見出し画像

ボタンとの出会い

私がアクセサリーを作り始めた頃、ビーズアクセサリー全盛期
でも、今のようにパーツを組み合わせて簡単に作れるわけではなく
ある程度の時間と技が必要でした。

インターネットが普及し、パーツが手軽に手に入り
簡単にアクセサリーが作れる世の中になり
ちまたにはアクセサリー作家が溢れかえりだした

お客様からは
どこの店も同じような物ばかりとのお声が聞こえ
何か差別化をしなければとリサーチをはじめ、ボタンに出会う

初めての仕入先は昭和の良き時代
仕立てを専門にしていた洋裁店の2代目が営むお店
今では考えられないような高価な布地やボタン達がそろう
私には夢のような場所
そこで出会った陶器のボタン
昔はお仕立てのスーツなどに使われていたらしいが
割れる(陶器だからね)クリーニングが大変などの理由で
今では使われなくひっそりとしまわれていたボタン達
当時のお値段を見ると、ひっくり返りそうな高価なボタン
どう考えても手が出ないお値段だけど
店主のご好意で少しお安く分けていただいた。

次に出会ったのは、布地屋さん
こちらのお店も、陶器のボタンまではいかないが
オーダーで作るお洋服の布地を扱っているので
お値段も高価
でも、素敵なボタンが勢ぞろい!!!

お分かりの通り、ボタンは高いのです!!!!

アクセサリーに仕立てイベントで売る

陶器のボタンを扱う人はいなかったのと
目を引くので、手に取る方は多かった
なぜ値段が高いのか?
一人ひとりご説明しながらの販売

もう少しお安く、素敵な物に出会うことはできないだろうか?

そこで出会ったのがインポートボタン

イギリス、フランス、チェコなどのボタンを扱うお店との出会い
イギリスより直送していただけれる方とも出会うことができた

日本のボタンにはない、デザイン、色、形

ボタンなのですよ!とお声がけしないと
ボタンとはわからないようなものも多く
一気に私の製作の幅が広がり出した

まだまだ、ボタンのアクセサリーは進化の途中

どういう風に形を変えて、お客様にお届けできるのか、
日々楽しみながら研究の毎日

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?