新型コロナウイルス感染と隔離生活について(5)

【療養終了後】

4月30日で療養終了となり、8泊9日でホテルから退所しました。

1.退所時の確認「退所後は他者に感染させる可能性はないの?」
県(及び厚労省)の資料では「発症日から10日間で新型コロナウイルスは死滅するので、退所前3日間で症状が治まっていれば退所とし、退所後は通常の生活をして良い」とされています。そして「その後も最大18日間程度は新型コロナウイルスの死骸やDNAは体内に残っており、PCR検査ではそれらにも陽性反応を示すので、退所時のPCR検査は行わない」とされています。
実は退所前日まで軽い咳が出ていたので、本人としては「まだ体内にウイルスがいるのではないか?」という疑念を持ち、安心を得たく保健師に質問したところ、「大丈夫の理由」がふわっとしていて不満を伝えたところ、追って医師から電話がありました。咳の原因は粘膜が痛んだ症状が残っているもので、ウイルスが残っているわけではないので安心せよとのことなので、おとなしく退所しました。

2.しばらく自宅待機
上記の通り、退所後は速やかに出勤してよいとのことでしたが、勤務先から「PCR検査で陰性反応が出るまで出社不可」との達しが来ました。上記の通り感染力のないウイルスの死骸やDNAがしばらく残っており、すぐには陽性にはならないだろう旨を伝えても、行動指示は変わらず。とりあえず退所1週間後の連休谷間(5/7)にPCR検査を受けることとして、同日、最初に受診した病院で受けたところ、陽性でした。やっぱりね。
さらに会社から「抗原検査キット」が送られてきて、9日に自分で検査すると陰性となったため、11日(火)に今度は病院でなく日本橋にある民間の検査センターで受診(安い!翌日結果連絡で1,980円!)したところ翌朝「陰性」結果連絡がきたため、12日(水)午後に出勤。実に3週間ぶりの出社となりました。
病院での検査は検体採取を鼻の奥まで綿棒を入れての採取。検査センターでは舌の奥の方に綿棒を30秒浸し転がしでの採取で、医師によると精度が全然違うとのこと。
つまり、陰性結果を出したかったら、安い検査センターで受診せよ、ということになります。病院での1回分(3万円)を損したかな。

3.自宅待機はしたけれど
県からは普通に行動してよいと言われたので、5月1日からの連休はスポーツクラブでなまった身体に活を入れ、2日・3日は湘南沖でヨットレースに参戦。隔離生活のストレスを発散しまくってきましたよ。
さらに、マンボウで神奈川県は横浜市、川崎市、鎌倉市の飲食店では酒の提供NGとなりましたが、私たちヨットチームの艇を置く逗子市は対象外。居酒屋は普通に営業していたので、チームの打ち上げも楽しく行ないました。
勤務先はテレワークも可能だから「来るな」と言い、ヨットチームはレースのためにメンバー揃えたいから「来い」と言う。まぁどちらも合理的と言えば合理的ですが、、、。

4.超軽症だったので、ネタでしかない
退所後は療養していたことをSNSにも共有し、久しぶりに会った友人たちにも「実はさぁ、、、」とコロナ療養していたことを笑って告げる毎日です。
まぁ、こんな風に書けるのも、自分が軽症で、誰かに移した形跡がないからですが。本当にラッキーでした。

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