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インド古典劇クーリヤッタムの台本「ラーマーヤナサムクシェーパム」 2

前回の、ラーマとラクシュマナ、シータがパンチャワディで幸せに暮らしていた時の話の続きです

訳の言葉遣いを少し訂正しました(2021/3/2)

angụ Lankayinkal Rāvaṇabhaginiyāyirikkunna Sūrpaṇakha *bharttavǔ mariccatinte śeṣam Rāvaṇante niyogam hetuvāyittǔ KharaDūṣaṇaTriśirassukaḷoṭum patinnālāyiram rākṣasaroṭum kūṭi bharttāvine anvēṣikkānāyikkoṇḍǔ puṛappeṭṭǔ Janasthānatte prāpiccǔ Kharādikaḷe aviṭe  iruttiyatinte śeṣam bharttāvine anvēṣiccǔ sañcariccǔ Godāvarītīratte prāpicca samayattinkal Pañcavaṭi pradeśatte prāpiccǔ
一方ランカでは、ラーヴァナの妹であるシュールパナカは、夫が死んだ後にラーヴァナの指示によってカラ・ドゥーシャナ・トゥリシラスたちとも、一万四千のラークシャサたちとも一緒に、夫(にふさわしい人)を探すために出発して、ジャナスターナを訪れて、カラをはじめとする者たちをそこに留まらせた後に、夫を探して歩き、ゴーダーワリ川岸を訪れた時に、パンチャワディの辺りを訪れて

RāmaLakṣmaṇanmāre kaṇṭǔ kāmaparavaśayāyiṭṭǔ maṛaññǔ laḷitayāyi avaruṭe samīpatte prāpiccǔ patibhāvatte prārthicca samayattinkal avaruṭe vāgviśeṣam hetuvāyiṭṭǔ angoṭṭum ingoṭṭum sañcariccǔ kupitayāyi tante rūpatte prāpiccǔ Sītaye eṭuppānāyikkoṇṭǔ cenna samayattinkal
ラーマラクシュマナたちを見て恋と欲情に身をやつし、身を隠してラリタ(美しい女性)になって彼らの傍を訪れて、夫になってほしいことを請い願った時に、彼らの言葉遣いによって、あちらへこちらへと歩き、怒って自らの姿をとって、シータを捕まえようとして近づいた時に

taṭuttirikkunna Lakṣmaṇane eṭuttukoṇṭǔ ekarnnu poya samayattinkal Lakṣmaṇan avaḷuṭe karṇṇanāsikācchedanam ceyka hetuvāyiṭṭǔ
止めにきたラクシュマナを捕まえて上へ行った時に、ラクシュマナが彼女の耳と鼻を切断したために

kupitanmārāyi vannirikkunna Kharādikaḷeyum patinnālāyiram rākṣasareyum bhagavān munnemukkal nāzhikakkoṇṭǔ nigrahikkunnatukaṇṭǔ Śurpanakha bhayappeṭṭǔ
怒ってやってきたカラをはじめとする者たちと、一万四千のラークシャサたちを、バガワーン(ラーマ)が、3と4分の3ナーリカの間に殺すのを見て、シュールパナカは恐れおののいて

Lankayinkal cennǔ Rāvaṇanoṭāyikkoṇṭǔ tante virūpakaraṇatteyum Kharādikaḷuṭe nidhanatteyum RāmaLakṣmaṇanmāruṭe parākramatteyum Sītayuṭe saundaryātiśayatteyum paṛaññaṛiyicca samayatteinkal
ランカへと向かって、ラーヴァナに対して、自分の体を傷つけられた理由と、カラをはじめとする者たちの殺害と、ラーマラクシュマナたちの武勇と、シータの素晴らしい美しさとを話して伝えました。

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