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ドバイは、『雨降ったら学校休み』
ドバイに来て1ヶ月が経つのですが、
ここは相変わらず『良い天気で』、全く雨が降りません。
年間の降水日数を調べると
なんと、
年間で数日しか降らず
多い年でも十数日みたいで、
年間の降水量は、日本で一番降水量の多い高知と比べると53分の1にも満たない降水量です。
年間降水量
高知→3,659mm
ドバイ→68mm
そんな雨に恵まれないドバイにですが、
もし雨が降ると
・学校休み
・至るところの道路が水没
・所々で雨漏り
・おっさん達がはしゃいで、屋外全身シャワー
このようになり、
若干イベント要素多めの、レイニーデイになります
雨が降って、学校休みというのはやりすぎのようにも感じますが、実はそれもちゃんと理由があり
ドバイは、なかなか雨が降らないため、道路に側溝がなく、
そんな排水機能ゼロの街で雨が降ると、道路はあっと言う間に冠水してしまい、交通渋滞がおきます。
そして雨の日の運転に慣れていないドライバーが多く、スリップする車が続出。交通事故が多発し、交通がマヒしてしまう危険性があるので、学校は休みになるみたいです。
さらに雨が止み、翌日のカラッと晴れた場合でも、スクールバスの安全な登校が確保されないと、学校がお休みになってしまうケースがあるみたいです
そんな道路も建物も、街全体が雨に弱い構造になっているドバイですが、
雨が降ると現地人は『恵みの雨だと言って』、久しぶりの雨にテンションが上がり、外に出ては子供のようにはしゃいだりしてます。
(ぼくもまだ、雨を経験していないのですが、話を聞いてる感じだと、日本でいう台風直撃のようなイベント感を感じます)
雨が降ると街が
プチパニックになるのは分かったのですが、
そここで僕が疑問になったのが、
「そもそも、ドバイは何で雨が降らないの?」
というところでした。
今更ながら、こんなことを聞くのはとても恥ずかしかったのですが、
勇気を振り絞って
グーグル先生に聞いてみたところ、
赤道では常に上昇気流が発生して赤道直下の地域に大量の雨を降らします。 太陽の熱を受け、海水から水蒸気が大量に発生し上空へと移動しているのです。 常に上昇気流が発生しているので赤道地域は気圧が常に低く、赤道低圧帯と呼ばれます。 雨を降らせた後の乾いた風は緯度20~30度の地域に常に吹き降ろします。 赤道で生じた上昇気流が乾燥した下降気流へと変わっているのです。 常に下降気流が発生しているので亜熱帯高圧帯と呼ばれます。 従って上昇気流が発生しないことに加えて、乾燥した風が吹き下ろすので緯度20~30度の地域では雨が降らず砂漠となります。
ということらしくて
(お経かと思ったよ)
結論
学生の時、『授業は熟睡(じゅくすい)しと系』を専攻していたので、
こういった『理系』の話は、あいにく専門外なので、チンプンカンプンでした
理解できる人いたら、教えてください。
こんな雨が降らないドバイですが
雨が降らなければ、
生活に必要な水も無くなってしまうため、
年中水不足で困っています。
ドバイで消費している水は
自然の雨では到底まかないきれないので
ドバイはどうしているかというと。
さすが「ドゥバイ」
人口で雨を降らせてました。
魔法みたいな話ですが、
みなさんはクラウドシーディングという言葉を聞いたことがありますか?
ざっくりいうと、『人口で雨を降らす技術』のことで、
人工降雨 気候制御技術というらしいです
さっき言ったように、砂漠気候のアラブ首長国連邦では一年を通して雨が降ることがほとんど無いため、不定期にクラウドシーディングによって人口的に雨を降らせています。
クラウドシーディングは主として干ばつ及び水不足対策のために開発された技術で、世界ではアメリカ、中国、タイ、インドネシア等が干ばつ対策としてクラウドシーディングを活用されていて、
気候変動や世界人口の増加に伴う水不足が叫ばれる中、アラブ首長国連邦は持続可能な都市に変容するための政策の一環として2000年代初頭から同技術を導入、実験し続けており、クラウドシーディング研究の最先端を走ってます。
このクラウドシーディングの雨の降らせ方ですが、
航空機で雲の中に塩の微粒子を撒き、その塩を核として水滴が成長し、雨となって落ちてくるというものです。積雲の発生が予想されると、この雲の種まき作業(クラウドシーディング)が行われるのだそうです。
これもあいにく僕の専門外で、ご愁傷さまなのですが
実は今、そのクラウドシーディングの技術が新しくアプデートされていて
それが『ドローン』を使った人工降雨みたいです
ドローンを使って雲にレーザー光線を照射し、雨を降らせようとしているらしいですw
今は実験も何回もやっていて、まもなく実用化されるみたいで、
完全に、SFの映画の世界に片足を突っ込んでいますが
僕も、ここで生活費が尽きて、日本にドロン
しないように生きて行こうかと思った、今日この頃です
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