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石狩の鮭の魅力を伝えたい

催事が盛りあがるお店にしたい

 石狩というと鮭という方も多いと思います。最近の気候変動による漁獲量の激減、赤潮などにより、鮭の値段は高騰して今や高級魚になりました。私が勤めるショッピングセンターでは最近、石狩市役所や観光協会とコラボする形で石狩のフェアを毎年1回開催しています。2021年の秋は、念願の鮭が登場し、売場は大いに盛り上がりました!
 催事の計画は数か月前から打ち合わせや準備が始まり、資材の調達、業者の手配、売場のレイアウトなど、やるべきことが沢山あります。かかわる人も多いため、問題も起こりやすい状況となります。今回は、自分の職場で気づいたいくつかの問題をどうやったら解決できるか、考えてみました。

自分が気づいた課題

 非線形のアイデアを講習で学び、とにかくいろいろと考え続けてきました。問題というより、もっと楽に、もっと楽しく、もっとやるべき仕事に集中するために、できることを考えてみました。3つの点についてあげてみようと思います。

自分なりに解釈した非線形のアイデア(ほんとは少し違うかも)

①催事イベントスペースの計画と情報共有

・業務課題
 店の一番目立つ1等地に催事スペースがあります。そこでは入れ替わり様々な催事・イベントが開催される。たとえばお中元やお歳暮ギフトのコーナー、中古CD・DVDの販売会、陶器市、などなどそれぞれの催事を立案し、計画して準備をしていきます。その際、いつだれがどの準備をするのかが明確になっていないことがあり、段取りが悪くなり遅延が生じたり、必要なものがそろわなかったりすることさえあるのです。情報の共有と自分がどのようにかかわるべきなのかが明確になることが求められることになります。

・改善案とデジタルでできそうな解決案
 まずは情報の共有が求められるので、すぐに参照できるスマートフォンやメールでの連絡は有効だと思われます。しかし、進捗状況などリアルタイムで情報を伝えなければならないこと、そして全体の進捗だけでなく、自分が何をするかの情報も必要になります。会社のスマートフォンはすべての従業員が持っているわけではありませんが、主な役割をするメンバーは持っていますので、そのスマートフォンにリアルタイムの情報が行くといいと考えます。スプレッドシートの情報をLINEと連携し、毎日配信することに加えて、そこに誰がいつするのかなどの情報も含めたいと思いました。 

②業務監査支援システム

・業務課題
 先の記事でも書きましたが、業務監査はある意味一大イベントです。監査項目は幾十にも及び、それぞれチェックする人も内容も実施場所も異なります。総括的一つの文章に項目はまとめられているものの、だれがいつ、どこでどのように実施するのか、入り乱れているため重複や抜けが発生することもあります。
 

まずは整理することが必要かもしれない…。

・改善案とデジタルでできそうな解決案
 先ずは上記の図のような項目の整理が必要となります。監査項目を主体に考えるのか、それぞれ従業員ごとのまとまりにするのか、調べ考えることがから始めます。整理できたらそれをスプレッドシートなどに落とし込み、だれもが自分の関係する項目とチェックの仕方を検索できるようにしたいと思います。Glideなどで作成したツールも活用できるかもしれません。店内のいろいろな場所にある監査箇所にQRコードを付けてその場所のチェック項目がスマホに反映させることができたら面白いかも、と考えています。

③店外清掃箇所管理

・業務課題
 北海道の冬の雪は多いです。2022年は特に多く、半ベソかきながら雪かきをしたことを思い出します。その雪が一気に融けてそこにはごみが大量に残されています。春の時期は特に、従業員が進んでゴミ袋とトングを持って、清掃を行う。一度清掃しても風が吹くとまたゴミがたまります。店の周りは、大変広く、地図を書いてエリアを区切り、従業員Aさんは、この箇所を、従業員Bさんはここを清掃してください、と割り当てられます。無駄なく清掃を行えることは良いのですが、エリアによっても偏りがあるうえに、ごみの量も違います。一律で順番に割り当てるよりも、重点的に清掃するべきところは日によっても変化するので、必要なエリアを重点的に清掃したほうが効率が良いと思われます。

・改善案とデジタルでできそうな解決案
 エリアを見直すことも大切ですが、雨の日や風が強い日に清掃するより、天気の良い日に重点的に清掃できたらよいと思います。また人が必要な箇所もその日によって違うので、それを明確にできて案内できるデジタルツールがあれば便利だと思いました。例えば、清掃する人がその場所の写真を撮影し、それをみんなに発信するシステムはどうでしょう。そうすれば撮影しながら楽しんで清掃することができるかもしれません。さらにエリアを清掃したらチェックマークをいれて消込ができるツールはどうでしょう。今はドローンもそんなに高価なものではないので、それを活用し撮影し、清掃すべき場所を画像をみてから実際に取り掛かると効率もよいのではないか、と思いました。面白いことができそう。非線形のアイデアっぽい発想になってきました。


ドローンいつか操作してみたい

まとめ

 職場の問題は困った困った、だけでは解決しません。実際に何が問題なのか、今ある技術やツールで解決できないか、考え続けること。それが大事。
 今後上記の問題の解決に向けてできることを考え、学んでいく所存です。
 石狩の魅力を伝えられるお店にするために、いろいろなことを勉強していきます!

#protoout #業務監査 #業務改善 #Glide


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