2024年2回目の中国旅行は西安 その4:城壁で自転車に乗ってみた
西安(しいあん)には、唐の時代に作り、明の時代に修復された城壁があります。この城壁は、王宮だけでなく街全体を囲ううています。唐の時代には50Kmあったらしいですが、明の時代に縮小し周囲14kmになっています。高さ12mで、横幅も12mあります。路面は石レンガで、少し内側に傾斜しています。雨で水がたまらないためです。
自転車を貸してくれるところは、東西南北の各城壁の門のそばにあります。南側の一番大きい「永宁门(よんにんめん)」のところには、2箇所あります。ただ、いずれも門から少し離れたところにあります。門に登ったところから見えませんからしばらく歩いていかないと見つかりません。永宁门のところには、右にいっても左に行ってもあります。後で知ったのですが、添付のような地図があります。これを見ると、自転車を借りたり返したりできる場所がわかるし、トイレの場所もわかります。
私はまあ比較的ゆっくりですが、2時間で一周できました。3時間を超えると追加料金をとれれます。若干の起伏もありますが、ほぼフラットです。路面は石レンガでガタガタですが、借りた自転車のタイヤが幅が太いのでそんなに気になりません。またお尻も痛くなりませんでした。
借りる時、100元のデポジットが必要です。自転車を返せば返してくれます。
必ずしも元のところに返す必要なく、城壁内の5、6箇所のどこで返してもOKです。一周するつもりでも途中で飽きらめることも可能です。
どうして門のそばに借りるところがないのかと思います。実は、暗くなると市民がイルミネーションを楽しんだりしてこの城壁に集まるんです。ですから、門の周りは歩行者天国になるので、それを避けて自転車が置いてあるのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?