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出産レポート 糖尿病妊婦

結論から言うと2024/5/29,16:05に元気な3002gの男の子を出産しました。

これはそこに至るまでのその日の出来事。

朝9時頃から陣痛開始
この頃はまだ前期陣痛だろうとたかを括っていた
だってまだ38週0日なのだから

まさか本陣痛とは思わず、過ごすこと11時頃
明らかに痛みが増してきたため陣痛間隔を測ってみた…すると…
もう8分間隔ではありませんか

数日前に出産を終えた先輩に相談のLINEを送り病院への電話を決意。
電話したところすぐきてくださいとのこと
予約していた陣痛タクシーを呼び、病院へ

その際大荷物なわけだが(スーツケース1つと鞄2つと授乳クッションと円座)
なんと運転手さんがマンションの下駄箱まで迎えにきてくれたためなんとか荷物を乗せ込む
この際も何度か立ち止まるものの待っていただき病院へ急ぐ

到着後も動けず受付まで運転手さんが送り届けてくれた
そこからは車椅子で病棟まで担ぎ込まれる


12時ごろ、着いたらそこは分娩室。
手術着へ着替え(分娩着きつそうだった為w)
内診を行い、子宮口は3センチ。
そのまま助産師さんのゴットハンドによりあれよあれよと5センチまで開大
すごいね、助産師さん

その頃の痛みは6分間隔くらい
まだ酷い生理痛程度で済んでいた為旦那と両親に自分で状況を報告。
助産師さん曰くいい陣痛が来ているから夕方くらいにはお産になるかな?とのこと

正直驚いた
初産の平均分娩時間は14時間ほど。
早すぎなのでは?と

早いに越したことはないのでいいかと納得し、お昼を食べていなかったため看護師さんにデリバリーをお願い。パシってしまいすみません

お願いしたのは…
赤飯おこわ、シーチキンおにぎり、カロリーメイトチョコ味、プリン
私の好きなもの達である
届き次第呑気にパクパク完食。
とっても美味しかった〜

特に妊娠糖尿病を患う私にはプリンなんていつぶりだろうかという状態で
もう、今日は特別いいよね!と好物で気合いを入れる。

陣痛がきている間は痛いがいきみを全力で逃す、とりあえず息を吐く
最初は大声をあげて痛い痛いと言ってしまっていたがだんだんと慣れてきた
個人的には陣痛がきた瞬間の衝撃で声が出るのを抑えるのが大変で、一度呼吸のリズムに乗ってしまえばあとはひたすら待つばかり。

この辺りでイヤホンを投入。
呑気にYouTubeミュージックで音楽も楽しむ
平常心が大事だと勉強していたため全力で気を紛らわせる
これが大正解。音楽の力ってすごい!
最後まで支えられました

この頃おや?破水かと思って声をかけてみるとなんとおしるしだそう!
ダラダラと流れる感覚があるのでこんな量の血液が流れているのかと思うと不思議な感覚に。

支えといえば14時ごろからだっただろうか
看護学生さんが見学にやってきた
この学生さんに私はとんでもなく助けられることになる
初めはどうしたら、汗汗💦していた学生さんも腰押すのこの辺りですか?
というやりとりを何度かしている間にジャストミートのところを押してくださるように!
これに本当に助けられました

不思議なことに尾てい骨あたりを手のひらでぐーっと押してもらうと腰の痛みがほぼしない状態へ!!
簡易的な麻酔かと錯覚するほどの効果です!
本当すごい!!!


残るは下腹部の痛みのみの状態。
正直思っていたよりも痛みは強くなく、耐えられるレベルでした
陣痛なんて余裕やんw

そう言っているのも束の間。
子宮口は8センチまできているのに陣痛間隔も3,4分とまだ長く赤ちゃんも下がってきていないということで人工破膜を行ってもらった
多少は痛かったがもうここまで来ると平気である。

生暖かい液体がお股を通り、おーこれが破水というやつかと実感。
そこからはどんどん陣痛が強くなり痛みも倍増。
とんでもない声を出しながらなんとか呼吸法をギリギリ維持。

だがしかし、赤ちゃんが下がってこない。
なぜだ!!!
お医者さんがやってきてエコーを取る。
なんと、臍の緒を1重巻いているらしい
赤ちゃんも苦しんでいるらしい

これは下手したら手術コース…
部屋が慌ただしく変わっていく
旦那曰く10人ほども狭い分娩室にいたそう

この辺りで旦那登場!
もう出産が近いことをそこで悟った。
予想よりもまだ痛くなかったためまだまだかと思っていたらもういきんでくださいと指示が!

きた!!と思い全力でいきむ。
我が子も頑張っている、力を絞り出していきむ。
途中便も出てしまったがそんなことは気にしていられない
全力で旦那の手を握り締め全力で3回ほどいきんだところでズルっと我が子誕生日。
16時過ぎのことである。

あまりにも順調にお産が進んだ為私自身は実感が湧くまでに時間がかかった
体重は3002g、元気な男の子。
予想よりもはるかに軽い体重で驚いた。
数日前の検診では3400あたりだとされていたため大きすぎるとのことで数日後の誘発分娩を計画していたその最中のことだった為に少し安堵した

そもそも自然に陣痛がきてくれたことが奇跡なのである
この時38週0日、まさか来るとは思っていなかったのだから…

様々な処置が終わり我が子が隣へやってきた
可愛くてたまらない♡
もう親バカになる未来しか見えない
旦那もすごい笑顔であるw

つるつるぷにぷにのほっぺた、指を握り返してくる手、たまりません😂
しっかりと人間の形をした我が子とぺちゃんこに凹んだ自分のお腹を見て生命の神秘を感じた。

その後ミルクが到着。
初のお食事、いかがかな?
それがまたいい飲みっぷりで見事完飲w
そこからスヤスヤと眠りにつく我が子
これまた愛おしくて仕方がない
ここで我が子とは一度お別れ、明日また会おうね

私も我が子も2人ともお疲れ様でした♪

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