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「さみしい」と言えないほどに孤独だった

桜が散りそうな4月の終わり、わたしの大切な2年間はあっという間に散っていった。それこそ、余韻だとか風情なんてすこしも感じさせないスピードで、まばたきした瞬間に消え去った。


想像に反して、涙は、出なかった。だけど、世界からひとり、取り残された気がした。
すべてが息苦しく、すべてが生き苦しかった。どうにも身動き取れなくなったわたしは、逃げるように飛行機に飛び乗り、海を越えた。
自分のことを知る人がいない街に降り立った時、ようやくわたしは、息を吸えた気がしたのを覚えている。


訪れたのは、南の島。ハワイ。
ワイキキビーチに沈む夕陽がやさしくて、肌に絡まる風はあたたかくて、「ああ、わたし、辛かったんだ。でもさ、精一杯は、やったよね」なんて、思い出に胸をギュッとつかまれながら。少しだけ涙がこぼれたかもしれない。

負けたくは、なかった。

認めたくも、なかった。


さみしい、と1度言ってしまえば、さみしさが両手に武器を持ち100倍にもなって襲ってくる気がして。

ちっぽけな意地だったのかもしれないけれど、せめて、自分だけは「こんなこと、さみしくないよ」と励まそうとした。
....と言えば聞こえはいいけれど。

つまるところ、その時のわたしには他者の目からの開放感と、それとほんの少しの感傷的な気持ちが必要だったのだ。

想像通り、海を越えた世界はやっぱり美しく、見るもの感じるものすべてが、わたしの心の隙間を埋めていってくれた。

どんな時だって旅は、やさしくて、力強い。



「一人で旅してなにが楽しいの?」
「可哀そう。」
「寂しいやつ」
などと言われたことも数知れず。


分かっているよ。ねえ、わたしは分かっているの。
自由は、必ずさみしさを纏っていること。
でも、そのさみしさの先には見たこともない景色が広がっていることも、知ってしまったの。

その美しい世界に会いたくて、さみしさを越えてみたいと思うのだ。


みんなで行く旅が嫌いなわけではない。
あえて一人を選んでいるわけでもない。
そりゃあ、誰かと出かける旅は楽しいに決まってる。


大好きなwebメディア #灯台もと暮らし  の編集長で、大好きで大好きでたまらない #伊佐知美  さんが、
「はやく行きたいなら一人で行け。 遠くへ行きたいならみんなで行け」
とtwitterで発信されていたのをみた。(アフリカのことわざらしい)。


今までは、早く行きたくて、1人で旅をしてきた。もちろん、どれも素敵な旅だったと胸を張って言える。(荷物全部盗まれたり、危ない葉っぱに出くわしたりと、色々なトラブルもあったけれど。笑)
世界18ヶ国を旅して思うのは、みんなで行く旅も、思っているよりいいものかもしれないということ。


ううん。というか、いまは無性に「なかま」と「とおく」に「冒険」に行きたい。

旅の映像を作ってみたり、言葉を紡いだり、カラフルな世界地図を作ってみたり。(実はわたし #共感覚 があります)
「ひとり」では出来なくても「みんな」となら出来ることって、たくさんある。

「みんな」でなにか作り上げることは昔から好きだった。ただ、わたしには「なかま」がいない。

と、いうわけで #仲間募集
とか、やってみたり、、笑


さみしい、さえ言えないわたしも、仲間がいれば、弱音が吐けるくらい強くなれる気がするのだ。


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ハワイによく現れる旅人/ライター/モデル(ハワイにて)/サロンモデル/Fesなどのイベント企画・運営/数字や文字に色が見える共感覚あり/#旅と写真と文章と 1期クルー⚓︎ /

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