言語理解者の特徴
私はここ数年、異言語の国で暮らしている。
4年前にラオス語を勉強しラオスへ、2年前にオーストラリア🇦🇺で1年。そしてまた今ラオスへ🇱🇦。
ラオス語を勉強することが苦だと思ったことは一度もない。
むしろ派遣前の訓練所で新しい言語を学ぶ楽しさを毎日感じていた。
ສະບາຍດີ.
この文字が文字として認識でき、読めたときの喜びは今でも忘れられない。
こっちに来た当初は、あんなにも勉強したはずなのにラオス人の会話は一切分からなかった。
どこに連れて行かれるのかも、何の会議なのかも、何の会なのかも一切わからなかった(笑)
その当時は分からなくても笑うことしかできず、おー!トモわかってるんだね〜と思われていた。
しかしそんな笑っている毎日を過ごしていると段々とばれ、ともは分からなくても笑ってるだけ〜と言われるようになった(笑)
ただそれが苦だった訳では無いが、今思えば本当に全然分からなかったなぁと。
今ではラオス人との会話に入り、冗談を言うことも、一人で授業することもできる。
しかし、未だに通じ合えない人もたくさんいる。
私の言語力は確実に前よりも上がっているはずだが、なぜだろう。
それは、、、私の語学力はもちろんのこと、相手の理解力も大切だと感じている。
私のラオス語は第二言語?第三言語?のため、完璧ではない。
その完璧ではない言語を話して理解してもらうためには、助けが必要なのである。
大体聞き手は、3つのカテゴリーに分かれる。
①話すときにはわかりやすい言葉に変えてくれ、聞くときには、理解しようとしてくれる。
②お互い分かっているか定かではないが、なんとなくのニュアンスで話ができる。(コミュニケーションを取ろうとする)
③コミュニケーションを諦めている。
(話そうとしない。)
私の周りには①が多いことに気付いた。
私と話すときにはスピードを遅めて話してくれたり、優しい言葉に言い換えてくれたりする人が多い。
私の言語力が上がっているのではなく、相手の理解力が上がっているとも言える。
もちろん残念なことに③の人もいる。
その人たちの気持ちもわかる。
言語もわからない人と話すのにはエネルギーがいるのだ。
だからこそ、①の理解者は本当にすごく尊敬している。
私も日本で、海外の方が困っていたら①のような理解者になりたいと思う。
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