【後編】ケニアに来て驚いた10のこと(ナイロビ編)
こんにちは!もす☕@ナイロビです!
ナイロビに滞在してちょうど一週間。アクティブな日々というよりは、緩やかな日々を過ごし、現地で暮らす日本人の日常にお邪魔しているだけなのに、初アフリカ長期滞在の自分にとっては、新しいことばかり!
せっかくなので、ケニアに来て驚いた10の事(ナイロビ編)を書き綴ってみてます!
▼これまでの記事(前編・中編)▼
前編、中編と謎に3部作になってしまったので、どの順番で読んでも大丈夫ですが、よかったら他の2つもぜひ読んでみてください!
【目次】ケニアに来て驚いた10の事
では、⑧~⑩について書いていきまーす!
⑧Uber(Bolt)の浸透具合
ナイロビ内の主要交通手段は、車、バイク、自転車、徒歩。の中でも駐在員や観光滞在の場合は、車での移動がほとんど。
バイクタクシー(ノーヘルでバイクの後ろに乗るやつ。外国人はやめた方がいいやつ)はあまり使わないので、運転手さんお抱えの駐在員でなければ、基本的にはUberを呼ぶことになる。
日本でのタクシー的な位置づけなのだが、兎に角安い…。数100円レベルでかなり広範囲の移動が可能だから驚き。
この前、初めて一人Uberでランチに出かけたときも、5km近く先のランチ場所まで、350Ksh(約400円)でいけちゃうんだから、そりゃあ便利だよね。
これはUberの運転手さんに限らずだけど、ケニアの人たちは、いい笑顔にカジュアルな会話と、優しさに溢れてるなあと思う。
どこに行っても、笑顔で「Hi!! How are you~??」だし、Uber降りる時とかも、「Have a nice day!!」といえば満面の笑みで「you to!!」と返ってくる。
もちろん、安全とは言えない側面も紹介してきたけれど、ケニアの人たち、特にナイロビの人たちは、なんだか心温まる。(本当に、英語しゃべれるようになりたいと思わせてくれる)
⑨スーパーの野菜コーナー
Uberの話の延長だと、Uber Eatsもしっかり普及しているのがケニアの特徴。日本でダウンロードしたアプリで、住所をケニアに変えればそのまま使える便利さ。(当たり前だけど、でも便利)
滞在先の近くのショッピングモールThe junction内で1週間分の野菜の買い出しをしたときに、日本のスーパーとはやっぱり違うなと感じたのは、野菜の大きさだった。
日本のスーパーマーケットに並んでいる野菜は、大きさも均一だし、きれいなものばかりだし、日本に居れば疑問に思うこともないくらい、野菜の質が揃っている。
でも、よくよく考えれば栽培された野菜たちは、全て同じ大きさになるわけがない。ケニアは農家→スーパーに並ぶときに、ほとんどはじかれずに店頭に並ぶだろうけれど、日本はどれだけはじいているのか….。
でも、それが自然というか、なんというか。最終的に、こっちは測り売りだから、大きさが不揃いだろうが、取引上は問題ない。何よりも安いから、1週間分の野菜を調達しても、日本のスーパーで買う70%くらいな感じ。
駐在日本人あるあるかもしれないけれど、日本食や日本のお菓子、乾麺とかが恋しくなるので、渡航前にイオンモールに爆買いをしに行った。
日本のスーパーは、当然のように毎日食材が所狭しと並んでいるし、冷凍食品やら調味料やらが、ストレスフリーに手に入る。
でも、その光景がどれだけ人工的に作られていて、均質化された商品しか提供されていなくて、自然の摂理の真逆みたいな絵図だなと改めて。
便利さの裏側に無機質さがセットになることを頭では理解していたけれど、ケニアに来て改めて、自然さを感じる機会になった。
⑩欧米人が結構いる。日本人も。
過ごしやすい気候、公用語の英語のお陰で英語が話せれば日常生活に不自由がない、アフリカの中では治安も悪い方ではないということもあり、ケニアで働く外国人は一定数存在するみたい。
Le Grenite a painでランチしたときは、周りは欧米人もたくさん。JETROの方と食事をしたので、どんな人たちなのかと尋ねると、欧米系のスタートアップ企業やベンチャー企業が、ケニアにビジネス進出しているとのこと。
発展途上国の中で、社会課題が数多く存在するケニア。そこにビジネスを通じて課題解決をし、その成功をもって、他の国にも展開していくという流れもあるそうだ。
M-PESAの話の際にも触れたけれど、リープ・フロッグ現象が起きているこの地に降り立つスタートアップ企業、それを支援するVC、各国の大手企業~中堅企業のアフリカ拠点、大使館系や国際機関のスタッフと、様々な人がナイロビに集結しているみたい。
年に2回のThe Box(ボックスバザール)に滞在中行けたのだけれど、そこは本当に、ケニアなのか?という多国籍な人たちが一同に会する空間だった。
アフリカの他の国では、いまだに飲食店に入ればお客は全員白人で、働き手が全員黒人、みたいな露骨な国もある中で、ケニアは、肌の色に関係なくみんながフラットに交流しているように見える。
当然実態は異なる部分もあるのかもしれないけれど、素敵な1面を垣間見させていただいた気がする。
まとめ
驚いた10個の事をご紹介してきて改めて思うところは、
他にも良いところ素敵なところはたくさんあるし、見えていない部分もたくさんあるだろう。明日以降に、念願のサファリにも行くし、もっと知らない場所にも行けたらいいなと思う。
知人がいるからということを除いても、ケニアという国、ナイロビという町が大好きになった一週間だった!
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました!
他の記事では、ケニア滞在に至った背景や、これからの事についても触れていけたらいいなと思います!
では、よき1日に!
もす☕(さととも)
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