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無職になってみて #8

昨年末、私は新卒から勤めていた会社を退職しました。
(退職した経緯などについてはまたどこかで書きたいと思います。)

元々は有給期間中に転職活動をする予定で、間を空ける予定はなかったので、無職になることに少し恐れていました。

じゃあ実際無職になって、どう思っているかというと、
無職になってよかったー!!!」

そう思っているのには、4つ理由があります。

①会社員の恩恵を感じられた
私は12月末退職だったこともあり、年明けから恐ろしいくらい国からたくさんお手紙(税金徴収)が届きました。会社員時代は会社に任せっきりで、勝手に天引きされていたので、あまり額面以外は気にしていませんでした。でも無職になった途端、保険料やら年金やら自分で全額払わなくてはいけなくて、手続きも全部自分で調べてやらなくてはいけなくなり、、、。きっとこれってそのまま転職していたら、同じように会社に任せっきりで、国の制度や仕組みも知らず、お金について学びたいという気持ちも感謝の気持ちも沸かなかったと思うので、貴重な経験ができたなと思っています。

②浪費が減った
通勤がなくなったことで、通勤中に見る広告や店頭の商品など視覚情報が少なくなったり、仕事によるストレスが減ったことで、コンビニでお菓子を買ったりすることがなくなりました。

③選択肢が広がった
今までは「正社員で働くことが正」みたいに思っていたけれど、自分の生計だけを立ててればいい私は、必要な額を稼いでいければ、雇用形態を気にしなくても幸せに生きていけるんだなと思いました。

④何もない時間を楽しめるようになった
大学を卒業後、すぐ社会人になって週5で働いていたので、無職になった時は空白の時間が慣れなくてソワソワしてしまいました。「早く働かなくちゃ」みたいな。
でも、だんだん空白の時間が続くと、気持ちに余裕が出てきて、「今までできなかった読書をやってみよう!」とか「料理に時間をかけてみよう!」とか思いはじめて、結果的に生活が丁寧になってきて日常がより楽しくなってきました。

もちろんいいことがあれば、悪いこともあります。
それは「常にお金の不安に襲われる」ということ。

残念なことに、私たちは生きてるだけでお金がかかります。

当然無職になれば、会社員のように毎月安定的にお金は入ってこないので、不労所得や十分な貯蓄がなければ働かなければならない。

やっぱり、この不安に襲われると心に余裕がなくなってしまうので、すごくしんどいけれど、私はこの経験ができたからこそ、日々のあらゆるものにより感謝をできるようになったし、次のキャリアを考える上で、色々な視点を持てるようになったので、無職の期間を設けてよかったなと思っています!


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