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私的、よく読まれた記事

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はじめましての方へ。おすすめ入りした記事など、わりと読んでもらえているなという記事をまとめました。もしよろしければ、自己紹介の代わりとして。
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#育児

子ども部屋の歴史から成長に合わせた作り方まで。

子ども部屋って面白い。 数多くの子育て家庭のモヨウ替えコーディネートをしていると、いつもそう思います。 子ども部屋って、ただベッドと勉強机を与えておけば万事OKってものでもありません。それは、多くの子ども部屋が物置部屋になっており、学習机が物置台と化しているのを目の当たりにするたびに思うことです。 そもそも、子ども部屋にはどんな歴史があって、どう使われていくのがいいのだろうか。そんなことを考えてみました。 「子ども部屋」の歴史について。 「子ども部屋」のフェーズ(子ども

長続きしなければ、やめたらいい。

「やる!」と決めたことが長続きしないのは、何でだろう。 娘を見ているとそんなことを思ったりします。 「欲しい!」と言って買ったオモチャにすぐに飽きちゃったり。 「やる!」って決めたマイルールをいつの間にかやらなくなってしまっていたり。 「お菓子つくりたい!」と言ってはじめたお菓子作りを途中で飽きちゃったり。 決めたことを、なかなか最後までやり通したり、継続させたりすることができません。 そんなある日、娘に言われました。 「パパ、最近ゲームやってないな?」 ドキッとし

たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。

今日の娘のお弁当は、卵焼きが3切れだけ。 いつものお弁当箱に、銀色の余白がすこしさみしい。 たった3切れの卵焼きだけが入った、お弁当。 このお弁当にはちょっとしたわけがある。そして、これは娘が心から望んだお弁当でもあるのだ。 *** 昨日の夜。娘は突然そわそわとし始めた。 「どうしたの?」 「明日の幼稚園が嫌やねん」 娘が「幼稚園が嫌」という場合、たいてい理由は他にある。だからこういうときはじっくりと、彼女の本当の嫌がなんなのかを聞いていく。 「幼稚園の、なにが嫌な

こんなにも、ぼくの幸せのハードルが下がってしまったのは君のせいだ。

妻がこんな投稿をした。 今日は娘が楽しみにしていたプールへ、朝から家族でお出かけしたのです。 その行きしなに、車でコンビニに寄り、軽食やら飲み物やらを買ったときに、ぼくがホクホクになっていたという投稿。•••無意識だったからちょっと恥ずかしい。 とは言え、いったいいつから、なぜ、こんなにもぼくの幸せのハードルは下がってしまったのだろう。コンビニで買い物して幸せなんだから、もう歩いてるだけでまたげてしまうほど、ぼくの幸せハードルは低ラインと言えるかもしれない。 夫婦で幸

パパは「俺は家事育児ができない」をもっと真剣にとらえ直すべき。

「俺はほら、料理とか全然できなから」 「洗濯もさ、色柄とかわけるの? 干すのだってなんだか怒られるし」 「片付けも苦手。べつに埃があったって死にはしないじゃん」 OK。家事が苦手であることも、嫌いであることも、しかたがない。 男だろうと、女だろうとなんであろうと、嫌いなものは嫌いだし、苦手なものは苦手だろう。べつに得意になる必要も、上手になる必要もない。 だけど、自分が苦手だからというだけの理由で、その負担をパートナーに押し付けているんだとしたら、それはちょっと話が違う。

これから子育てする親が、子どもの事以上に気を付けなくてはいけない事。

記念すべき第一子が産まれ、これからはじめての子育てをするパパ、ママへどうしても伝えたいことがあります。 それは、 何よりも、親の体調を第一に。 と言うこと。 子どもが産まれたばかりで、可愛くて、愛しくて、でも色んなことがとにかく不安だったり心配だったりすると思います。わが家も、出産後数日で娘の黄疸の値が下がらずに急遽転院して入院したり、授乳がなかなかうまくいかなくて大変だったりいろいろありました。 はじめての育児は、命を育むプレッシャーと、24時間ほぼ休み無しのブラック環

疲れているなら、大切な話を後回しにしてでも夫婦でくだらない話をすることをおすすめする!

余裕がなくなってくると、夫婦の会話って「ほうれんそう(報告・連絡・相談)化」して来ちゃうよなって思っています。 夫婦の関係は、くだらない会話でできてる(気がする)お互い忙しくなってくると、段々と必要なことしか話さなくなってきます。 幼稚園の準備とか、牛乳のストックがあるかどうか(娘が牛乳大好きなので切らすと文句言われる)とか。 で、忙しい中でもふいにぽっかり時間ができたりすることがあります。 そんなときに、わーっと普段の生活とは全然関係のない話をする。 最近読んで面白かっ

家事シェアしたいなら、ママが変わるしかないんだ。

ぼくは日本唯一の家事シェア研究家として活動をしています。だから家事シェアの話をしているとママから「パパをどうやったら変えられるのか?」「どうやったらパパが主体的に家事をしてくれるようになるのか?」をよく聞かれます。 そして、そう聞かれるとぼくはいつも困ってしまう。なぜなら、「他人は変えられない」から。 いま、家事を全然してくれないパパが、突然主体的に動いてくれる方法なんて、残念ながらぼくにはひとつも思い浮かばないのです。 だから、そういう場合は必ず伝えます。 「パパでは

模様替えのレシピ〜この間取りあなたならどうする?わが家の可能性を広げる3つのアイディア〜

子育て家庭のための模様替えのレシピ。 初回は間取りの可能性についてです。同じ間取りがテーマによってどの位変わるのか、配置の可能性を探ります。 模様替えをしたいなって思っている方はぜひ参考に! □よくある基本の間取りパターン □① キッズスペースの最大化!大人も子どももそれぞれゆったり □② コミュニティカフェ風!お友達がよく来るならこれ! □③ フレキシブルで合理的な共働き夫婦オススメパターン 同じマンションの同じ間取りタイプのお友達がいる方なんかは「うちとぜんぜん違う」

娘と一緒に死について考える。

きっかけは、娘と見ていたアニメのセリフだった。 「人生はあっという間」というようなセリフ。 「”じんせい”ってなに?」と娘がぼくに聞いてきた。 「人が産まれてから、死ぬまでのことだよ」 「みんな死ぬの?」 「そうだね、みんな死ぬね」 「死ぬってなに?」 死ぬってなに? そう聞かれて少し答えにつまった。4歳児にもわかるように答えるにはなんと言えばいいのだろうか。 もう二度と動かなくなること? 心臓がとまること? 細胞が活動を停止すること? もっとライトな表現もあるだろ

なぜ夫婦喧嘩したことないのか、の最新事情を7つ考えてみた!※番外編も1個追加

「どうして結婚して9年間も夫婦喧嘩したことないんですか?」と聞かれたらいつも「論破しないこと!」って答えていたんですが、わりとお互い日常生活の中で気をつけていることは色々あるよな、と思ったので書き出してみました。 ①今日の話を聞く別になにもなくても帰ってきたらすぐにお互いの1日について、5分だけでも話を聞きあってます。ぼくは特に妻の仕事の話を聞くのが大好きなので、会ったこともない会社の人のすごいところとか、かわいらしいところとか、色々聞いて勝手にファンになっていたりします。