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【読書録】ズルい仕事術(勝間和代・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』という読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleでコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

お試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。


今回読んだ本はこちら。

月に10~20冊くらいKindle Unlimitedで見つけた本を多読しています。勝間さんの本もたくさん読んできましたが、手元にはあまり残していないので、久々に見つけたので読みました。7~8年くらい前の本のようですね。ちょっと懐かしい。

【引用その1】生産性の低い人の思考

生産性が低い仕事に慣れきっていると、生産性の高い人を見ても、なぜそうできるのかまるでわからないからです。そういう習慣がないから、自分の理解の範囲を超えている。だから、信用できない、となるわけです。

わかりやすく言いますと、信じてしまったら自分たちの生産性の低さを認めることになってしまう、だから、「あいつらはズルいことをしているから、仕事が速かったり、儲かっていたりしているに違いない。俺たちはズルしないでまじめにやっているから、たいへんなんだ」と、自分に言い聞かせるわけです。

生産性が低い人というのは、見ているとわかります。

・すべての時間を消化しようとする
・残業をすることに疑問を持っていない
・時間を使うことが、正解だと思っている

勝間さんのいうとおりで、自分を守るために誰かを敵にしないといけません。「あいつはきっと悪いことをしている」という思考になるのは非常に危険です。

常に最短距離で、手数を減らすように努力をする。投下時間と質のバランスを考えて、パフォーマンスを最大化する。このような思考が重要です。

昔の私は、会社にずっと残っていることが、会社のためだと思っていましたが、今はその思考はまったくありません。どれだけ生産性を高めて結果を出すか。そこだけにフォーカスしています。


【引用その2】付加価値に目を向ける

1時間仕事をしても、最低賃金水準に近い時給800円の人もいれば、1時間で1千万円を稼ぐ人もいます。それはなぜか。その人に1時間仕事をしてもらったときに得られる「付加価値」がまったく異なるからです。

私が1本2~3時間の企業研修を30~40万円で請け負っているという話をすると、凄く驚く人がいます。「え?時給20万円ですか」という感じです。

その前後に準備の時間もかけていますし、そこで提供できる価値が高いから、これだけの金額をお支払いいただけているのです。

ビジネスメールの企業研修は、誰でもできると思われがちです。でも、全然質が違うんです。研修担当者が同じ準備をしようと思ったら、膨大な時間がかかります。そんなに時間をかけるなら、プロにお願いした方がいいという結論になります。また、不慣れな人が講師を務めるとアウトプットも不確かで、逆に学んだ人の生産性を下げるかもしれません。


【引用その3】できないことは、できないという

わたしはできない約束をつい、「できる」と表明してしまうことを「オーバーコミット」と呼んでいますが、オーバーコミットする人とはあまり長く深くはつき合わないようにしています。なぜなら、その人がした「約束」が守られるかどうか、いちいち疑い続けなければならず、たいへんな管理コストがかかるからです。

コミットするなら、できることにコミットする。

これを常に意識しています。ただ、これも時と場合によるんですよね。誠意を見せようと思ったら「絶対幸せにします」「あなたより先には死にません」といったほうがいいこともありますからね(笑)

ただ、できないことをできるというのは、意欲の問題でも言わないようにしています。できない可能性があるなら伝えるし、それが誠実だと考えているからです。特に仕事においてはそうだと言えるでしょう。


【引用その4】部品にはならない

論理思考の考え方を学ぶ前に、徹底して主体性を発揮することをクセにしたほうがいいと感じています。
何度も言いましょう。 人から言われたことを言われた手順で実行するということを続ける限り、 あなたはその仕事の部品でしかありません。
そして、部品には誰も高い給料を払わないし名誉もありません。

ただここで誤解しないでいただきたいのは、言われたことをやるというのは当たり前だということです。当たり前なんだから、それで満足してそこに留まっていてはいけないということです。大事なのは、言われたことを実行するのを断るのではなく、それをよりよくやるなかで、しっかりとした、課題設定→仮説構築能力をつけていくことです。

言われることをやるだけなら、時給の仕事から抜けられません。私も仕事を依頼するときに、ここは常に考えています。○○のタスクを実施する価値は○円だと考え打診します。そこで、もっと質の高いアウトプットの場合、次回からもっと支払い額を上げたりします。

結局、金額に見合った仕事しかしていないなら、それ以上受け取る額が増えるはずはないのです。その場合、ず~~っとパーツとしての仕事をすることになるでしょう。


まとめ&宣言

自分の付加価値を高め続けることがこれからの時代必要です。

それができないと誰かにとって変わられますからね。

付加価値を高め続ける。ここにもっと精進します。


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