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息子のサッカースクールと元Jユースの私 Vol.4

前回の記事

★大手独立系
そもそもサッカースクールで大規模に全国展開しているケースは非常に稀です。
なので、大手独立系に当てはまるスクールは、
そう多くありません。

■クーバー・コーチング

私が紹介したいのは、「クーバー・コーチング」スクールです。
2022年1月現在、36都道府県に展開を行っているようです。
これだけ大規模に展開できているスクールは唯一無二ではないでしょうか。

オランダ人指導者であったクーバー氏が開発したメソッドをベースにしており、世界30か国以上で活動を行っているようです。
日本では元サッカー選手の石橋氏をリーダーに展開されています。

まず、専任のコーチですが、クラスを指導しているのは社員の方のようです。
クーバーの1年に及び講習を受けた方でないと、メインコーチとして働くことができないとホームページには記載されています。
アルバイトの方がメインコーチを補佐しています。

指導者の方は私よりも年齢が少し高めのベテランの方が多い印象です。
きっと、長いことこの職業に従事しているのだと思います。

ちなみに我が家の息子はクーバーに入会しました。
月額金額の妥当性や練習内容、コーチの質、キット購入不要、代替の設定が可能(条件付きですが)などが決め手でした。
数ヶ月通わせていますが、満足度は非常に高いです。

満足度が高い点ですが、
・ドリブル練習が多く、フェイント要素も細かく指導する
・個人で練習した内容をもとに、1対1を行う
・ゲームも人数が多すぎることはなく、工夫して行っている
というポイントです。

また、幼児(U-6)ですが、参加する子供たちのレベルは高いと感じました。
保護者の方に少しお話を聞くと、チームの所属とプラスして参加しているとのこと。

キットは入会費に含まれていますが、
・ヘッドガード
・マルチカラービブス
という実用的なもので、納得度が高いです。
特に子供(幼児や低学年)はボールを見るため、顔が下がってしまうので、
子供どうしでぶつかってしまうため、ヘッドガードは有効です。

サッカーショップ「KAMO」などのスポーツショップの割引を受けられるという特典もあります。

■malva

他に首都圏を跨いで展開しているケースは少ないですが、malvaというスクールは当てはまります。

卒業生には日本代表の酒井宏樹選手もいるようですし、それ以外にも多数のJリーガーを輩出しているそうです。

またコーチの紹介欄を見ると、皆さん名門のJユースや部活、大学体育会など、実績を持っていそうです。

実際に体験練習に参加しました。
個人のプレーを伸ばす、1対1に特化するという
メッセージ通り、練習内容もドリブルと対人に特化している印象を受けました。

大津祐樹選手が出身で、彼はドリブルに強みを持つ選手ですので、その特徴も頷けます。

こちらもキットの購入が必須であった記憶です。

通わせるタイミングが合わなかったのはありますが、クーバー同様、満足度の高いスクールでした。

小学生は参加者が多かったですが、幼児は少なかったのが残念なポイントでした。
大手であっても、平日幼児の集客は一筋縄ではいかない印象を抱きました。

他には「リベルタサッカースクール」というところが、全国展開していますが、こちらは参加したことがないので、割愛致します。

★新興独立系

現在、非常に多くのサッカースクールが新設されており、多くはこの分類に入ります。

我が家で体験したのは東急グループの東急レイエスというスクールでした。

こちらのJr.ユース(中学生)は近年非常に力をつけているようで、スクール活動も活発です。
主に東急線沿線で活動を行っています。

土曜日に活動を行っているスクールは既に満員のようで、平日のみ体験可能でした。
人気が高いスクールのようです。

サッカー人口が増え、大学や専門学校卒業後もサッカーに関わる仕事をしたいと思う、若い方が増えており、
新興系のスクールはその就職先の受け口になっていると感じました。
ですので、コーチの方は比較的若い方(20代が多いです。

こちらは有名選手プロデュース系も同様の傾向だと思います。

知人でサッカースクールを経営している方に伺ったのですが、利益を出すのは中々大変なビジネスとのことでした。
新しいスクールを継続していけそうかと言うのは、保護者目線からシビアに見た方が良いポイントと言えそうです。

★学習塾新規事業系

学習塾では少子化が進み、本業の生徒確保だけでなく、新規事業立ち上げの必要性からか、サッカースクールの運営をスタートさせているケースがあるようです。

我が家が体験したのは、
・Hanaspo:花まる学習会
・TOMAS:リソー教育グループ
でした。

Hanaspoですが、こちらは元日本代表の香川真司選手と協力して、作られたサッカースクールです。

通常のサッカーの技術以外に、花まる学習会らしく、頭を使って考える力を磨くというコンセプトでした。

体を使いながら、地頭力を鍛えるという位置付けですね。

コーチの方は、サッカーが上手でしたが、なんと、市販の「なぞぺー」の作成にも携わった方でした。
花まる学習会の講師+サッカーコーチという要素ですと、中々リクルーティングは難しいだろうと思います。

通わせる親御さんは、「花まる学習会」推しの
方が多いのではと類推しています。教育意識の高い親御さんですね。

都内の週末開催している教室は既に定員でした。

一方で、TOMASですが、こちらはオーソドックスなサッカースクールという印象で、本業との結びつきは強くないと感じました。

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