見出し画像

UQ mobile に MNP してみた(iPhone SE 第二世代)

この記事は、いろいろと悩んだ結果、iPhone 8(IIJmio) から iPhone SE 第二世代(UQ mobile)への MNP を行った記録です。

はじめに

先月から現在使っている iPhone を機種変更しようか悩んでいました。
いくつかの販売店などを巡ってみたものの、そんなにおいしい話が転がっているわけでもなく、端末は安価に手に入っても、違うところ(月々の料金)で出費がかさんでしまったり、何かしらの制限があったり、いろいろ悩ましい感じでした。

  • iPhone 12 が安価、iPhone SE(第二世代)がほぼ無料、といった金額で手に入るものの、キャリアの安価ではないプランを一定期間利用しなければならない。

  • より安価で端末は提供されるものの、2年後には機種を返却するか、その時点での分割払いの残価を支払わなければならない。 ※要するに、2年分の分割払いが補助される。

現状の、IIJmio の基本料金(ギガプラン 4ギガプラン:税込1,078円)を考えると、キャリアの安価ではないプランを利用していたのでは、お得になった端末代金分を消化してしまいそう…

YouTube などを見ていると、都会の家電量販店などでは上記のような条件も付けずに販売されているケースもあったようですが、地方の富山市ではそんな条件を見つけることができませんでした。もっと探せばいいのかもしれませんが、コロナ禍の現状であまりで歩きたくないこともあって、これ以上の探索を断念しようかと思いはじめていました…

舞い降りたニュース記事

そんなショップ巡りから帰ろうとしたところに、以下のニュース記事が iPhone に配信されました。

前述のように断念しかかっていたところに、

  • 格安 SIM の一つである UQ mobile の安価な月額料金

  • 現行モデルの iPhone SE(第二世代) 128GB モデルが 5,800円 ※上記の記事の 2,500円は Bランク品

という条件だったので、気持ちが一気に傾いてしまい、MNP予約番号が発行された 2022/02/18 Fri 23:00 のあと、月額料金や必要以上の縛り(制限)がないかを再確認して、2/19 深夜(0:14)に申し込みました。

  • 以前は、IIJmio でもすぐ MNP 予約番号が発行されていた記憶があるのですが、現在は「予約番号の発行完了までは、最短で1日(翌日23時以降)〜最大4日程度かかります。」と案内されています。
    週末に実店舗に出向いて手続きしようとしている場合には、注意が必要です。

ゲオモバイルで行われていたキャンペーン

噂通りであれば、もう一か月ほどで iPhone SE の新モデルが発表され、現行モデルではなくなってしまうのかもしれません。それでも、今使っている iPhone 8 から比べると、数段新しくなり、ストレージ容量も 64GB → 128GB と増量するので満足です。

スムーズな手続き

キャンペーンサイトでは、以下のように案内されていたので、週明けになってから処理が進むのかと思っていましたが、申し込み 2022/02/19 Sat 0:14 → 発送連絡 2022/02/20 Sun 15:02 とスムーズな手続きが進められ、2/21 Mon の配達となりました。

キャンペーン期間中は、多くのお申し込みをいただくため、審査に通常よりお時間をいただく場合がございます。ご理解・ご了承のうえ、お申し込みください。

https://mvno.geo-mobile.jp/campaign/new_life/

※土日祝日は審査手続き・発送は行っておりません。土日祝日にお申し込みいただいた場合、審査手続き・発送は翌営業日以降順次対応となりますのでご了承ください。
※金曜日(祝日を除く)の審査受付時間は15時までです。

https://mvno.geo-mobile.jp/uqmobile/order/input?code=54

発送に利用された佐川急便のスマートクラブというサービスに登録していたこともあって、配達時間帯が設定されていなかった荷物も、事前に配達予告され、はじめから夕方以降に配達されるように時間変更できたので、スムーズに配達してもらえました。

納品された

今回、Aランク品が 5,800円、Bランク品が 2,500円と、倍以上の価格設定がされていましたが、比較説明に掲載されていた Bランク品の写真を見ていたら、ちょっと傷が気になりそうだったので、倍以上ではあるものの納得できる価格差だったので Aランク品を選択しました。

配達された荷物を開梱すると

予定通りに佐川急便が配達してくれた荷物には、

  • 納品書兼販売証明書

  • 付属品はなく iPhone 本体だけ

  • UQ mobile の SIM カード ※「SIM取り出しツール」が付属

  • ご利用開始(回線切替)のお手続きについて ※A4判 1枚(両面印刷)

  • iPhone 設定ガイドブック ※A4判 30ページの小冊子

が丁寧に梱包されて送られてきた感じです。SIM カードに付属していた「SIM取り出しツール」は、Apple の純正品ではないようだったので、事前に案内されていた通り、何も付属品のない状態です。

写真を撮ってみたものの、外観に傷は見当たらない

さすが、A ランク品と称されているだけあって、外観には傷が見当たらず、説明に書かれていて気になっていた

バッテリーの寿命・消耗具合についてはわかりかねます。

https://mvno.geo-mobile.jp/campaign/new_life/

という点については、起動してバッテリーの状態を確認したら「100%」と表示されていました。

最大容量は、なんと100%!

傷も見当たらない品質で、バッテリーの状態(最大容量)も 100% って、かなり当たりな商品だったような感じですね。
各種のセットアップが終わってから、iPhone のログを確認したところ、下図のように 昨晩からのセットアップで充電した回数を含めても、11回となっていました。出荷前の検査などでも充電されたりしたでしょうから、その回数なども考えると、やはり実運用された端末ではないようです。

ログから確認した充電回数

この充電回数の確認方法は、以下のページで説明されています。

iPhone 同士の移行は簡単!

これまでにも iPhone 同士でのデータ移行は何度か経験していることもあって、すんなり行えました。ただ、移行元となった iPhone 8 には 23GB 超の音楽データが保存されていたので、時間はかかったものの待っているだけで、インストールされているアプリも含めて移行されました。

移行に注意が必要なのは、

  • LINE
    複数端末での同時利用が行えないように制限がかかっている

  • ワンタイムパスワード
    銀行口座に紐づいたワンタイムパスワードを発行するアプリ

  • Google Authenticator
    上記のアプリと同様だが、Google 製

といったいくつかのアプリぐらいです。これらの移行にさえ注意すれば、クイックスタートで簡単に移行できます。

回線切り替え手続きは…

再配達なく確実に受け取れるように、18:00~20:00 ではなく、19:00 ~ 21:00 に時間して配達してもらいました。実際に配達されたのは、20:50 でした。
上述した同梱物の「ご利用開始(回線切替)のお手続きについて」では、UQ mobile の回線切り替えの手続きが受け付けられるのは、年中無休ではあるものの 9:00 ~ 20:00 なので、平日の仕事が終わってから受け取ったときには、時間によっては回線切り替え手続き(開通手続き)は翌日になってしまいます。 ちなみに、IIJmio は 9:00 ~ 19:00 なので、より難しい。

手順書(表)
手順書(裏)

上の写真のような手順書に従って、回線切り替え手続きを行います。STEP2 のフリーダイヤルに電話をかけると、オペレーターが対応してくれ、不明な点などにも応えてくれました。 ※IIJmio は、音声応答にキー入力で答える形式でした。
STEP3 以降は、手順に従って待っていれば、進んでいきます。IIJmio の場合には、iPhone にプロファイルをインストールしなければならなかったのですが、UQ mobile には必要ないようでした。

まぁ、難しいのはこの手続きを行える時間帯が限られていることだけなので、この時間帯に手続きさえ行えれば、手順書の通りに操作するだけなので、難しいことではありません。ただ、回線を切り替えているタイミングで、着信できない時間帯が発生するので、仕事などで頻繁に電話がかかってくる可能性のある人は、注意しなければならないでしょう。

諸々の作業が完了したら、以下のように画面左上には UQ mobile と表示されるようになりました。

UQ mobile と表示された!

結局のところ

という感じで、問題なく IIJmio から UQ mobile に MNP できました。
はじめから想像できていたことですが、iPhone 8 から iPhone SE(第二世代)の変化は

  1. 操作感がキビキビするようになった(CPU と内蔵メモリの効果)

  2. ストレージ容量に余裕ができた

  3. 前面パネルの液晶パネル以外の色が「白」から「黒」になった

といったぐらいで、これまで使っていた手帳型ケースもそのままなので、外観からは上記 3. ぐらいしか違いを見いだせないでしょう。(笑)
マスクを外せない状況がもう少し続きそうなので、Face ID ではなく、Touch ID でロックが解除できるのもいいかな、と思います!

なお、わたしに納品された端末はこのような状態でしたが、今後も同様の端末が納品されるとは限らないことをご承知おきください。わたし自身は、何の保証もできません。ただ、わたしに納品された端末がこのような状態だったことを記しているだけです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?