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気持ちいいくらいすらすらとなめらか

筆文字アートとか己書とか笑い文字とか、
書き方や書き順にとらわれることなく、
自分の想いのままに書いていく、
文字とアートを融合させたものをよく目にする。
身近なところで取り組んでいる人がいるからかも
しれないけれど。

ルールはない...とは言え、教室があり師範がいる
ということは、ある程度のルールはあって、
その基礎的なことを学んで、あとは個人のセンスで
書くということなのかな。

実は、筆文字の単発講座には行ったことがあって
ちょっと教えてもらっただけで、それなりに
アートっぽいものが書き上がるから面白かった。
色筆を使ったりするとますますアートに見えるし。

面白い...でもなんか違和感を感じる。

文字の大きさがバラバラで、グニャンと曲がって
いたり、隙間に小さく文字が入っている作品は、
アートとしてみるにはとてもいいのだけれど
読みにくい。
私はやっぱり文字は読みたいと思ってしまう。
だから読みにくいことがストレスになってしまう
のだ
と思う。

違和感はそこか...。

ルールありき、お手本ありきの書道を11年間
やって来たから思いきってはみ出すことに違和感を
感じてしまうのかもしれない。
文字の中心はまっすぐに、行書くらいまでは読める
程度の崩し字だし。

だから、自分で筆文字を書こうと思わなくなったし、
作品はどちらかと言えば『絵』として見るように
している。
なんて書いてあるかは読まない。読みたくない。

そんな時、Tik Tokでとてもきれいな筆文字を書く
方の動画を見た。

あぁこんな風に書けたらいいなぁ。
この筆文字はきれいだなぁ。
癒されるなぁ。

サラサラとまっすぐ書いていく文字は、バランスが
とてもよくて、ずっと見ていられるくらい滑らか。
空白部分の使い方がとても上手で、読みやすい。
早くてきれいで読みやすい文字。

気持ちいい。

と、私は思う。
好みの問題かもしれないけれど。

そして、この言葉がツボだった。

一人で抱えこまないこと
疲れたら休むこと
たまには誰かを頼ること
無理して笑わないこと
頑張り屋のあなたには
とても勇気がいること
だけど  あなたなら大丈夫
二〇二二年は良い年になる
きっと  きっと




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