見出し画像

【生きるための学びを!】『「灘→MIT、東大コンビ」が起業…彼らが考える日本の教育の問題点とこれから』を読んで

こんにちは!

先日、面白い記事を見つけたのでシェアしたいと思います。

生きるための学びを考えるヒントがいっぱいです。

そもそも「灘→MIT、東大コンビ」ってインパクト凄いですね。「スゴラボ」初めて知りました。アンテナをもっと張らないとと反省。

さて、前編・中編・後編と3部構成の中々読み応えのある記事でした。いつくか紹介したいと思います。

「日本の教育の問題点は、子どもが何かに興味を持ったとき、その興味が続いている期間内に、子どもたちがもっと学びたいと思える“材料”がないこと」

Interest Based Educationという造語(勝手に私が作ったと思っていますが、、、)を掲げている私としては、超秀才の方と意見があって嬉しい限りです。

好奇心がある子どもに育てるというよりも、好奇心をいかにキープできるかとも捉えています。

幼いお子さんは「何?」「なんで?」と聞くケースが多く、車や電車、虫や動物、色々なものに興味を持っている印象です。

そうした子どもがアンテナを張ることを奨励するのが親の働き掛けとして良く、好奇心がある→何かに興味を持つ→夢中になる→勝手に伸びるというサイクルを作れると良いですね。

夢中になるのところで、対話というのがもう一つのキーワードでしょうか。嬉々として話すことで、知識の定着に役立つと言えます。

「自分の興味や関心をはっきりさせ、そこに合わせた課外活動をしていく。そうすれば、すごく気持ちよく、楽しく学びを経験しながら、結果にもつながるはずです」

「気持ちよく」「楽しく」良いキーワードですね。主体的に自発的にいかに学びをデザインできるか、学んだことを実生活に結びつけてアウトプットすることが面白いかを知ってもらうアプローチが重要そうです。

「いわゆる受験勉強では、先生や親が、馬の頭を無理やり水の中に突っ込んでいるケースが多すぎて。学生はそんなにのどが渇いていないけれど、なんとなく飲んだほうがいいんだろうなと思っている。それって苦しいですよね。だからこそ、未来のワクワクに対する“渇き”を作っていかなければいけないと」

これも言い得て妙だなと感じました。押し付けられた勉強や学びが自分の血肉になるとは考えにくいですし、誰かのためにやっていたら、途中でやめてしまう可能性も高いです。

無理やり走れと言われた体育の長距離、辛くて仕方なかった記憶があります。忍耐力は鍛えられるかも知れませんが、走るのが嫌いになる要因とも言えます。

一方で、長距離を苦も無く楽しそうに走る人もいます。自分から動けているかどうかは大きいと思います。

人間は中々辛いことを長期間頑張れるほど強い生き物ではなさそうです。

学ぶことは生涯マラソンだと言えます。新しいことを学び、それを生かしていくこと、この繰り返しなんだろうと感じます。

「MITの賢い人たちと、灘の賢い人たちって、そんなに変わらないと思う一方で、じゃあ、どこで差がつくのだろうと考えたとき、やっぱりいかに主体的に、自分がやりたいことに対して向き合っているかが、一番の違いだなと感じました」

ヒントがありますね。MITやハーバードなどの全米トップ大学に行けっていう思想ではなく、学びたいこと(なぜ学びたいのか)、学んだことを将来どう発揮したいのか、それを学ぶには最適な環境はどこなのか(日本かも知れませんし、アフリカかも知れません)といったことに向き合いながら、自分の将来を考えていくのが良いと考えています。

主体的に学んでいる人にとって、「順位」や「成績」ってどうでも良いものだと個人的には考えています。生きる上で必要だから吸収しているだけであり、使える知識や知恵でないと全く意味がない。

生きるために学ぶ(学んだ先には社会にアウトプットするがあります)ことを考えさせてくれる良質なインタビューでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?