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ChatGPT の教育利用

いろんなところで、ChatGPT が学校教育にどのような影響をもたらすのかが議論されていたり、実際に使ってみた実践事例報告されていたりします。
わたし自身も、児童生徒の利用を禁止するのではなく、うまくツールとして利用できるようになるべき、新しいアプリやサービスの一つなんだと思っています。

13歳未満の利用は?

しかしながら、ChatGPT を提供している OpenAI の Privacy Policy では、13歳未満の利用を対象としていないことが明記されています。

6. CHILDREN
Our Service is not directed to children who are under the age of 13. OpenAI does not knowingly collect Personal Information from children under the age of 13. If you have reason to believe that a child under the age of 13 has provided Personal Information to OpenAI through the Service please email us at support@openai.com and we will endeavor to delete that information from our databases.

Privacy Policy
Google 翻訳によって日本語訳した内容

これは、米国での COPPA などの 13歳未満の子供への扱いに対する考え方の違いからくるものでしょうが、提供する側(OpenAI)も「対象としていません」としているものを、

  • それぞれの組織や自治体のセキュリティポリシーにも照らし合わせる必要があるのでは?

  • 小学校の先生はともかく、小学生自身に使わせようとしなくてもいいんじゃないか?

と思います。

ChatGPT などの AI が学習を続けたとしても、出力した内容が誤っていることもあるでしょう。 ※これは、Web 検索による情報収集も同様
少なくとも、この誤りを訂正できるようになってからでないと、技術に踊らされるだけになってしまうんじゃないか、と思います。

これらのツールは、「魔法」ではなく「技術」であるべきなので、自身で再現できるものにしておくといいと思うんですが、皆さんはどう思いますか?

AI 技術の急速な進歩により、ChatGPT や他の AI ツールを使えば、情報収集などの手間を大きく簡略化できます。しかし、これらのツールは完全に間違いの無い結果のみを保証できるわけではありません。ユーザーは常に、AI ツールの出力の妥当性をチェックする責任を担う必要があり、最終的な検証を担う必要があることを理解しておかなければなりません。必ずしも「魔法」ではなく「技術」であることを理解しておくことが重要であると私は思います。

note にも AI が導入される

そんな中、note にも「AI アシスタント」という機能が導入されようとしています。

現時点では、「AIアシスタント」はテスト中の機能です

note AIアシスタント(β) のご利用条件」で説明されている内容に同意した上で、利用することになります。利用条件を見ていると、OpenAI のサービスを利用していることが明記されています。

OpenAI のサービスを利用していることが明記されています

実際に使ってみると、「切り口を提案」をはじめとして、下図のように 8種類の機能が提供されるようです。

「AIアシスタント」の画面(1)
「AIアシスタント」の画面(2)

これらの機能も今後、試してみようと思います。

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