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発声障害改善したよ コラムを書きます45【vol.175】

 よろしくお願いします。

 この前左足が肉離れになりました。(ふくらはぎです) 今は10日ほど経ち、ほぼ歩けるようになってます。

 治る病気だったら、Noteは便利ですね。2週間ほどで治る。かかとに体重をかけると痛いので、つま先立ちでは歩ける。そんな症状です。


 肝心の声との因果関係はわかりません。それがあったから、格段に症状が変わったとか良くなったとか言うことは、たぶんないです。ちなみに痛める2週間前にも足が痛かった時がありました。けどその時はそのまま続けたので、その時に痛めていた可能性はあると思います。(両方とも運動している時です)

 発声障害にも難発はあります。今なら大抵はそのまま声は出ます。けれど僕は左の肩に体重をかけるような癖があったようです。声が出るかねじれるかわからないので、押し出すような筋肉の動きです。

 実際にこれをやると、左の足に重心がかかるので、痛いと飛び上がるような動きになりました。良く言うと舌の先で舌の腹らへんを触るような動きです。

 言いたかったのは、声が止まりかけても、同じ動作である必要はないということです。無意識的な反応でないと難しいかもしれません。力を入れても入れなくても、声は出る時は出るし、出ない時は出ないと思います。

 僕が肉離れの時にやっていた姿勢は、右足はかかと。左足はつま先立ちみたいな姿勢です。イメージは左足のかかとに、テニスボールをテーピングで巻かれているような感じです。こうすると、右側は勝手にメインで使われます。

 これでも正しい姿勢だったみたいなので、週に2回ぐらい、何時間か決めてやるのも、良いと思います。

 
 僕の歌い方に、イントロの所ぐらいから、下唇を右から左に動かすような癖があったようです。歌の時はある意味自由で良いと思います。ただ話す時にこれを使うのは、たぶん良くないです。

 これが良くなるのはさっき言った姿勢です。もしくは

①口を大きく横に開ける話し方。

②スポットの所を使った話し方です。

 ではそれについて話します。

①はリップロールより少し下側で、口を横に開ければ、一番大きく開きそうです。全ての音を「イ行」で話してみても良いと思います。口を横に大きく開ければ、下唇が内側に動く動きよりも、強く筋肉を動かせます。

②はスポットの前に筋肉があります。鼻の下、上唇の上の筋肉です。ここを使ってしっかりと押さえ、左右の腰の所でしっかりと姿勢を支え、声を出すことができれば、下唇が真ん中より外に向かう力はほぼないでしょう。

 簡単に言っても、スポットで声を出せれば、下唇は他に動く動きにはほぼならないです。

 
 では説明します。

 ②の動きでは、まず前回の肩甲骨が上がる、上唇が上がる、頬の筋肉が上がる動きが重要です。それができれば、スポットの所で押さなくても、スポットの前の筋肉を、軟らかく押すように使えれば良かったみたいです。上唇も前に押すようにして、軟らかく使ってみましょう。

 ここは声が出るまで、ひたすら柔らかく使ってみて下さい。僕は左の前で押さえることと、右の腰の所を使うのが弱かったみたいです。そして、声を出すのは左右均等の動きに近づくと思います。

 この時点で、筋肉の量が戻れば、ねじれる感じではないですね。良く自分自身を観察してみて下さい。

 僕は前回の動きができて、今は声を出すことは、ほぼ肩を揺らすような動作と同時にできています。声が出なかったら、意外と難しいはずです。

 電車の棚にカバンを押し込む時。赤と白の旗を交互に上げたり下げたりする時。やらないですが、スクワットのようなバーピージャンプをする時。

 声を出しながら、肩を揺らし、頬の筋肉も上げる。これは同時にできた方が良いです。

 
 軽くまとめながら次に進みたいと思います。

 ①と②を使えていれば、普段からねじれる動きではないと思います。そして肩や頬を使う。そしてスポットの所も、無理に押さなくても、その前の筋肉を軟らかく使えれば、周りとの連携も良くなっていきます。

 ここでまた謝罪したいのですが、口を横に開ける時に、結構下側を使えば良かったみたいです。かかと重心で、例えば壁を背にしている時など、口を一番横に開ける時では、だいぶ下側を使います。

 そしてもし筋肉が戻っていたら、スポットの位置も少し下げた所からの方が良いかもしれません。

 自分は当時下側を使って治る気がしませんでした。ただ使えるようになったらそこでも良い気はします。

 
 これはかかと重心で、口を横に開きます。その時にスポットを使って話す時もあります。その時に下から合わせて行った方が楽かもしれないということです。

 逆にスポットを使って話します。この時に口を最大限に横に開いて、話す時もあります。僕は①と②は違う動作に最初思えました。けれどこれは同じ動きで同時に使うことができます。

 将来的には上側で勝手に使えるようになると思います。ただ慣れるまでは、口を一番横に開いている所に合わせるのも良いでしょう。

 バランス的に横への歪みがないからですね。ただ下側を使っていた時は、軽い声が出しづらかったので、最終的には上側を使えるのは大事だと思います。

 
 ちょっとわかりづらい気もするので、同じことを簡潔に伝えたいです。

 まず頬やスポット周りを使えるのは、どの道必要です。それができたら、①で口を横に大きく開けます。それが歪みも少ないし、話す筋肉で大事だからです。

 その時にかかと重心側に合わせます。そうなると、低く使います。話す時にスポットを上げれば良いから、話してない時はスポットを低くても良い位です。

 横を広く使う筋肉と、真っ直ぐ使える筋肉が整えば、楽になる所もあると思います。後は、上側を使いながら、中心を整えていくだけです。

 普段話すのも、①と②をメインに使う。そして下唇が閉じる時もどっちかで閉じる。これは自然になって行きますし、たぶん下側に向かって閉じた方が、最初は楽だと思います。動きの中で、喉に負担がかかる動きにはたぶんなっていないと僕は思います。

 
 以上になります。

 今回のはもし下唇を閉じている時に、歪みがあるとしたらなので、練習ぐらいに考えて下さい。声を出すだけなら、上でも下でも出ます。そしてたぶん上側の方が軽く声を出せます。

 僕の右肩を上に横に使えなかった感覚も、下唇を②のスポットまで使って、最後上側に閉じるというのができていないからかもしれません。動きとしてはそうなるのですが、別に無理しなくても良くなっていけば、自然にこの動きも良くなる気がします。

 声を出すのは、できる限り左右対称にできた方が良いので、右足のかかとに体重をかけても出るか試してみて下さい。意外と僕は同じ体勢を取ってしまうことが多かったみたいです。

 僕は話す時にスポットの所を結構使っていたみたいです。けれどそこに力は要らないです。スポットの前の筋肉を軟らかく伸ばすように使う。舌の腹があった所を舌の先で触るようにすると、舌が呼気で振動して確かめることができます。

 下側でも声を出せるようになったら、もう一度この状態を練習した方が良いかもしれません。舌がスポットより、吸盤化で上にある状態が大事です。たまに僕は喉を気にして外れてしまうようです。今なら話しながらでも、気に掛けることができます。 (舌の腹で支え、その近くで話すやり方です)

 ①と②ができたら、これぐらい軽い感じで良い気もします。話す前にできてなくても、話しながら舌が上にあるのを確かめられたら、今ならきっと姿勢は良くなります。 

 本日も読んで頂きまして、ありがとうございました。



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