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海外展示やらなくて後悔していること10選

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こちらの記事の続きです。

その1:起こることを楽しむ心を持っておくこと

新しい土地、新しい展示会、たくさんの五感が開いていろんなものが自分の中に言語的にも非言語的にも入ってきます。そんな時こそその場をよく見て、深呼吸して(だいたいこういう時は呼吸が浅くなっています。)何ができるかな、何を見よう、視点を変えたらこう見えた。こんなネガティブがこうなった!と、起こってくる偶然を楽しめると良いと思います。
F120号(1.9×1.3M)がタクシーに乗らず、地下鉄で運ぶことも。パリの人々はいいね!頑張れー!って応援してくれて、雨が降る中とっても楽しいキャンバス運びになりました。笑

その2:1日引きこもること

体力の限界もあり、引きこもっていた日が1日ありました。幸い熱が出たり、体調不良にはなりませんでした。(この旅でコロナになるのはまずい!という危機感が免疫を向上させたのか。)もっと、いろんな場所を見たりできたのにと後悔しています。

その3:自分一人で抱え込むこと

今回ずっと私の中にあった思いは「私が好きでやってるプロジェクトなのに迷惑をかけてはいけない」ということ。結局は自分にしか矢印が向いていないのがわかってしまいますが、人に頼れずストレスを溜めて結果、周りが大変だったことが。何ができません、ここまではできます。今は私はこちらに集中したいです。とお伝えすることで、ここから先を拾ってくれる、先回りしてやってくれ、作品に集中させてもらえ、時間をそこに集中させることができました。(あの時怒ってしまった自分が今でも恥ずかしい…)

その4:矢印を自分に向けてしまうこと

あの人のために!周りのために!応援してくれている人のために!というその矢印自分に向いてませんか?私はとってもそうでした。今でも当時を思い出しても恥ずかしい。自分が出会った人にできることを精一杯やっていきましょ。だからこそ、なんのために描いているのか日々コツコツと。
でも自分のできないことは人にお願いし、感謝。多くの方の力で展示会で展示ができています!

その5:自分の描くものを100%で実現しない(準備不足)こと

シャンボール城というお城でライブペイントをした時は実は下見だったのです。でも、旅程、天気の兼ね合いなどで、ペインティングをできるのはその日だけ。まさか、本番がすぐに来てしまったのです。実はとても思い入れがあって、大事に大事に旅程の最後の方でやろうと思っていたのです。だから、キャンバスも2枚持って行こうとしていたのに、練習用にと1枚のみ。ぶっつけ本番でしかも失敗ができないという窮地に追い込まれました。だいたい本番というものは自分が予想するよりも前にきます。その時に常に100%の自分でいられる状態を日頃から作っておくことが大事と痛感しました。それが現状の100%でももっともっと考えられること、できることあったなあと。ここは自分を責めるのではなく、冷静に。

道中「みんな、あなたのためにやっているのに!」とコメントをもらい「本当にそうだよなあ。。。号泣」としていた時間を過ごしました。

その6:現地ギャラリーの訪問リストを作っていなかったこと

これも現地で活動ができる足がかりになるか、という思いとフランスは厳しいから突撃したところで相手にされないよという思いとでやらなかった悔しいことです。やってみないとわからないので、突撃して、プレゼンをするのもアリだったと思っています。

その7:現地芸術大学のオープンキャンパスを観に行かなかったこと

おすすめなのがオープンキャンパスがやっている藝大がいくつかあることで、ショートプログラムのような数日で受けられるようなものもあります。当時の私は全く思いつかなかったので、現地ではどんなことを学べるのかを含めてリサーチと訪問をすれば良かったと思っています。

その8:起きうるリスクを考えておくこと

F120号(1.9×1.3M)のライブペイントしたて(絵の具が乾いていない)のキャンバスがそもそも入るウーバーが来なかったのと、来たとしても絵の具を懸念し乗せてくれなかったこと(極寒のパリで)。歩いて運ぶかということにもなり、男性陣が3キロくらいの距離を歩くかということに。ウーバーが入ると思ったら、意外と入らなかった。しかも、ほとんどがベンツで、かなりヒヤヒヤしました。やりたいという気持ちと最終リスクまで考えていくことを兼ねてやらないといけないと反省しました。

その9:大変な時こそカメラを回しておくこと

実は今回の旅では自転車に轢かれ、骨挫傷してました。シャンゼリゼ通りで笑。どっちが悪い、悪くない、救急車を呼ぶか、呼ばないかなどハラハラする場面も。そしてもう一つF120号(1.9×1.3M)のライブペイントしたて(絵の具が乾いていない)のキャンバスの話もそういう非常事態こそ、今後のためや他の方にお伝えするためにカメラを回して記録にすべきだったと思っています。

その10:共有しやすい形でまとめておくこと

このnoteもそうですが、誰かに必要な情報は少しはあるはず。動画なのか、記事なのか今後渡航する人たち、日本人アーティストのためにも共有しやすいようにまとめておけば良かったと思っています。

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