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お雛様を飾るのも一苦労

前回飾ったのは何年前だったでしょうか。

初孫だった娘に、実家の両親から送られてきた
7段飾りのおひなさまは、とても優しい顔を
していて、美しい衣を纏った立派なものでした。

お雛様
お代理様


仕事柄、無駄に広いスペースと倉庫があるので
ありがたく受け取りましたが、大きいだけあって
機材が重いのが難点で、ついつい出すのが億劫で、
数年おきの出番になっていました。

でも今年はひとつの区切りの年。
本来ならば、立春の頃から飾るべきなのに
今ごろになって飾らねば‼︎という使命感に燃え、
今朝1時間半かけて飾りました。

お雛様を飾るということは、
・子どもが無事に成長できるよう
「飾ること」で厄を祓う
・子どもが健やかで、幸せになって欲しいと
両親が祈りを込めて願う
そんな意味があると聞いたことがあります。

祈りが届いたのか、大きな病気をすることも
怪我をすることもなく、周りの人にも恵まれて
成長することができました。お雛様のお陰も
少なからずあると信じないといけませんね。

娘が「結婚するまで」飾るらしいので、まだまだ
出番はありそうだけれど、どうかこの先も健やかに
そのままのあなたでいて欲しいと願いながら、
小さい頃からのアレやコレやを思い出して目が
潤ってしまいました。

「これをまたしまうのが大変なのよね」
というぼやきはとりあえず封印して、しばし
美しいみなさまを愛でることにします。

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