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Chromebook をいつまで使う?

以前から Chromebook について批判的な主張を行っている PIRG が 6/20 付けで Google に対して要望を出したと記事になっている、と GIGAZINE の記事で知りました。

問題視されている端末は、2016年 ~ 2019年に発表されたもので今年 6~ 8月に自動更新期限(AUE)が切れてしまうようです。
2020年以降に発表された端末は 7 ~ 8年に設定されているため、問題視されることはないのでしょうが、2020年より前に発表された端末はそれよりも短い期間が設定されていたので、PIRG は問題視しているのでしょう…

けど、これって、購入する時点で明らかにされていた内容ですよね? Google 側が後から AUE の期間を短くしたわけではないはず… そういう仕様であることを知っていて購入しておきながら、後からクレームを言うのはどうかと思ったりします。 まぁ、AUE が延長されればありがたいとは思いますが…

記事の中では、

Googleがサーキュラーエコノミーに取り組んでいるにもかかわらず、ハードウェア的には問題ないChromebookがソフトウェアの更新期限によって使えなくなってしまうことをPIRGは問題視しています。

学校が大量に導入したChromebookがソフトウェアの更新期限切れで大量廃棄の危機に直面 - GIGAZINE

とされていますが、PIRG は安価な Chromebook を何年使うつもりなのでしょう? 仮に Google 側が AUE を延長してくれたとしても、「ハードウェア的には問題のない」という Chromebook はそのまま使い続けられるのでしょうか?

4年以上が経過した Chromebook は AC アダプターから電源を供給しないで、学校で一日利用できるのでしょうか? Chromebook に限らず、最近のパソコンはユーザー(利用者)が容易にバッテリー交換を行えるようにはなっていないように感じています。 バッテリーを交換するために、メーカーで交換作業を行ってもらうとしたら… その費用やそのために端末が使えない時間のことはどう考えているのでしょう?

パソコン室に導入されていたパソコンと同様ではなく、バッテリー駆動で持ち運んで使うことが前提になっていた場合、パソコンそのもののハードウェアだけでなく、バッテリーについても意識して欲しいものです。

こういった団体って、いろいろと主張していますが、ちょっとズレた主張をしている時もあるので、注意が必要だと思いますね。

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