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「未来の地図帳」の感想文

最近、この本を読んで、衝撃を受けた

書いてあるのはだいたいこの4つ
・人口が減少する
・若い人が減る
・高齢者もゆくゆくは減る
・減り方には地域差がある

減ることが前提になる

上の本のデータの出典元「日本の地域別将来推計人口」をみると、2045年には20%近く減るそう。

「パイの取り合い」というと飽和状態(増えないこと)を前提とした考えだが、それよりも難しい状況。取り合うパイがどんどん少なくなっている。

ただ人口が減るだけではない

20%減るだけでなく、その内訳も大きく変わる。人口ピラミッドを比較すると、中身の違いは明らか。

30年も経つと、30年分、歳をとるので当たり前ではあるのですが、2015年に40〜44歳だった人たちは、70〜74歳になっている。

地域ごとに進み方が違う

まず、東京都の人口ピラミッド。20代から50代は減っていくけれど、60代以上が増えていくので、全体としてはやや減る程度。

次に鳥取県の人口ピラミッド。2015年の時点で、すでに人口のボリュームゾーンが60代になっている。2045年でもそれは大きく変わらず、全体的に減っている。

このレギュレーションの中で、どうしていくのが良いのか

「未来の地図帳」の内容を信じるなら、今から大きく日本の人口を増やすことはできない。そういうレギュレーションの中で、どうしていくのが良いんだろうかというのを考えたい。

(参考)自分の故郷の20年

自分の故郷の1990年と2010年の人口ピラミッドの比較はこんな感じ。
2010年の構成比だけでいうと、日本の2025年ごろだろうか。

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