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流れていくかんじ

6月3日(金)

さっき、雷がごろごろとなって、ひょうが降ったりもしたのだけど、なにもかもがやんだら、全身や節々にわたるあらゆる痛みが、すうっと消えていくのがわかった。

5月下旬あたりからここにかけて、一気にものごとが流れていくかんじを実感している。そういうときは、突然で、複数のものが不思議なくらい同時に、どっと来る。それで、これまでじっと蓄えてきたんだなということを知る。

ずっと流れ続けていたら、疲れてしまうし、流れていることへのありがたみも感じられないし、こうして流れ始めたことも実感できなかっただろう。

いまは、目まぐるしい変化ばかりで落ち着かなくて、ふわふわしているきらいもあるくらいなのだけど、それもしばらくしたらまた、落ち着いてくるはず。

流れ始めたと実感したのは、数ヶ月にわたって、代理人を通して行っていたとある事件の交渉に、解決の道筋が立ったことがいちばん大きい。

そのことを皮切りに、あらゆる身動きがとれなくなった状態から、新しい仕事のご縁にいくつも出会ったりとかして、ぽんぽんと流れていき始めた。たまたま降ってきたわけではなくて、無駄にぜい肉だけつけて蓄えているわけではないんだなあということに実感して勇気づけられる、出会いの数々だった。

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