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【MBTI】S型とN型の噛み合わなさと、N型の苦悩【実例】

イブリース氏の下記記事におけるN型が抱える苦悩は非常に的確に言語化されている。
氏の記事を読ませていただくと、論理能力が乏しくとっ散らかっている私の脳内がスッと「ととのう」感じがあり大変ありがたい。

私もN型の性質が強いため、失敗したことが多々あった。
イブリース氏の知的能力の高さと学歴の高さ以外は私も共感するところがほとんどである。

そうしてN型ゆえの、世の中の大半であるS型(特にES型)との噛み合わなさを経験していくうちになんとなくそれに気づき、失敗経験を経てN型の性質を表に出さないように隠していくことになった。

ENFPの私は、基本的には社交を求めている。
しかし実社会においてはN型的な話は一般的に理解されにくいことは経験上わかっているので胸の内にしまっておくことが多い。
ある程度「ウケそう」と思ったことはS型向けに改編して話すことが多いように思う。
いわゆる「擬態」だ。
N型はS型にある程度擬態して適応を図りつつも心の底では理解者を求めてあがいているのだ。

また最近N型とS型の価値観の差異を実際に目にする機会があったので紹介させていただきたいと思う。

下記リンクは類型論を扱っているYouTubeチャンネルを運営する2組のコラボ対談動画である。

類型論を紹介するyoutuber同士の対談
左画面:「M8小隊」さん(ESFJ? ISTP)S型
右画面:「知らんけど」ゆっこさん(ENFP)N型
1:16:45ぐらいから

youtube:M8小隊 https://www.youtube.com/live/G1pH_xYvlDM?si=5ORtkCvihiKnVj3jより

こちらの動画の1:18:28ぐらいからの、右画面
ゆっこさんの発言

「他人に自分が感じている会社の辛さを伝えても、全然伝わらないことに気づいた」
「他人に全てを管理される苦痛」

はN型の人間(特にNFP)は大いに共感できると思う。

またその発言に対する、左画面のS型のお2人の反応も私は心当たりがある。
ISTP (左画面右)はP型ゆえ、ある程度理解を示しているが
ESFJ (左画面左)は共感する姿勢こそあれ、ほぼ理解できてないのが反応から読み取れると思う。

ゆっこさんの言う「他人に自分が感じている会社の辛さを伝えても、全然伝わらない」
まさに、である。
以前、社会人になりたての筆者も痛いほど感じていたが、そのうちにだんだんと妥協しN型の気質を隠し、なるべく言わないようになった。

正直なところ私は今でもS型的な会話や遊びに憧れは抱いているが、そこまで興味は持てていないのだろう。

話を聞いてその内容から自分の中でN型のような要素を見つけて興味を持ち、共感する。
      ↓
共感から得たN型的な感想をまた自分の中でS型的な内容に変換してリアクションする。
ある程度の距離感のある場ではこのように会話していることに、この記事を書いている途中に気がついた。


また、この動画は上記部分だけでなく、話が終始微妙に噛み合っていない雰囲気があるのがまた興味深い。
やはりN型のゆっこさんの方が例え話などを用いてS型に歩み寄ることで会話が成立してるように見える。
他にはN型的な会話に拒否感が少なめなタイプとされるISTPのT隊長(左画面右)が一定の理解を示しており、お互いがお互いの発言に「面白いな」と思っているだろう雰囲気が伝わってくるのも、タイプ論ではENFP⇆ISTPが相性の良い組み合わせであると言われていることを考えると面白い。

ゆっこさんはENFPだが、Nの強い人間であればある程度共感できる内容だと思う。
また【知らんけど】チャンネルのライブ動画のチャット欄では、各タイプの価値観の違いが如実に現れていてとても面白いのでぜひ一度見ていただきたい。

類型論にハマるN型は私を含めて多いと思うが
このようなN型的な価値観を持ちながらS型的な社会の中で生きているうちに感じる【生きにくさ、噛み合わなさ】の理由を知るため
というN型は多いと思う。
そして自分の中で折り合いをつけて、それぞれに社会に適応して生きているのだと思う。

個人的には
アホっぽいと思われがちなENFPだが、実は思慮深いんだぞ!というのを、ゆっこさんが見せつけてくれて嬉しい。

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