Devconnect へ行こう🇹🇷

2023年10月23日 16:46

3ヶ月以上経ってしまいましたが、CL決勝を観にイスタンブール（トルコ）へ行ってきました。急遽足を運んだ甲斐もあり、マンチェスターシティ悲願のCL初優勝を現地で迎えることができました。

トルコには初めて行ったのですが、空港から早速いくつか困ることに遭遇した印象が強く残っています。11月にDevconnectがトルコで開催されるので、参加される方々向けに情報共有ができればと思い雑にですがnoteにまとめることにしました（Devconnectの紹介というよりイスタンブールの紹介がメインです）。

Devconnect とは

（ご存知の方はスキップしてください）Devconnectは、Ethereum Foundationが唯一主催する2つのイベントのうちの1つです（もう1つはDevcon）。

2023年はDevconがないので、Ethereumエコシステムにおいて今年はDevconnectが最も盛り上がるとされています。DevconnectはDevconと違い特定のカンファレンスを指すのではなく、コミュニティが主導して特定の期間に多くのイベントを行う、いわゆるBlockchain Weekのようなものです。

今年は11月13日~19日にイスタンブールで開催されます。詳しくは公式サイトをご覧ください。

イスタンブールでの行動を時系列で

ここからは箇条書きベースで、イスタンブールに行く際に覚えておいた方が良さそうなことを時系列に記載していきます。チェックリスト的に使ってもらえたら幸いです。DevconnectのウェブサイトにもCity Guideを載せてくれているので併せてご覧ください。

滞在期間中は終始ネット環境の確保に最も苦戦しました。カンファレンスはもちろん、ハッカソンに参加する予定の方は作業環境の確保に十分配慮した方が良さそうです。

なお、2023年6月末時点の情報を記載しているので、アップデートされている可能性がある点にご留意ください。また主観が大いに含まれている点もご認識ください。

空港

日本のパスポートであればビザは不要でした
空港のWi-Fi（まずここで苦戦すると思います）
- 使用するには以下の2つの方法があります
  - SMS認証：つまり現地のSIMをセットするまでWi-Fiが使えません
  - 固有のパスワード：税関通過後に、空港内にある専用のキオスク端末を見つける必要があります。端末にパスポートをスキャンすると、固有のパスワードが発行されます。このパスワードは1時間まで無料で、以降は課金する必要があります。キオスク端末はたぶん自力では見つけられないのでinformationで聞いた方がいいです
SIMカード
- 通信キャリアは基本的に3つ、税関通過後に出口を出て左手にあります。店舗は全て隣同士なので迷わないと思います
- 僕が行った時は全ての通信キャリアのサーバがダウンしているという日本だと絶対にあり得ない状況が発生していました。別の時間に到着した友人のタイミングでもダウンしていたみたいなので珍しいことではないのかも…？SIMを購入するための決済端末がネットに繋がらないので、当然ですがSIMを買うこともできませんでした
換金
- 1週間ほど滞在していましたが、現金がなくて途方に暮れるといったことはありませんでした。ただローカルの屋台はもちろん、意外とスーパーマーケットではカードが使えないところが多かったです
- 米ドル, 日本円, ユーロあたりはさすがに対応してると思いますが、それ以外の通貨はとんでもなくレートが悪かったです
お土産（帰り）
- 荷物検査後のスペースにお店がたくさんあるので、預け入れ荷物にお土産を入れたい場合は空港に行く前に買っておく必要があります

市内

空港から市内まで
- 市内まではタクシーで45分~1時間ほど、時間帯によっては1.5時間以上かかることもあります
- 配車アプリはGrab
とにかくタバコを吸う人が多いです
- 店内でも当然のように吸うし歩きタバコも当たり前でした
滞在場所
- タクシム広場という場所がアクセス良くて人気です。ホテルやご飯屋さんもたくさんありました。僕はこの周辺でホテル予約しました
- EFが用意してくれるコワーキングスペースもタクシム広場駅から徒歩15~20分ぐらいの場所にあります
- イスタンブールには果てしない一方通行がたまにあるので、Grabや流しのタクシーが捕まりにくく、乗れたとしても予想外の時間がかかる点に要注意です
- イスタンブールは広いので、滞在場所はDevconnectのイベント会場周辺にした方が良さそうです
ご飯
- 世界三大料理と言われているだけあってとても美味しかったですが、本場のトルコ料理なので独特の味付けのものもありました
- たぶんそんな高くないと思います（日本と一緒ぐらい？）

移動手段

電車
- CL観戦者は電車に無料で乗れたので普段のことはわかりませんでしたが、切符を買わずともクレジットカードが使えそうです
バス
- バスはクレカが使えました
- バス停で立ってるだけだと停まってくれないので手を振ってアピールする必要があります
タクシー
- Uberでタクシーも呼べます
- 街中に流しのタクシーがめちゃめちゃいるので拾うこともできそうですが、運転手は英語があまり話せなかったので目的地を伝えるのに苦労しそうです

仕事環境

とにかく街中でネット環境を確保するのにとても苦戦しました。

屋台とかでない限りどのお店にもWi-Fiがありますが、使用するには基本的にSMS認証（現地の電話番号）が必要です。少なくとも僕が行ったカフェやレストラン（10店以上、スタバ含む！）では全て必要でした
つまり、海外の通信キャリアのローミングオプションで通信できるようにしている場合は、SMS認証ができないのでお店のWi-Fiを使用できない点に注意です
去年のDevcon Bogotaの時はSIMカードを用意してくれていましたが、今年はどうなんだろう…

観光

イスタンブールは、大きくヨーロッパエリアとアジアエリアに分かれていて、街の景色がガラッと変わります
至る所にモスクがあってトルコらしさを感じることができました
夕方は帰宅ラッシュからか街中の渋滞が大変なことになっていたので注意です（CLの前後だったからかも？）
カッパドキア行きたいですねー。高所恐怖症なので気球は下から眺める派です

Telegramでグループを作成しました

以上でざっくりイスタンブールのことがイメージできていたら幸いです。Devconnectはとにかくサイドイベントが中心（メインがないのでサイドと言うのが正しいかわかりませんが…）なので、いかに良質なイベントを見つけられるかが重要かなと思っています。

Devconnectのウェブサイトにイベント一覧ページがありますが、参加者同士でも情報共有ができると有意義かなと考えまして、Telegramで「Devconnect from Japan」グループを作成しました。

このnoteで良さそうなイベントも紹介したりしようかと思っていたのですが、グループでインタラクティブにみんなで情報共有していければと思っています。現時点で18名参加しているので、私もDevconnect 行くよーという方いたら気軽にTwitterなどでメッセージください😌

あと、参加する方の中で一緒にサイドイベントをやれそうな方がいたらぜひご連絡いただきたいです。あまり日にちはないですが、トークイベントでもハッカーハウスでも、アイデア出しから一緒にやっていければと思っています！

We Are Hiring

旧知の方々には、最近何してるの？とちょこちょこ連絡もらえて嬉しい限りですが、去年末に共同創業した新しいスタートアップで、Ethereum Foundation に支援してもらいながら Layer 2 間のインターオペラビリティプロトコルを開発しています。

既に 10 以上の Layer 2 ネットワークに対応できており、テストネットを含めるとこれまでに 180k~ 件、10,000~ ETH のトランザクションを処理する規模になってきました。

ユーザーも世界中からアクセスしてくれていて、直近のデータだと、アメリカ > ドイツ > イギリス > インド > オランダ > ブラジル > 中国になっています。

現在このチームで積極的に採用を進めてまして、特にサーバサイドエンジニアとグロースハッカーを募集しています。気軽に Twitter でご連絡ください。

サーバサイドエンジニア

業務内容
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働き方：全国・全世界でフルリモート可
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スタック：TypeScript, Node.js, GCP
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グロースハッカー

業務内容
- 親和性の高い L2 関連プロジェクトとの共同マーケティングの企画・運営
- コミュニティエンゲージメントを高めるための施策立案・実行
- プロジェクトに必要な情報の収集および社内への共有
働き方：全国・全世界でフルリモート可
稼働量：ハーフコミット or フルコミット（インターン可）
ビジネス中級以上の英語力

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