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『定着』するコミュニケーション

東京最終日は、関与先で管理職の方を対象にした研修。8月からスタートして本日で3回目。

本日は、従業員の『定着』を取り上げました。
コロナが大流行した令和2年は一瞬、有効求人倍率が1.0倍近くまで落ちましたが、9月末に厚生労働省が発表した全国平均は1.32倍まで戻しています。
人口が既に減少局面に突入している日本では、当然ながら現役世代もその人口は減少しています。

こうなると、新規採用がこの先どんどん難しくなることは明らかですから、
今、在籍してくれている従業員に、いかに長く仕事を継続してもらえるか?
が、この先の経営、運営の肝となることは間違いありません。

採用、教育、定着と様々な施策をとることが必要ですが、『定着』で必要な施策は、いわゆる王道と言われている方法をいかに確実に、言い訳をせずに押さえていくかが重要。

今日の研修でもお話しをしてきましたが、『定着』に報酬(お金)はあまり影響を与えません(いわゆる「衛生要因」⇔「動機付け要因」)

それよりも、
「うちの会社の歴史は~~」
「理念は●●●」
という部分から、何を持って、社会に認知され、社会から喜ばれているのか?これを理解させることがそもそものスタートではないか?と常々思います。

ここが理解できてはじめて、自分がこの会社で働く意味が分かり、会社に対する「思い」が生まれるのではないでしょうか?




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