百聞は一見にしかず #176

｢百聞は一見にしかず」

この言葉の意味をちゃんと理解できたのは、アメリカに留学したときでした。

それまでは、

・アメリカって銃社会の怖い国
・アメリカは治安が悪くて物を無くしたら戻ってこない
・アメリカ人ってみんな社交的でオープンマインド
・アメリカ人って基本パーティー好きでお酒強い

とか世間で作られているイメージをそのまま自分の中でも落とし込んでいました。

でも実際行ってみたら、

・銃を所持していない人も多い
・置きっぱなしにしたものがそのまま放置されている
・アメリカ人だからといってみんな陽気じゃないし、人見知りもいる
・パーティーが苦手でお酒が弱い人もたくさんいる

ってことを知りました。

今なら「人格形成において国籍とか文化などが影響することはもちろんだけれど、結局は同じ人間でしかない」って当たり前に感じます。

でも当時は無知だからこそ、SNSやメディアで切り取られた一部分だけを見て、勝手なイメージをでっち上げたり、バイアスをかけてしまったりしていたんです。

それって機会損失にも繋がる可能性もあって勿体無いなって。

すべてに該当する話ではないけれど、外部から得た情報は参考程度にして「自分の目で見て確かめる作業」は非常に重要だと思います！