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過去のブログから:R&Bの源流をたどる旅(2009年11月)

2006年から続けていた旅ブログ、サイトを引っ越した時に過去の画像が全部消えてしまった。そんなこともあって途中で立ち消えてしまっているが、どうしても埋もれさせたくない記事もある。そこでいくつか再編成してみた。これはそのうちの一つ。

2009年11月10日
先週の金曜日から、ミシシッピ・デルタを旅している。
前にこのブログでも、ミシシッピについて触れたけど、このエリアは、アメリカを代表するモノの産地だったりする。
車とか、コットンとか、R&Bとか。

ルート66がアメリカの動脈ならば、この地域を流れる大河、ミシシッピはアメリカの静脈だ。

まず最初に訪れたのは、プレスリーのバースプレイスとして有名なトゥペロ。

トゥペロ・ オートモービル・ミュージアムという自動車博物館はちょっとした感動モノだった。

エミー賞もとったという、地元テレビ局のオーナーが設立した博物館だがスケールがちがう。
格納庫みたいなところに並んでいるのは、1800~1990年くらいまでのクラシックカーが100台近く。
オーナーは車集めが趣味だったそうだが、中には映画にもなった「タッカー」車など珍しい車も。
そして特別公開してくれたのは、初めて海を渡った、トヨタのクラウン(ドアが観音開き!)。
現存するのは4台だけだそう。
1958年、250台を日本から輸入したそうだが、小ぶりの日本車は当時のアメリカのニーズに合わず、ほとんどがディーラーに返されてしまったそうだ。

日本のメーカーにとって、このビジネスの失敗はショックだったらしく、返品となった車を船に積み、なんと船ごと海に沈めてしまったそうだ。

うーん。日本人としてはその気持ちはわかるけど、なんかもったいない話だ。

そういえばトゥペロには今年くらいトヨタの工場ができるはずだったのに、なんか立ち消えちゃったみたい。このことが尾を引いているのか?

尾といえば、この博物館にもあるけど、昔の車はロングテールでかっこいい。
無難で無害なエコカーを作るより、昔の車みたいに、走るナンパ兵器(!)みたいな、ヤバくセクシーな車を作ったほうが、若者の車離れに歯止めがかかって、自動車産業も良くなるんじゃないの?


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