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HackCampは共創を民主化します

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共創イベントの運営・共創の仕組みの導入伴走を行う株式会社HackCampのメンバーによる記事です。自由で自律的でワクワクする働き方を日々模索するメンバーの試行錯誤をぜひお楽しみく…
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#問いのデザイン

問題の種類を4つに分類。厄介な問題とは?

問題解決を考えるには、どのような問題の種類があるかを知る必要があります。問題の種類によって解決のアプローチ方法が異なるためです。今回は問題を4つの種類に分類してみます。 問題解決の定義ます問題解決の定義を簡単に整理します。 問題とは「目指すべきゴールやありたい姿(ToBe)」と「現状(As is)」の差(Gap)と定義します。課題とは数ある問題の中から解決すべき問題と定義しています。 問題解決を行うには、1.ゴール・方向性がどこまでコンセンサスがとれているか、2.現状の

解決すべき課題を見出す“問い”のお作法

こんにちは! 合意形成ラボ研究員のゴウイケイコです。 梅雨が明けてから連日暑いですね。こういうときはエアコンのきいた部屋で読書が一番。ということで、今日は書籍『問いのデザイン 塑像的対話のファシリテーション』(安斎勇樹、 塩瀬隆之)をご紹介します! 問いのデザインで合意形成の次の一手を引き出すなぜ合意形成ラボで、書籍『問いのデザイン』を取り上げるのか、まずはそれを簡単にご説明したいと思います。 ビジネスシーンで問題になるのは、現状と目標の間にギャップがあること。そのギ

AI時代だからこそ求められる問いを作る力。「開いた問い」と「閉じた問い」に隠された新たな価値とは?

私たちは問い(質問)の答えを探しがちですが、より良い問を探すことの重要性はアインシュタインも言っています。 もしわたしがある問題を解決するのに1時間を与えられ、それが人生が変わるような大問題だとすると、そのうち55分は自分が正しい問いに答えているかどうかを確認することに費やすだろう。  アインシュタイン このnoteでは、問いを作るテクニックをご紹介します。その中でも無意識に使っているであろう「開いた問い」と「閉じた問い」の価値と良い問づくりについて考察してみたいと思いま

オープン"問いづくり"ラボ、はじめます

HackCampは「イノベーションの民主化」をビジョンに掲げ、過去の経験、立場、能力に関わらず、老若男女誰もが主体的にアイデアを出し、挑戦し、新たな価値を創出できるという社会を目指しています。 環境さえ整えば誰でもイノベーションを起こせると信じ、一人のカリスマが導くのではなく、衆知を集め、みんなでワクワクする未来をつかみ取れるようにするための「武器」を日々磨いている私たちです。 より多くの方にその武器を手渡せる方法を考えている中で、普段Hackで取り組んでいるアイディエー