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意図的にブルスクを出す方法

■前置き

こんにちは!Tomo8erです。
今回は意図的にブルスク(BSOD、ブルースクリーン、Blue Screen of Death)を出す方法を紹介します。
Q:役に立たなくね?
A:意図的にブルスクを出すことは危険ですが、メリットはシステムのデバック、テスト環境の検証、セキュリティの研究、データ保護などがあげられます。
それでは、紹介していきます!
※注意
ブルースクリーンは通常、システムの深刻なエラーを示すものであり、意図的に発生させることはシステムにダメージを与えるリスクがあります。したがって、上記のメリットを追求する場合でも、慎重に行う必要があります。

他人のコンピューターでBSODを発生させると、刑事・民事上の責任を問われる可能性があります。必ず仮想環境で実行してください。
この記事のことを実行する場合すべて"自己責任"でお願いします。


■出し方

1レジストリを削除する

この中で最も危険な方法です。確かにブルスクは出ますが、そのままパソコンが文鎮になることがあります。というかなります。
起動できなくなるのでお勧めしません。ブルスクを出したいだけなら3、4、5番をしてください。
危険度☆☆☆☆☆
エラーメッセージ:CRITICAL PROCESS DIED

2Cドライブを破壊する(rd c:\ /s /q)

えー、さっきに続き危険な方法です。確かにブルスクは出ます。出ますが、これもパソコンが起動できなくなります。Cドライブにはパソコンの起動に必要なファイルがありますが、それが破壊されます。
管理者権限のCMDで下のコマンドを実行する

rd c:\ /s /q

危険度☆☆☆☆☆
エラーメッセージ:CRITICAL PROCESS DIED

3 SCL・BSOD

↑必殺技か。

この中で一番安全だと思います。それでも自己責任でね。
CMDでこのコマンドを実行します。(管理者権限でね)

reg add "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters" /v CrashOnCtrlScroll /t REG_DWORD /d 1 /f

USB キーボードを使用している場合さっきのに加えてCMDでこのコマンドを実行します。

reg add HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\kbdhid\Parameters /v CrashOnCtrlScroll  /t REG_DWORD /d 1 /f

再起動し、右の CTRL キーを押しながら ScrollLock キーを 2 回押すと(ない場合はスクリーンキーボードなどで)ブルースクリーンが出ます。
危険度☆☆
エラーコード:MANUALLY_INITIATED_CRASH

4重要なプロセスを止める

Windowsには「これがないと使えないぞ」というプロセスがあるんですが、それを止めることでBSODを出せます。
CMD(管理者)で下のコードを実行

taskkill /im svchost.exe /f

変種:

wininit.exe

危険度☆☆☆
エラーメッセージ:CRITICAL PROCESS DIED

5 NotMyFaultというソフトを使う

外部ソフトを使うといつでもどこでも便利に簡単にブルスクを出せます!(うれしくない)
ボタン一つでBSODを出せるし、色々なエラーを出せたり
Windows7のブルスクならブルスクの色変更まで!(それってブルスク?)
↓からダウンロード!

エラーメッセージ:いろいろ
危険度☆☆~☆☆☆☆

■まとめ

  • ブルスクは危険だが、検証に使える。

  • NotMyFaultとSCL・BSODがおすすめ。

  • BSODを発生させると、メモリーの内容が自動的に%SYSTEMROOT\MEMORY.DMP」に保存される。

■今回使用したバージョン

Windows11 Home

関連リンク

Microsoft公式・NotMyFaultページ

公式ブルースクリーンページ


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