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発声障害改善したよ 考察40【vol.130】

 きまぐれでまたやって来ました。

 まず僕は鼻の上に硬い所があって、そこに当てて声が出せるようになりました。もうここまで来ると、正直書きたくても、もう伝えることはありません。日々快方に向かっている最中です。

 ここに当てて声を出すのは体感30%~80%ぐらいです。下あごで声を出そうとするから歪みが発声するわけで、ここに力を入れる。頬と肩甲骨と口の筋肉で声を出す。つまり下あごは補助的に使われるぐらいな感じです。

 右肩が前で、下あごも左に動かして話す方向に歪んでいたみたいなので、しばらくは下あごをあまり使わないで話そうと思います。良くなったら、また好きなように戻します。

 鼻の上の硬い所に体重を乗せて話すことの利点は、歪みがなくなることです。他にも肩甲骨が上がることですね。頬や舌の腹や肩甲骨など、良い状態になってくれます。

 一度にここから話せたわけではなかったです。それは前後と上下。そして横にも歪ませていたようです。この3つが良くなり、まずはスポットに向けて声を出す。それから少しずつ筋肉が良くなり、鼻からも声が戻ったみたいです。

 横は細かい所ですが、一応僕には重要なことでした。それはチェストプレスの時に、背中(肩甲骨)の動きで、一度下がってから、横に広がる。そして肩甲骨が上がってから、バーを上げる動きです。

 何だか横に広がる前に上げたり、声を出していたみたいです。ちなみにチェストプレスの正しい動きはたぶん、胸を張って肩甲骨を下げてから、上げる動きです。色々と重なって、気付けなかったみたいです。

 前回伝えた通り、①で肩を下げる時もあります。けれど声を出す動作は②③番の時もあります。ここでもう一度伝えたいと思います。普段は重い物を持つ動作で話すわけではありません。だけどこれは話すのに使う動作だと僕は思いますので、再確認します。

 まずスポットに力を入れて、掌でバーを上げる所まで行きます。(肩甲骨を上げて、軽いバーを持つ時です。) ここからさっき言った通り右肩ですね。左肩はほとんど動かさないし、意識しない気がします。慣れたら鼻の上にも力を入れて欲しいです。

 次は右の肩甲骨が下がり、横に開いて、また肩甲骨が上がります。もう一度鼻に力が入る気がします。その方がきっと肩も上がっている動きになります。

 ふと思ったんですが反動を付けているのかもしれませんね。僕が声を出す時に後ろに下げる時も、この動きが理解できていなかったから、上手く伝えられなかった気がします。

 僕は声を出す時もほとんど一緒だと思います。(歩いている時や、注文する時は、肩を後ろに引かないのでまた別だと思います。) 

 スポットに意識を置く。肩が下がる=母音で下がる。 口を横に開き、縦に開く。その時に肩甲骨と一緒に声を上げます。そこからスポットに向けて声を出す。バーが上がる動きになります。

 この肩の動きは意識はあるけど、ほとんど意識していないと思います。掌のバーにも意識はあるはずです。言いたかったのは、どうせ肩は上がってくるから、スポットや上あご側に話す時は意識があることです。

 ちょっと上手く伝えられませんでしたね。動きは自分で確かめてみて下さい。右肩の後ろを意識して、肩を上げながら、声を上げる。それからスポットに向けて声を出してみて下さい。

 声を出すには成功体験が大事なので、きっと同じ動きで声を出すこともあるはずです。一度覚えたら、きっと忘れないはずです。

 では次に行きます。もし吃音だったら、どのように僕が伝えるかについてです。

 僕が話せるようになって思ったことは、やはり鼻の上に力を入れることです。言葉が出る出ないに関わらず、ここに意識があった方が、筋肉的には良い気がします。ジョギングでも、ここに体重をかけ、肩甲骨を上げれば、違う姿勢になるはずです。

 つまり肩甲骨を上げるのは意識的にも疲れるからしません。みんな無意識です。けれど、鼻の所を使っているから、勝手に②③のように筋肉が上がった所で使えます。ちなみに普段話す時は、肩は意識しないので、真っ直ぐの姿勢です。(練習では上げたりします。)

 ちなみに鼻を意識するのは聞いたことがあるとは思います。けどそれと同時に話し方を変えるのは良くないからという理由で、専門家ほどちゃんと伝えてないおそれもあります。

 僕もこれで治るとは思いません。けど話し方の答えがない以上、色んな声を出せる状態の方が良いと思います。

 もう1つは「あぁりがと」 「おぉつかれ様」 と聞こえる音声変化です。

 この2つ目の音は「う」に近い音になります。リズミカルにすれば言えるのであれば、普段1人の時に沢山やって欲しいと思います。僕は吃音ではないのでわからないですが、たぶんその2つ目までがまず出ないかもしれません。

 僕はビブラートのように「舌の腹→スポットに向かう音」かと思っていました。けど話す時は、実際にほぼスポットの近くだから「う」に近くなるみたいですね。もしくはちょっと鼻声です。

 僕は前に言った通り、スポットの3cm手前で「あ」の音は作ります。そして、舌先をスポットに付けた「ぁ」に変えます。たぶん音は変えてます。そして次の音に繋げることが50%近くあると思います。

 「かきくけこ」も舌先を前歯の裏の根元に付けて話します。合っているかは自分でもわかりません。1語ずつスポットに舌を置くなら、音が出る。スポットの近くで「う」に近い音に変える。次の音にする。

 「にゃ~」という音も「にゃ」の「あ」と「あ~」の「あ」では2つ目は鼻にかけているかスポットに近い音だと思います。なので練習ではスポットに舌をつけたまま「あ」や「お」の音を繰り返し練習します。

 とは言っても、みんなたぶん一生懸命練習しているとは思います。例えば「た」の音も上に上げる時は、上あごではなくて、その3cm先の鼻腔から、スポットに声を出してみる。僕は1人の時の声の感じも、やっぱり大事なのではないかと思います。

 ちなみにスポットに向かって声を出すのは、音声を変えるだけなので、別にできていればここに向かって話す必要はないと思います。

 では以上になります。姿勢が崩れた自分からすると、鼻やスポットに感覚を持っていって話した方が話しやすいし、話していた時にはそれができていたことを伝えたかっただけです。

 鼻声で低い声を出してみるなど、簡単な所からやってみて下さい。僕は横の歪みが良くなって、縦の動きも良くなる。今まで座っている時は力を抜き過ぎていたのが、あごを引いて、舌の腹にかかる力も戻ります。舌の腹が上で、スポットが下かもしれません。それぐらい普段の姿勢でも変わると思います。

 一度には治らず、ちょっとずつ前に進んでいくことは一緒なのかもしれません。そうなると1個ずつ体験していくことが大事になってきます。頑張って下さい。

 僕は上あごを平面と言ってしまいましたが、今は「Rabbit」の最初のRAが上手くできず、高い所を取ってしまっていた時のことを思い出しました。「かきくけこ」もできたら上の方が良いかもしれません。(1人の時は、舌の腹まで逆V字で話す回数を増やしましょう。)

 たぶんこれはジムに2週間通って戻った柔軟性だと思います。吃音とは直接関係ありません。けれど僕の体験では、声を出すのに、頬と舌の腹と肩甲骨は上の方が言いやすいです。もしかしたら最初の一言目の言いやすさに関係しているかもしれないので、それは自分で体験してみて下さい。

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。 

 


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