こうすると、左右にある程度均等の力が加わります。

 そして鼻の少し上に力が加わる話し方をしてわかったのですが、左右の頬の筋肉もそこに向かって均等に力が加わります。「4:6」「6:4」は許容範囲ですが、7割を超えると声が出づらいかもしれません。

 まずあごの回転が真っ直ぐであることが前提です。その上で、鼻の上を支点にして、扇状に広がっていく動きです。そこまで意識しないようにしていたのですが、声が戻って姿勢が戻るほど、この動きは重要な気がしてきます。

 腰の左右と頬の左右を、中心を意識しながら声を出します。鼻に意識すれば基本そうなります。ある程度声が戻ったら、この声を出す練習も僕は大事だと思います。

 これで左右の動きも戻り、上側もある程度使えるようになったとします。根本的な原因は1個1個違ったと思います。後は②の練習をするだけです。

 マスクをすると、意外と下あごが良く動きます。口の前側の筋肉を使います。1個デメリットがあるなら、あごの回転が戻るまでは、短時間が良いでしょう。

 口を尖らせるなんて比喩の言葉がありますが、後はしっかりと動かしていくだけです。

 1個実験があります。スマホを持ちます。この時目を閉じてマスクをしている姿勢があります。もう一つは、目を開けて喉辺りに感覚を持っていって下さい。

 2つ目が楽な姿勢だとすると、1つ目のしっかりとした姿勢を取ることも必要かもしれません。意外と街で買い物する時も、レジではこんな姿勢です。リュックを背負っていたら、家よりさらに厳しい姿勢かもしれません。

 この練習はプールでも、リップロールでも理解できればすぐできると思います。2つの姿勢を行き来する姿勢が硬いのか、口の前側が使えていないのかはわかりませんが、楽ではない姿勢も沢山練習してみて下さい。

 意外と②でやると、頬の筋肉の高さや、肩の高さまで姿勢に関わってくると思います。ちゃんと声が出るようになってからやった方が良いとは思いますが、慣れてくれば回復するまでそこまでかからない気もします。

 散歩している時もこれができているか意識するだけで、変わるかもしれません。運動している時は楽ではない姿勢だから声が出る気もするので、普段もどっちにいるのか意識しながら、話してみて下さい。

 最初に言ったように、声を出すだけなら、声をイメージして口の外に呼気を出す方が楽かもしれません。姿勢も戻って頬の筋肉も戻ったら、これでもできるかやってみて下さい。

 ここまでできたら後はバランスだけだと思うので、例えば頬の外側から内側に向かって声を出したり、大きく口を開けてみるなど、筋肉量も話していた時のように戻してしまえば良いと思います。

 僕もマスクはずっとは付けてない方が良い気もします。ただ均等に使えてないなどの癖は少し掴めるかもしれません。(筋肉を戻すことと、癖を治すのはたぶんまた別です。)

 1個思ったのですが、ねじれが減って来たら、笑っている方向に声を出すのが大事かもしれません。頬を斜め上に動かすやり方です。何だか聞いたことはないです。

 僕も話す時は意識的には使っていません。たぶん多くの人がそうだと思います。けれど無意識的にこっちに声を出している気がするんですよね。僕が声を出すのに書いてきたことの、ほとんどをカバーしている動きな気がします。(1つのやり方として、覚えておいて下さい。)

 とりあえず姿勢を戻し、筋肉を戻してみて下さい。笑っている話し方でなくても、バランス良く使えるようになれば、喉への負担は少なくなるかもしれません。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。

 

 
 

 

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