没個性に悩むサブカルDJやクリエイターはとりあえずバ美肉してみればいいのでは?という話

こんばんはtomo1です。この度妹のtomo3がDJ & YouTuberデビューを果たすことになりました。よろしくお願いします。

まぁ妹とかおらんけど。

バ美肉をしようと思ったきっかけ

DJに限らず人前に立つエンターテイメント全般がそうなんだけど、基本的に「若さ」と「女の子」にはアドバンテージがある。これは若い人とかかわいい女の子はズルいとかそういう話じゃなくて、実際に可能性があり人を呼べる魅力があるから仕方のない話なのだ。そしてそういう魅力がある存在に対して、ただの一般成人男性が普通に太刀打ちするのはとても難しい。僕はバンドを長いことやった後に30歳前後になってからDJを始めた。それなりに様々な現場で経験値を積み実力を積んできたとは思うが、若い人やかわいい女の子が盛り上げた後に人が去ったフロアを前に曲を回しながら「なんだかなぁ」と思う場面は一度ならずあった。

ただの一般成人男性が若さやかわいい女の子の魅力に対抗するには(そもそもエンターテイメントは戦いなのか?その場合の勝利条件はなんなのか?という前提は一旦傍らに置いておくとする)、①飛びぬけた技術を身に着けるか、②技術をもとに様々な実績を積み上げるか、③とにかくおもろい存在になるか、その3つほどしか手段がない。そしてそれらは言うに及ばず、とてつもない努力と時間を要する。

が、ある時天啓が降りてきた。降りてきてしまった。

④自分が若くてカワイイ女の子になってしまえばいいのでは?と。

かくして僕は若くてかわいい女の子の体を手に入れた。Live2Dのモデル代とFaceRigの購入費と引き換えに。

バ美肉のハードルは思ったより低い

僕がバ美肉をするにあたって用意したものは下記の通り。

・新たに買ったもの:FaceRigで使えるアバターのモデル(¥8000でnizimaで購入)、FaceRigのソフト(Steamで¥1,480)

・元々持っていたもの:PC(GeForce GTX1050ti搭載)、Webカメラ(ELECOMの安いやつ)、マイク、マイクスタンド、声調整用のVSTプラグイン

もともとモノはある程度あったので初期投資はこれだけで済んだ。ぶっちゃけもっと安く済ます方法はいくらでもある(「バ美肉 安く」とかでググれば色々出てきます)。極端な話クオリティを求めなければ無料でもできなくはないと思う。もちろん多少のPC・音声・映像回りの知識は必要であるが。

ちょっと頑張らなければいけないが、それでも前述の①~③にかかるよりは遥かに少ない労力で、「自分自身が考えた最強にカワイイ外見」というとてつもないアドバンテージが手に入るのだ。加えてVTuberDJというのはまだまだ希少価値が高いので(あくまで2020年10月現在の僕の観測範囲内での話です)、それだけで強烈な個性になりうる。なにより自分自身が考えた最強にカワイイ外見の女の子が自分の動きに連動してぴょこぴょこ動いてくれるのはとてつもなく楽しい。一生にやけていられる。

ポイントは「中の人がバレバレである」というところ

中身バレはVTuber活動においては基本的に禁忌とされている。が、僕が思うに、その禁忌が意味を持つのは「Vのキャラクター設定が中の人の人格と結びつけられてなにかしらの不都合が生じる場合」や「秘密であることに価値がある場合」のどちらかの場合だけだ。どちらにも該当しない場合はむしろ中の人がバレバレの方が逆に面白いのではないか、と思う。中の人がバレバレという状況は、常に現場と地続きであるDJ活動において、現場でのオファーがもらえやすいということにも繋がるのだから。

この文章を書いている2020年10月現在、愛媛県のサブカル界隈でバ美肉したDJは多分僕が初めてだと思うので(先駆者さんがいたら本当にごめんなさい)、どういう感じになるのか興味がある人は是非11/7にサロンキティに来て僕のパフォーマンスを見てほしい。そして「自分もバ美肉したい!かわいいおんなのこになりたい!」という人がどんどん続いてくれることを願う。

バ美肉は男しかできないゆえに最も男らしい行為の一つなのだ。


2020/11/7(SAT)
「ニジゲンフリークス!! ver.133  Club GREENS」at LIVEHOUSE SALONKITTY」
詳細:https://2df.jp/2df-info/201107greens/

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