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初めてスペインの歯医者に行きました。

こんばんは、バルセロナ在住のtomobcnです。

先日初めてスペインの歯医者さんに行きました。在住3年目ですが、1年目は新しい事が多すぎて歯医者どころでなく、2年目は帰国した際に日本の歯医者へ行き、3年目でこちらの生活に慣れてようやく。

1.まずは一般的な医療について

簡単にスペインの医療システムを説明すると、住民票を持っていればSeguridad Socialという社会保険に入ることができます。スペインでは社会保険に加入すると、医療費は基本的にかかりません。
住民票の場所に応じたCAPという公立病院に、まずは登録します。最初に自分の担当医が割り当てられ、登録した際に一度問診を受けることができます。お顔合わせ的な感じ。笑

何かあれば、まずは担当医の診察予約を取り、その担当医が大体全部診てくれます。わたしの場合も、皮膚科・内科・眼科・整形外科・婦人科・耳鼻科あたりの簡単なことは、全部その担当医が診て薬などを出してくれました(どんなけ症状あんねんって感じですが、どれも軽症状。でも医者にかかれる安心感。笑)

婦人科と整形外科に関しては、検査が必要となれば、専門医の方の予約を担当医が取ってくれます。女性としては心配な婦人科系の定期検診も無料です。日本では保険内でも結構払ってたことを考えると結構びっくり。

しかし、もちろんデメリットもあります。それはとにかく遅いこと。予約を取ったら、人が多い市内の地域では1、2週間はかかります。市内から少し離れたところに引っ越した今でも早くて3、4日後の予約になります。日本みたいに近くのクリニックに行ってすぐ診てもらう、仕事終わりに行くなんて、なかなか出来ません。

あと、検査がやたらと多いです。日本でもあることだと思いますが、わたしの場合、整形外科の検査にかかって、遅い上に違う場所に検査に行けと連絡がきます。

2.つぎに、歯科医について

さて、その歯医者さんですが、これは公的病院にかからずに月々1,300円ほど私的保険を払って、提携している歯科医にいきます。定期検査やクリーニング、そのほかの治療費も割引で受けることができます。

スペインの場合、普通に払うと医療費はとても高いです。クリーニングも1回につき7,000円くらいかかるから年に2回いけば元が取れたような。

わたしの場合、親知らずも気になっているので、それも抜いてもらおうかと思いつつ、これは無料。素晴らしい。

3.Ratoncito Pérez
スペインの歯医者さんにはこのような小さなドアがあります。

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日本では子どものときに乳歯が抜けたら、上の歯は床下に、下の歯は屋根に向かって投げるなんていう話があります。

スペインの歯医者さんにはこういう小さなドアがあります。これは、乳歯が抜けたら枕の下においておくと、ネズミ(歯の妖精みたいな感じで扱われています)が持っていて、プレゼントや幸運に変えてくれるという話があります。

お国が変わっても似たような子ども向けのストーリーはあるもんですね。

4.さいごに

とりあえず医療用語のスペイン語となると、なかなか難しいし普段使いませんが、健康第一で定期的には医者にかかりたいので、がんばっています。

日本は言わなくても至れり尽くせりですが、こっちは主張しないと何もしてくれないし、ただ待たされるだけ。だからこそ少し大げさにでも伝えて、しっかりどんな検査がしたいか、今後の流れとか、なんでも聞いて話をしていくことが大事です。

またいろいろとシェアしますね。Buenas tardes!!

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