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Week 9

こんにちは!ともです。

今回はビジネスベーススキル3つ目の
「論理思考スキル」です。

ビジネスにおいて、
例えいくらスキルをみにつけても、
この論理思考スキルがなければ
意味がありません。

それだけ重要なスキルです。

論理思考スキル


論理思考=ロジカルシンキングとは、
要素分解のこと。


フレームワークをしっかりと作り、
顧客視点を論理的に証明、追求すること
がビジネスでは最重要です。

「なんとなく」ではなく、
論理的思考で説明、証明することができれば
成功することができます。


ロジカルシンキングは
「式」の正解不正解
であって、「答え」のそれではありません。


多くの人が自分の事業に思い込みを
抱いてしまい、論理に基づいた考えができず、
事業失敗という結果をまねいてしまいます。


自分の見えている視野が正しいわけではなく、
顧客の視点を論理的に証明、
追求することが正しい考え方です。


事業を起こす際には、
しっかりとしたデータに基づく事実
必要なのです。


例えば、買い物に行った際、
その場ですぐに買ってしまうのではなく、
1日おくと気持ちもおさまって

「買わなくてよかったかも」

となることはありませんか?


アイディアなどが浮かんだり、
起業を考えるとワクワクして、
時としてまわりが見えなくなることも
ありますが、

一回冷静になり、データを元に考えること
がとても大事なのです。


ドラマチック化


人は物事を
ドラマチックに見てしまう習性があります。


例えば。。。

世界で予防接種を受けられない子供たちは
何%いるかご存知ですか?


実は20%です。もっともっと多くを
想像した方もいるのではないでしょうか?

反対にいうと、
80%は受けられているのです。


これはひとえに
ドラマチックにみる本能
人にはあるからです。

日々デレビなどで見る貧困な国や地域の
映像を見ていると、こういう世界なのだと
思い込んでしまいます。


この世界は「お金持ち」「貧乏」のように
単純に2つに分断することはできません。

実は中間層がほどんどなのですが、
メディアがセンセーショナルに
表現することで、人々はそう思い込んで
しまうのです。


二つに分断するのではなく、
グラデーション理解が必要不可欠です。


そのためには、まずは

人間の分断本能をなくす

ことが重要になってきます。


グラデーション理解


例えば、飲食店を立ち上げるとします。

多くの人が「立地が大事だ」と思い、
交通量が多く、人通りが多い物件をいいと
考えるでしょう。

しかし、本当にそうでしょうか?


交通量が多いということは、家賃が高く、
人件費もたくさん必要になってきます。

交通量が多いところは、経費がかさんで倒産!
ということが多いのも事実です。

反対に、交通量が少ない物件では
家賃は安く、人件費も抑えられます。

さらに、デリバリー系に専念でき、
店舗は気持ちの良い気楽な接客ができます。


交通量が多いことにネガティブ要素が
ないのか、まず疑いましょう。

そして、交通量が少ないことに
ポジティブ要素がないか探すのです。


こうやって、どちらか両極端ではなく、

どちらもどういう可能性があるのかを考える

ことが必要です。


ビジネスは「どれだけ売り上げたか」ではなく
どれだけ売り上げたものを残すのか」
が大事です。


そのために、分断したものをもっと細分化してグラデーションを考えることが大切なのです。


ネガティブ本能とは?


人はあらゆることに共感します。
そして特にネガティブ要素の方に
共感することが多くあります。

メディアのネガティブセンサーの
コントロール術は有名な話です。


例えば遺族のインタビュー画像などは
ニュースの本質としては不要な部分です。

しかし、共感をうみ、視聴者数を伸ばす
ことができるためにこういう画像を
ニュースの一部として使っているのです。


以前ソフトバンクが通信障害後の約5日間で
1万件以上の解約があったという
ニュースがありました。
しかしこれをデータを元に考えてみましょう。


日本の1億7000万回線のうち23%、
約3910万回線がソフトバンク回線です。


通常時の年間解約率2%なので、
782,000解約者が年間いる
ということです。

これをもっと細かくみてみましょう。


782000解約を365日で割ると、
一日2142件の解約があるということです。


ニュースのように5日間であると、
2142件x5日なので、10712件
となります。


さて、ニュースに戻りましょう。
5日間で1万件以上の解約。
これは通常で起こっていることなのです。


メディアの裏づけというものが
とても重要なのがわかっていただけた
でしょうか?

自分の感情や感覚を定量化して証明することが重要です。


これがわかった上ですることが
サービス設計の流れになります。

次回はこのサービス設計の流れについて、
解説していきたいと思います。


まとめ

ビジネスベーススキルの3つ目
「論理思考スキル」はとても重要です!


事業を考える上で、
データに基づくロジカルシンキングが必要で、

一回冷静になり、顧客視点を論理的に証明、
追求することがビジネスでは最重要です。


分断本能やネガティブ本能を取り除き、
自分の感情や感覚を定量化して証明する
必要があります。

いかがでしたか?
次回は論理思考スキルの続き
「サービス設計の流れ」です。
お楽しみに!

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