因みに私の青春シンガーは椎名林檎です

2週に渡るゴッドタンマジ歌ルーキー選手権。素晴らしかった。それぞれの芸人人生。人を笑わせる事を生業に決めた彼らのこれまでの険しく愛おしい日々。痺れました。

このゴッドタンマジ歌ルーキー、1週目に出演していたほしのディスコ。最近バズってるYouTubeでの美声と現在の相方への思いを綴った歌を引っ提げ参戦し、しっかり結果を残していた。

私も数ヶ月前に彼のYouTubeの歌って見た動画をみて、普段のコントとのギャップも相まり、すっかり彼の歌唱力に魅了された一人である。

ほしのディスコの歌がもっと聞いて見たくて色々掘っている中、本人の過去ツイキャスに過去の彼の歌が色々あると知って、気楽に見に行った所2011年のまだ吉本の若手芸人だったコンビ時代から始まって2017年まで200本以上あり、こりゃ追うのシンドイなと思いつつ、興味がまさり過去から聞いてみることに。
まだまだ全ては見切れないが、初期の配信を見て思うことがあったので書いて見た。

当時のコンビの立ち位置は結成3年

豊作のNSC15期と言われる1組でありながらトップ街道を邁進する同期ニューヨーク達を遠くに見上げ、事務所ライブのピラミッド下層からなかなか抜け出れない苦しい時期だった

配信の基本構成はカラオケボックスで30分中トークの勉強を兼ねコンビで20分トーク。最後の10分で"100点取れるまで終われません"という歌コーナーとして、ほしのが今と変わらぬ美声でその時のトークや気持ちに合わせたカラオケを歌い採点画面を見せて終わるという流れで毎週月曜日の夜に配信されていたようだ

印象深かったのは
あまり伸びない視聴者数に嫌気がさしたのか、相方がバイトを理由に配信に隔週でしか参加したくないと主張。
ほしの一人だけで行う事が出てきた頃のある回

たまたま出演する事になった後輩達もいるライブに1番上の先輩として出演するも、自信作のネタでズル滑り。その後のコーナーも結果が出ず、今まで一度も吸ってなかったタバコにまで手を出すほど心砕かれたいうトークの後、心の叫びと共に歌われた

清水場俊介の"なにもできない"

正直知らない曲だったがこんなにも唄うが魂と感じる事は無かったかもしれない。

その数週後、
再びほしの一人回。
"お悩み相談室"と称したその回は、同姓同名の子供からのお悩み相談ハガキから自分の悩みにスライドして行くという構成だったが

トーク力を高めようとコンビで始めたはずのツイキャスを蔑ろにしてバイトに明けくれ、ネタ作りで集まった時も横で居眠りをする相方への憤り、自分とのお笑いへの熱量の差に折り合いがつけれず葛藤を抑えきれない様を
コメントをくれる少数精鋭のファンや同期仲間に励まされながら

"解散はしませんよ、ただの愚痴です"と照れ笑いする中"青春アミーゴ"を熱唱し二人で今後もお笑いを頑張って行きたい
と締める回だ。

嗚呼。コレを青春と言わずして何というか


ほしのディスコYouTubeチャンネルでの"歌って見た"を見ると他の芸人、YouTuberが片っ端から流行り曲を歌って行くのに対し、彼の選曲には"自分の気持ちが乗る歌を気持ちを込めて歌いたい"というポリシーを感じるし、その思いを十二分に補う歌唱力。それが今、多くの人の支持に繋がっているのではと思う。

またツイキャス配信の中で、当時の相方は何度も"その歌唱力を使ってもっと色んな事にチャレンジして行くべき"と言っている。

残念ながらこの相方とはお笑いコンビとしては解散してしまうけど、


当時の悩めるほしの青年に、タイムスリップして声をかけてあげられるのであれば
数年後、この元相方さんと一緒に始めたYouTubeで"歌ってみた"ら君の人生が大きく変わって、お笑いも歌もきっと上手く行くんだよ。
とそっと教えてあげたい

そう人生は夢だらけ。

上手くまとめられたかは謎だけれど、"好き"を続けて行った先に好転する人生模様を見せてもらえただけで私は得してる。ありがとう。

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