見出し画像

【MBTI】タイプと面談【学生】

年末年始N型全開でいたせいで明日から仕事が憂鬱で仕方ない。
現世に戻ってくるためにリハビリをしなければならないので仕事のことを書こうと思う。

教育機関で働いている関係上、学生と面談する機会は多い。
なぜ面談を行うかの理由はさまざまだが、大概はネガティブな理由だ。

組織として長年行っていることであるため、特殊な理由である場合を除き、面談にはある程度のカタチや基準がある。
「何点以下は〇〇」のようなイメージである。

単純に最も多く行われる成績不良の学生に対する面談の場合
どこもそうだとは思うが、基本的には「振い落とすため」ではなく「すくい上るため」に力を入れる。
ちなみにレベルは難関などでは全くなく、意志さえあればどこの誰でもなんとでもなるレベルと思ってくれればいい。

いつの頃からか(私が入職するより前だ)著しく成績不良な学生に対する面談では
・具体的目標を立てさせる。
・それに向かう細かな学習計画を立てさせる。
・授業時間外での自由な時間を学習に充てるよう指導する。
・「何点以下は〇〇」の課題を提出させ進捗管理する。


このようなことをさせるルールとなっている。

タイプ論を学んでから改めてこの面談を見るとこの仕組みは非常にJ型の気質が強いと思った。
これを作ったのはSJに違いない。

そして面談対象となる学生をみると
お察しの通りほぼP型である。
※P型の能力が低いと言っているわけではなく、柔軟性と自由を尊ぶがゆえの結果だと考える

前記事にも紹介した動画でも確認できるように自立性の高いN型、自由を尊ぶP型に対しガチガチにルールで縛るのははあまり効果がないどころか逆効果なんではないか?と思う。
↓↓↓↓


ただ、ひとつ付け加えておくと
「社会を学ぶ、異なる価値観を学ぶ」という意味では全くの無駄だとは思っていない。
面談が終わった後にフランクに会話して掴めるものも大きいと思っている。

あとで学生に個人的に面談を受けてどうだったか聞いてみたが
・いかにして課題をやらないか考えた(ISTP)
・意味がわからなすぎる(INTP)
・こいつらバカだと思った(ENTP)
・責められてるようで辛かった(ENFP)
・なんでここまで言われなきゃならない(ESFP)
・別に何も…(ISFP)
・誰かをしばきたくなった(ESTP)
・考え事をして乗り切った(INFP)

などであった。
「自分を大事にする」昨今の世代らしい回答である。
よかった!とか変われた!は、ついぞ聞いたことがない。
同じくP型の私も同意できるところは多々ある。
世代というより、大昔からそうだったのだが表出してなかったというだけかもしれない。

しかしその後、例年結構な割合で成績が上昇する学生がおり、面談に一定の効果があると認識されている。
が、それは実は個人的な意識の変化だと思われる。

よく観察してみると
SP型の学生は時期が迫って目の前のやることと認識すればうってかわってコツコツやるし(ギリギリだが)
NPの学生は一旦興味さえ持てば凄まじく急上昇する。
「ノッて」きたP型の吸収能力はまさにスポンジである。

すなわち面談というアプローチと結果だけを観測して「効果があった」と組織は認識しているのである。
もしくはすでに意味合いなど形骸化しており、ただ慣習として行っているにすぎないのかもしれない。
もちろん各機関の方向性やレベルに大きな差異があるため賛否両論あることは承知している。
現在の私にはこれを改革する力もないので、年明けも個人的に飛び回ろうと思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?