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【ポッドキャスト#25】 ゲスト:シドニーFCでコーチとして働く伊藤瑞希さん (後編)どのようにシドニーFCで仕事につくことができたか?

番組名 FOOTBALL & ENGLISH (毎週土曜更新)
どうやって聴けるの? Spotifyで聞く場合 (無料で聴けます)
= 携帯アプリでspotifyをダウンロードしていただくと便利です
= spotifyのアプリを携帯上で閉じた状況で聴けます
= 通勤、通学のお供にぜひ!(番組は約30分ほど)


今回ゲストとして出演していただいた伊藤瑞希さんから番組宛にメールが届いたのは、2021年に入ってからすぐのことだった。

「オーストラリアのシドニーFCで指導者として活動しているので、もしご興味があればお話できれば嬉しい」という番組出演の逆オフォーの嬉しいご連絡をいただいた。

ZOOMを繋いで事前ミーティングを行うことになり、僕が用意した質問に対して、体験談を熱を込めて語ってくれた。話している内容をそのまま収録にうつってもいいんじゃないかと思っていた。

収録を通じて伊藤さんの英語と日本語の語り口からは、物事をはっきりと言い切る自信やエネルギーを感じ取った。別に奢ってるわけでもない。

勢いというか、ノリというか、ヴァイブス。
複数人がいると、その場の空気を読みがちな日本人にとって外国語で何かを伝えるときに、ちょっと前のめりで話すというのは非常に重要な態度だ。

何が言いたいかというと、日本語を話すときのテンションとトーンをそのまま英語に訳して話していても、伝えたいものも伝わらないことがある。

発音がネイティブじゃなくても、話すときの姿勢やジェスチャーが、音の不正確性をカヴァーしてくれる、と勝手に僕は思っている。そりゃ発音を正確かつ綺麗に実行できたら尚良い。

僕が英語を人前で話すときに気をつけてきたのは、以下のこと。

ー テンションを少し高めに保つ(発音違うかも?という恥ずかしさ捨てる)
ー 口は少し大きく開いて使う
ー 結論は早めに言う
ー 背伸びをしない表現をする

そのテンションで一日を過ごすというのは、想像以上に疲れる。もちろん日常会話は普通に話していいのだろうけれど、みんなの前に立って話すコーチングの話し方は英語の伝え方を変える必要がある。ビジネスの交渉の世界でも似ているところはあるのではないだろうか。

伊藤さんは、ユース年代の選手たちにほぼ毎日コーチングをしていて、その話し方をどこかで習得したのだろう。ピッチに立って、ユース年代の選手や親やスタッフとのコミュニケーションを経て、得られていく。気になる方は、ぜひとも前編、後編合わせて聴いてみて欲しい。

言葉はそこまでできないけれど、コミュニケーションが円滑に進んでいくところを何度も見てきた。そういう人は相手に何かを伝える身体感覚が優れている。

海外の空港や駅に到着すると僕はなんか身震いというか、自分の中でスイッチが入る。ちょっと気を張る。そういう身体感覚みたいなものは、勉強で得られるものではない。そう、コロナが終わったら旅に出たい。笑


サッカーと英語ポッドキャスト
日本語と英語でサッカーの世界情報についての話を聴いて、英語が学べるポッドキャスト。 これまでのエピソードは下記サイトから一覧を見ることができます。



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