SYNCHRONICITY `22 秋 感想

O-EASTっていいっすね

 基本的にチャラチャラした場所や、身の危険を感じる場所には行きたくないタイプなので、あまり繁華街は好きではないのだが、あの渋谷O-EAST周りの雰囲気は「ちょうどよくヤバくて」好きである。体育会系のヤバさ、バカ騒ぎというより、文系的なインテリな感じのままでヤバさも漂う。向かいが(たぶん)ラブホテルなことも含めて。そうした場所として私はO-EASTを認識している。

 そして、私はSYNCHRONICITY FESTIVALも大好きだ。「フェス」という単語から想像される、開放感、あるいは明るさとは違う少し抑えたシックでクールなトーンのイベント。それがSYNCHRONICITY FESTIVALの大好きなところであり、本イベントの印象である。以前「文化祭みたいなんすよね」みたいな話を主催者サイドの方から話を伺ったこともあるが、まさにそうした温度感、距離感のフェス。出演者と観客の距離も異様に近い。春の話なので時効だと思っていうが、普通に水曜日のカンパネラ詩羽氏が客と同じ動線を颯爽と通っていくようなそういう世界である。

 あと、これは主催者様としていいのか悪いのかはわからないが、ものすごく混んでごちゃごちゃすることもない。あくまで各々がかなりゆとりのあるスペース(物理的にも心理的にも)で音楽を楽しめる。そういう意味では、やっぱりクラブイベントっぽいところも感じる。

 採算的にどうなのかなど、私にはまったくわかりませんが、春に少々お手伝いしただけで秋招待してくれるような人情味あふれるイベントなので、これからも本当に続いていってほしいし、そのためなら何度でも上京する所存です。大好き。SYNCHRONICITY FESTIVAL。

(なお、ことしは秋招待みたいなことがあったけども、来年度以降は全然知らないので、それ目当ての春イベント手伝いみたいなのはやめた方がいいと思います。あくまでご厚意でたまたま招待していただけただけだと思うので。)

BREIMEN

 春のSYNCHRONICITYでは入場制限の関係でみられず、初めてみたがもう本当に良かった。よかった内容を言えと言われたって無理なくらいよかった。

今年からかなり「演奏」というものに立ち返って音楽を聴いているので、やっぱり私は「プレイヤー同士のコミュニケーション」みたいなものを考えながら見てしまうが、「ライブがカッコいい」というのはやっぱり演奏が「ライブである」、つまりただ単にそこで演奏しているのではなく、躍動している、生きている、予定調和ではないということが本当に重要なんだな、そしてそこに惹かれるなということを感じるライブだった。

『MUSICA』がめっちゃ良かった。

fox capture plan

 本日の目的の一つ。ピアノトリオ編成だが、かなりストリングスを多用した楽曲が多いので、オーケストラが帯同しないライブ演奏のときはどうしてもそこは「再生」になってしまうのが少々もったいないと感じてしまうが、その分、三人のアンサンブルの生々しさみたいなものはしっかり伝わってくる。

メルテンさんの顔ファンみたいな方が後ろにいらっしゃって「王子様」とおっしゃっているのがおもろい。そして、本当にバチっと『NEW ERA』とかをキメた上でのメルテンさんの「雰囲気ぶち壊しMC(本人談)」とのコントラストにウケてしまいました。

ワンマンライブも一度行ったが、その時のノリは健在。

年末のCARATORIUMとのコンサートがとても楽しみ。というか、CARATORIUMはやく音源出して!!!!!!

yonawo

 お恥ずかしながら、初めて聴いた。本当にボーカルが心地よく、また歌詞もいい意味で生々しく、この後のイベント全体の流れとしていったんChillできたのはよかった。チルってるところもあるけど、ちゃんと体は動いてしまうような心地よさがあった。これから聴きます。

マハラージャン

 と、ここで感想を書きたかったが夕ご飯(矢向さんのバインミー、その隣のもつ煮、BREIMENのご友人の方のカレー)などを食べていたので、おそらく半分くらいしか聴いていない。しかし、その半分聴いただけでもかなり盛り上がっている感じがあった。あんまりいわゆる「邦楽アーティスト」のライブハウス規模の公演って行ったことがないのだが、こういう感じに盛り上がるんだろうな、と思いながら観ていた。

toconoma

 大トリtoconoma。もう、最高以外のなんでもなかった。西川さんはなぜかハイネケンを飲みながらほろ酔いでセットリスト間違えるし、石橋さんのギターは冴えわたっているし、全部好き。なぜかめちゃくちゃ西川さんがおもろかった。

今回のライブで最も感じたのは、やはりtoconomaは「ダンスミュージックだ」ということ。もちろん、インストバンドなんだけど、その楽曲のある程度のループ感や展開から、演奏に心地よく没頭する一方、その演奏を客観的に見る、酔いしれるのではなく、つい身体が動いてしまう、踊らされてしまうような感覚がいつもある。こうした感覚って、どちらかというとクラブに行った時の感覚に近いなと。

でも、その一方でそうした狭義の「ダンスミュージック」的な繰り返しだけではなく、それでも徹頭徹尾有機的な演奏である、ということをものすごく感じるわけです。ここのバランス感というところが私はものすごくtoconomaの好きなところ。清水さんのドラムと矢向さんのベースがタイトであることもおそらくそうした唯一無二の味わいの秘訣。

『vermelho do sol』~『relive』はもう鉄板中の鉄板の流れになりつつあるけども、『vermelho do sol』が盛り上がり切った瞬間に間髪入れず『relive』の石橋さんの極上カッティングに突入したときの快楽には抗えない。叫ぶし踊っちゃう。レゲエホーン鳴ってないけど聴こえてます。ここら辺がめちゃくちゃDJっぽいなと感じるし、あのO-EASTという場所とものすごくマッチしていると春に続いて思ったり。

言うまでもなく、楽曲のBPMとか関係ない。全部身体揺れちゃう。

ほとんどの曲が踊れてしまう、踊らざるを得ないところは本当にtoconomaの魅力だと思います。

そういうtoconoma大好きです。

個人的な話ですが、写真も撮らせていただいて、非常にうれしかった。

ありがとうございます。

 

最後に

 繰り返しになるが、本当にイベントそのものが素敵だと感じる。来年の春の開催も決定したそうだが、非常に楽しみな限り。その頃には内定一つくらい持っていられればいいな…(とほほ)

バイバイバインミー!!!




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