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社会人歴 25年の私が考える「新人教育を進んでやるメリット」?


はじめに

私は、社会人になって25年以上になります。
その期間に転職、部署異動、出向など繰り返し、業種、職業、役割を色々と経験してきました。

その中でやっておくと良いことを挙げるとしたら、私は「新人教育」です。

なぜならば、楽ではありませんが、私はとてもメリットがあると思っています。

新人教育の3つのメリット

私は新人教育には、3つのメリット(理由)があります。

メリット① 説明スキルの向上につながる

教えるために調べたり、自分の中の情報を整理し、相手に伝わる説明の訓練となる。
結果、説明スキルが向上します。
自分自身の世代や周りで当たり前と思っていたことが「当たり前ではない」という気づきや発見もあります。

メリット② 組織の生産性にて自己評価へつながる

対象者が成長することで組織の生産性の向上につながる。
組織が成長すれば、自分の評価や待遇も良くなる可能性がある。

メリット③ 部署異動や転職の準備につながる

自分と同じことができるようになれば、いつでも部署異動や転職ができるようになる。
なぜかというと、所属している部署や企業を離れる場合、自分が行なっていることを他の方に説明して、業務の引き継ぎが発生します。

業務引き継ぎとは、自分が行なっていることを他者へ説明し、理解して同じことができるようになることです。

そうなんです。

自分の業務や仕事のやり方を伝えることを常日頃から行うことで、新人や周りの方々が成長すれば、業務の引き継ぎをする必要がなくなるわけです。

私の経験例
転職、出向、社内異動を6回以上経験しています。
「③部署異動や転職の準備」のメリットにて、短期間で引継ぎ業務ができるので上司に「それは困る!」って言われたことはないです。


ただし、「新人教育」と一言で言っても、簡単ではありません。

教え方のコツは?


そこで、私のコツをお伝えしたいと思います。

以下の流れを意識して行なっています。

◆教えの流れ

  1. 自分が相手に伝える

  2. 自分が説明したことが相手に伝わる

  3. 自分が相手に伝えたことを相手が理解し、伝えたことを再現できる

  4. 相手が理解したことを再現し、さらに向上させる。

  5. 自分から伝えた相手が新たな相手に対して、自分から伝えたことを新たな相手が再現できる。

◆この流れを実現するには?

この流れを作るにはどうすれば良いかを常に考えます。

すると、どこをどうすると実現できるかのトライ&エラーを繰り返すことになると思います。

最初は部分的に実現できるようになり、その後、点と点がつながり線になります。
最終的には螺旋状に円として回っていくイメージになると思います。

◆まとめ

とてもメリットがあるのですが、すぐにこのメリットを受けることはできません。

理由は簡単です。

1つ1つの工程には多くの経験とスキルを習得する必要があるからです。

文章を読んですぐに習得できるわけでもありません。

なので、あとはこのメリットに価値があると判断した方がこのコツをもとにトライしてもらえればと思います。

◆次回は?

教えの流れの各パートで私が行なっている具体的な内容をお伝えしたいと思います。

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