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合理的な思考と利他的な思考は共存できるのか

普段から、私はかなり合理的な思考をしています。

自分の行動の中に、「ムダ」があった場合
それがどうやったらなくなるかを常に考えます。

たとえば毎月のように
『ビジネスメール実務検定試験』を実施しています。

・受講者名簿
・合格証書のデータ
・結果通知書
・送付状

など、事後に多くの資料を印刷することになります。

回答データを並べ替えて、採点したり、
データベースと連動させて、結果を差し込んだり。

紙の試験の時は、1名の採点に5分くらいかかっていました。
しかし今では何人でも採点はマックス3分くらい。

そこまで短縮できました。

繰り返し作業をしているならどうやったら楽できるか。
これを毎回突き詰めているので、今は大幅に短縮できています。

忙しいことに疑問を持たない人は、
ずっと「忙しいまま」で満足してしまいます。

たとえば、お目当てのファイルに到達するのに手数がかかるなら
ショートカットをデスクトップに作っておくべきです。

私の場合デスクトップに「作業用」というフォルダを作り
その中に、常時10くらいのショートカットを入れています。

今はWAVE出版の『テレワーク時代のメール術』を出しばかり。
執筆当初から、このフォルダへのショートカットを準備していました。

それがなければ、

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Dropbox→執筆→書籍→WAVE出版
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5回くらいクリックが必要です。


私の場合、仕事に関してはすべて合理的に考えるようにしています。

今回書いたような業務はその最たるもの。


合理的に考えると、損か得かという思考になりがち。

仕事は、合理主義でいいのですが
プライベートまで合理主義の人がいますがこれはいけない。


たとえば、隣の家に煮物をお裾分けしたら
あとで何かかえってくるかもしれない。

よし。持っていこう!

なんてなると、期待がはずれたときに
相手を恨んでしまうかもしれません。

ボランティア活動だってそうですよね。
ここに見返りを求めていたら、本筋とはズレます。


今回のコラムのタイトルは
「合理的な思考と利他的な思考は共存できるのか」です。

ここまで読んでいただいての通り私の考えは「共存可能」。

私自身も、合理主義ではありますが
仕事を離れたところで、利他的な思考があります。

「人の役に立てて嬉しい」
「感謝されると気持ちがいい」

そういう気持ちがあるのも事実です。

でも、それを期待するというよりも
やっぱり「やりたい」と思うからやってしまう。


実はある研究によると
「利他的な行動をしている人は痛みを感じなくなった」そうです。


そういえば、20年くらい前はもっと利己的でした。
でも、年を取って安定して、利他の割合が増えてきました。

その結果、20年前よりも体調がいい。

当時は、毎週のように整体に通っていました。
あれは何だったんだろう……。

今は、ある意味ツキモノが落ちたようにスッキリしています。


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