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【読書録】2025年、人は「買い物」をしなくなる(望月智之・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、きっと好きになりますよ。
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。


今回読んだ本はこちら。

恒例のKindle Unlimitedで見つけた書籍。これからの購買がどうなるのか?本当に買い物をしなくなるのか?そんなヒントがこの本にありました。思った以上に検索が減っているのかもしれません。


それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】サブスクが当たり前に

サブスクは、「買い物のストレス」から音楽ファンを解放した。買い物のわずらしさのために音楽を聴かなくなっていた人たちを、音楽に振り向かせたという功績も大きい。

アーティスト側からは当初、サブスクのサービスに楽曲を提供することに拒否反応もあった。自分がつくった曲は、「聴き放題」で聴かれるよりも、「曲を買った人」に聴いてもらいたい。アーティストでなくても、その気持ちは十分理解できるところだ。

毎月お金を払う定額制サービス。新聞、NHK、ガス、水道、電気、携帯電話の料金、こうして毎月いろんなものに支払っています。最近は、Amazonプライム、Netflixなどをはじめとして、サブスクリプション型サービスの利用が増えていますね。

昔はCDやビデオを借りてきましたが、あるときにパタッとやめました。そして、しばらくするとサブスクを当たり前に使っていました。この波は止められないでしょう。有名アーティストも、ドンドン参入しています。「サブスク解禁」という言葉が本当に増えました。

サブスクに乗る方が、コンテンツ提供側もメリットが大きいのです。私のようなビジネス系コンテンツも、いつかそうなるかもしれません。


【引用その2】所有しない

サブスクの中には、返却の必要のないもの(買い取り形式のサブスク、飲食のサブスクなど)もあるが、サブスクの存在理由の一つは、「所有するにはお金がかかるものを、手頃な価格で借りられること」なので、「サブスクといえば借りるもの」と認識する人も増えている。

今は車を持っていませんが、次に手にするなら、サブスク型のサービスにすると思います。最終的に割高だったとしても、所有することが面倒なのです。私はずっと賃貸です。それも同じ理由。定額で借り続け、心配事をちょっとでも減らしたいと思っています。

自分の持ち家だったら、隣人が誰かってすごく気になります。でも、賃貸なら嫌なら出て行けばいいので、本当に気楽。


【引用その3】比較が面倒

ネットショッピングは、実店舗に買いに行くより便利だが、慣れてくると、いちいち見て比較するのが面倒になってくる。情報が多すぎるのも、消費者には正直しんどいのだ。そのため最近のECサイトは、「情報をたくさん見せる」のではなく、「すっきりとわかりやすく見せる」傾向にあるといえる。

家にいながら買い物できる便利さがありました。それがネットショッピングが発達した理由だと思います。面倒なものを減らしていくサービスが発展する。その流れは昔からずっと続いています。

次の問題は、情報が多すぎて選ぶのが大変になったということ。だからインフルエンサーが言うことを信じて、それを購入したり……購買行動も変わってきています。

また、本書での指摘にもあるとおり、細かい情報(楽天のセールスページのようなヤツ)を排除するサイトも増えていますよね。Amazonは純粋に商品とスペックだけ。選びやすいなぁ~といつも感じています。


【引用その4】届く瞬間の価値は高い

実際、現在は多くのハイブランドも、「Unboxing(アンボクシング)」=「届く瞬間、箱を開ける瞬間のユーザー体験」を最も重要視している。そのため「イケてる箱をどうつくるか」ということが新しいテーマにもなっているのだ。

選ぶとき、買ったとき、お金を払ったとき、届いた瞬間、使ったとき……どこが一番テンションが上がるでしょう。

どんな商品も、開封時だと思います。YouTubeの動画を見ても、そういったものの再生回数が多いようです。そういったユーザー体験をどう伝えていくのかもポイントになりそう。


【引用その5】ググらない世代がどうやって買うのか

これからはこの「ググらない世代」が購買力を持つようになるということなのだ。今の10代が働き始める頃には、少なくとも買い物では、「ググる」はもはや死語になっているかもしれない。

調べて、比較検討する。分からなかったら質問する。そんな時代が終わりを迎えているのかもしれません。今、10代の知り合いがほぼいない……もしかすると、その世代の購買をリサーチした方がいいのかも。

ググらない世代がどうやって買うのか。
これから彼らがメインプレイヤーになったときに私たちは鳥に超されるかもしれません。


まとめ&宣言

サブスク型サービスを研究、購買プロセスを見直し、若い世代が何をショートカットしたいのか考えます。常に時代は変化していて、自分が取り残される可能性もあります。Twitterを流れるなど、波を見つけます。

自分の購買プロセスを疑い、新たなパターンを取り入れていいます!



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