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繊細な心と側弯症


側弯症の人は、他の人にとっては大したことない思うような言葉でも、傷ついたり、心がギュッとなったりすることもあるんじゃないかな?
と、私は思います。


これは私が体験した話で、先日インスタにあげたパーソナルピラティスの話なのですが、
その先生は左右差のある身体の「弱い方」を「できる方」となるべく揃えましょう。というのを、よくお話しされていて


弱い方、苦手な方があることは自分でも理解しているので、左右が揃えば何かが変わるのかもしれない!?と一所懸命やっていたのですが


レッスン中とにかく「できない」こと「弱い」ことにフォーカスするので、そこばかりが、くっきり浮かび上がってくるのです。
それだけなら、ため息程度のダメージだったのですが、

できないとなると「できるはずだから、もっともっと!!」と言われることが、私にとっては苦痛でした。


わかってるけど、思うように動かないんだもん。。。
だからここに来たんだけどなぁ。



苦手なことを「あなたはここが弱い。できていない。だから頑張れ」と
繰り返し言われていくうちに「よし、頑張るぞ」ではなく
「今日もまた言われちゃった」
「そんなにだめなのかなぁ」
「できるようになる方法を教えて欲しいんだけどなぁ」と、
どんどん落ち込んでいく自分がいました。

↑なんだか子育ての話みたい・・・。


結局、このまま無理して続けても、心が辛い。
側弯症とうまく付き合っていくはずが、どんどん自分に自信がなくなって
、自分の身体を嫌いになっちゃうのは、何か違うなと思って、通うのをやめました。


きっとこの先生のところで、楽しく通える生徒さんもいっぱいいると思います。
シンプルに私にはしっくり来なかったというだけのこと。
その後、私は他の先生の所でピラティスの良さを実感しています!


こんな感じで、運動系じゃなくても、診察や施術中の会話などで、ちょっとした言葉が引っかかってしまう事、私はちょいちょいあります。
受け取り方や、感じ取り方次第でうまく受け流せたらいいんだろうけど。
でも、なかなかそううまくはいかないこともあるから、


何か心がチクチクするな、とか、行くたび会うたびに気持ち引っ張られちゃうな、という時は、ちょっと立ち止まって心の声を聞いてあげるのが大事だなあって思うんです。
相性悪くてもその先生しかいない、という時は、頑張ってる自分をたくさん褒めて、褒めまくる。

身体のケアの方に目が行きがちだけど、心のケアも忘れずに。
これも側弯症と付き合っていくうえで、大切なことだと私は思っています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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