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#01【鋼の錬金術師】全話視聴note〜ロイ・マスタングとアームストロング少将から見た最強の部下のあり方ってなんだろ?〜

このシリーズがどれくらい長く続くかは考えないでください笑

年末年始、Netflixで【鋼の錬金術師 fullmetal alchemist】を全話視聴しました⭐️

初めてハガレンに出会ったのは、中学2年生のとき。学校帰り友人の家で見たのが初めてでした。なぜ、この年になるまで全話見なかったのかそれには、読んだ人にはわかる理由があります。

ハガレン第4話あのキメラの回です。あれ、本当にトラウマものですよね...。私はあれを見て続きがちょっと見れなくなりました。涙

しかし、日本の誇る名作漫画!見ないわけにはいかないのです!ということで、年末年始にかけてトラウマを乗り越え無事全話視聴いたしましたので感想noteをお話しさせてもらいます🎶

※本noteは重要なネタバレを含みますのでご了承ください。


▶︎ 例のあのトラウマシーン

ハガレン序盤のトラウマといえばあのシーン。そう、ニーナとアレキサンダーのキメラの回です。当時はかなりの衝撃をだった。

ニーナ:綴命の錬金術師と言われる父をもつごく普通の女の子
アレクサンダー:ニーナの愛犬

そんな無垢で純粋な女の子と彼女の愛犬が父親の実験のために突然、合成されキメラにされてしまうのです。

あの展開には、息が止まりました。

そして、その後やってきたスカーに父親もろとも殺されてしまう。

しかし、アニメを進めるにつれて。彼女が殺されてしまった理由もわかってきた。

とある場面で、エドはニーナとアレキサンダーを殺したのがスカーだと知るシーン。

アルはスカーに「なぜ殺した?」と問い詰めるのですが、スカーは殺したことに全く後悔してなかった。

そしてスカーは、このまま生かしていたら組織の実験に使われるだけだ。と。そう、もしスカーが彼女を殺していなかったら、あのシーンを超えるトラウマが待っていたのかもしれない。

もし、このシーンで立ち止まっている方がいたら、言いたい。

この文字だけじゃ伝わらないけれど、ストーリーの先に進めば彼女の死に対して府に落ちた結果が待っていると。

▶︎ エドとアルの錬金術が結ぶ絆

ハガレンは実に、兄弟の絆と錬金術の可能性に関して深く描かれている。

基本的なルールは、
・等価交換(=生成するものは、その代償として同等のものを必要とする)
・人体錬成は禁術
錬金術によって道を作り、武器を作り、物事を解決していく。

しかし、物語の序盤2人は錬金術によって何もかもを失わされる。

独学で錬金術を学び、病気で亡くなった母親を復活させようと人体錬成に挑み、エドは片足片腕をアルは全身を持っていかれた。

その後、錬金術を師匠から学び、自分たちの体を取り戻すために国家錬金術師として軍に入隊する。

最終回で、エドはアルの体を取り戻すために錬金術の全てを差し出す。最後には序盤で利用した力さえも失って、元の体に戻る。

ストーリー中、2人は人を殺すことを極力避けるシーンが多いが、それも失ったものがあるからだろうか。錬金術で人は蘇らないし、逆に失うものの方が多い。錬金術において無限の可能性なんてないのだと思い知らされましたね。笑

最後にしてはとても綺麗な終わり方かつ、ストーリーを進めていく上でこの兄弟が理解する錬金術論?は欠かせないポイントになっている。

▶︎ 非倫理的なキャラ多くない?

まあ、敵サイドが人間ではないからだろうが、人の道徳心に反する言動をするキャラがあまりにも多く感じた。

最初にもいった、娘を実験に使うやつ。錬金術師を殺しまくるやつ。自分の目的のために町1つ平気で潰すやつ。人の命を使って、腎臓兵器を作るやつ。

こんなに、非倫理的なキャラが多い漫画あんまりない気がする...。でもその、ある種の気持ち悪さはハガレンの持ち味なのかもしれない。

こういう物語の科学者サイドの胸糞悪さ。FF7の宝条を見ているようだった。

▶︎ ロイ・マスタングとアームストロング少将から見た最強の部下のあり方とは?

ハガレンといえば、 ロイ・マスタング大佐!
カッケー姉御キャラといえば、アームストロング少将!

この2人は作中本当にカッコ良かった✨

この2人は軍の中でいえばかなりランクの高い位にあるため、部下キャラの活躍が彼・彼女の魅力を引き立たせている。

もちろん2人は強くて責任感があって、情が厚くて仲間思いでめちゃめちゃかっこいいのだが、今回は部下に着目する。

マスタング大佐の部下として1番代表的なのがリザ・ホークアイかな。

人質とされたときも隠密に情報を提供したり、復讐に自我を失った大佐の目を覚まさせたりと、活躍は著しかった。

そのほか、ジャン・ハボック少尉とかヴァトーファルマンとかとか。最終決戦ではかなりの活躍があった。

そして、最高の姉御アームストロング少将の部下。

完璧の要塞ブリックス軍の統率力。どことなくアームストロング少将の部下は各々の目的や在籍理由が明確だったなと思う。

なんかこう見ていると、部下って上司に対してどういう風にあればいいのか?今から述べることはかなり当たり前かもしれないが、自戒も込めて書いていく。

上司の信頼を裏切らないこと

2人の上司は部下において絶大な信頼を持っている。そしてその部下は、その期待に答えなければならない。自分の持っている責務に対して達成こそできなくても、何が最大の収穫であるか?判断を誤ってはいけない。そういうことな気がする。

どんな立場でも上司を立たせる

途中で戦闘不能になり離脱してしまったハボック少尉や他の支部に飛ばされてしまった部下たち。マスタングの部下たちは、遠くに出向されようとマスタングに力を貸している。戦闘不能になろうとも自分にできる最大限のパフォーマンスで上司を活かす。

上司の弱点を知る

まあ、これはビジネスに例えるとめっちゃ難しい笑

水のしたたった場所での戦闘のとき、リザはマスタング大佐に対して「無能になりますもんね。」と口にしたシーンが印象的だった。
要所、要所で上司に有利ポジションを築きサポートする。大佐とリザが背中を預けあって戦うシーンは何度見てもカッコいい✨

まとめ

結局、賢者の石って人の尸の上に存在できたものなんだな〜。

って考えると、現代社会でいう歴史の教科書?
私たちも生きていく・文明を発展させていくという立場としては過去の人々が残したものの尸を超えていかなければならないのかw

実に深くていい作品でした!皆さんもハガレン見てね😙

▶︎ おまけ:今作の推しのコーナー⭐️

今回の推しは〜〜〜〜〜、アームストロング少将!!!!

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ストーリー後半から出てきたキャラなんだけれどもそのカッコよさに惚れました!!!唇が分厚い人は情が厚いとかいう迷信があるけれども、本当にその通りかもしれないと言えるほど、部下への信頼が厚い!!!!

あたしも「イエス、マム!」って言いたいです笑

ちょっといいな♪と思った方ぁぁあ! 少しでいいのでお菓子代を恵んでちょっ😚