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SP500とオルカンを脳死積み立てしてるほやほや投資家に警鐘

どうもニジルです。


今回は新NISAを使って
みなさん投資をしているであろう
SP500とオルカンについてお伝えしていきます


そもそもSP500とオルカンて何ぞや
という方もいらっしゃると思いますので
簡単に解説いたします。


そしてそのあとそれぞれの
投資信託の考察をしていきたいと思います
独り言です。信じるか信じないかはあなた次第です、笑




SP500とは?

エスピーゴヒャクと読みます
この謎の言語を知るためには、


まず日本の株式について知る
→アメリカの株式について知る

この順番で一緒に学んでいきましょう。


みなさんが投資をしようとしたとき
思いつくのが投資信託、株式、不動産、保険
などがあると思います。


これらをアセット(資産)と呼びますが
このうち今日は、株式について。


日本に上場している株式を買おうと
考えた時、なるべく有名でわかりやすいものが
いいと思いませんか?


例えば、トヨタ(今はいろいろごたごたありますが)
世界のトヨタと言われる日本の代表企業


もしあなたの手元に100万円あって
自由に日本の株式に投資していいよと言われたら


自分も全くのほやほや投資家だったら
なるべく有名、なるべく儲かりやすいを考えます。


ご同意いただけたとして、トヨタの株式を買いました。
結果は翌年、残念ながら下がってしまいました。


この時振り返ってどうしたら利益を出せるか
自動車産業はまずまずの伸びだし期待できる(仮説)
と考えて次の1手、対策として。


自動車産業に分散すればいいんじゃない?

そこで、トヨタに加えて、ホンダ、イスズ、スズキ
などなどを手広く買っていく。


こうすれば、たとえトヨタがマイナスでも
他の会社が盛り返してくれるかも。
新車種や技術は各社強みがあります。


ここまでの対策のまとめですが
1つの会社に投資するより
いくつか持っておいた方がリスクを回避できる。


これをさらに分散させるとどうなるか
日本の株式が全体的に上がっていくと仮定できるなら


日本に上場している株式225社ありますが
これらの株式をみんなちょっとずつ買っていく戦法


でも証券会社でちまちま225社分買うの大変ですよね?


そこでみなさんのニーズにお応えして
とっておきの用意しておきました。


しかもワンオペレーションで、ネットで買えます
お店に行く必要もありません。


それがこちら


【投資信託の日経225】という商品


では同じことを舞台を移してアメリカで
やってみましょう。


もうお分かりだと思います
アメリカの大手500社をまるっと買えばいいんです


個別銘柄のお話はあくまでたとえ話ですが、
エヌベディア・アームとか
GAFAM(ガーファム)
=グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル・マイクロソフト


これらに単発投資よりなんかわからんけど
全部いっぺんにいったれ!戦法


これを皆さん採用されているというわけです。


もちろん個別株式単体よりリスクは減りますし
アメリカ経済が上がっていくという
前提に立てば問題ないです。


そしてこのアメリカがこの先ずっと
成長が続くのか疑問に思われた方
大正解です。


勘の鋭い方は次の一手として
世界全体をマルっと買うことはできないのか?
という考えに至ります。


え~世界全体って言われても
アメリカ(株)はまだしも
インドとかアジア、ヨーロッパの株式ってかえるのかな?
インド版SP500とか聞いたことないし・・・


安心してください!
全部マルっとありますよ


オルカンとは?

正式名称:オールカントリー
そのまんまわかりやすい


先程悩んでいた世界全体を買うには
アメリカならSP500
日本は日経225
それぞれ指標(インデックス)に投資をする手法
これらを世界版でやる


ドイツならDAX(ダックス)、フランスならFTSE(エフティーエスイー)
ブラジルならボベスパ、インドならセンセックス、香港ハンセン


今までは理論値でこれらの指数全部を買う必要がありましたが
近年開発されたのがオルカンです。


アメリカは分からないけど
世界経済はゆっくりであっても進化するでしょ!
という観点に立てば、事実上もっとも有効な分散です。


という事でオルカン最強じゃん!
神!これで勝った!老後はOKだ。


であればもちろんいいんですが
それだったら、とうの昔に開発されているはずだし
それで豊かになってる人が山盛りのはず。


でもあんまりそうは思えない。


どないなってんねん!
という事でその理由と中身について
独り言を申し上げていきたいと思います


SP500、オルカンを脳死積立ての末路


この章では読者の方の
責任・目的ある投資行動かどうか
クイズを交えながら進めていきたいと思います。

積立投資をどう考えているか
そしてキモとなるのは、利益を出した後
どう次の一手を考えているかの2本立てです。


あなたは大人な投資家?~積立投資の実態~


まずそもそもの投資手法で
分散投資、コツコツ積立は
有効であることは事実です。


これはしっかり積み立てができた場合に限ります。
ここで、クイズです。


日本人の投資信託の平均保有年数は何年でしょうか?
(買ってからどれくらいの年数持っているか)


A.約10年

B.約5年

C.約3年


シンキングタイムスタート♪




決めましたか?



正解は?





Cの約3年です。


投資信託の保有期間が長期化しつつある。 2024年3月末時点で、ファンドを購入してから解約せずに継続保有している人の保有期間は全ファンドの平均で2.9年となり、10年前に比べて1年近く延びた

日本経済新聞社調べ



鬼短い。。。と思いませんか。
もしそう思えないなら投資はやめた方がいいです。
長期投資と言われていて、皆さんほとんど短期で解約です。


散々新NISAで投資・投資と乗せられて
散々各種SNSでSP500だ、オルカンだと煽り散らかされて


新NISAのお話はこちらの記事をご参照ください


誰かに言われたから新NISA(脳死誘導)
みんなが言ってるからSP500・オルカン(脳死のゴール)


これでは責任ある投資行動とは言えないです。


それでも未知のものに飛び込んで
進めているのは素晴らしいことです。


ですが、あえて一石を投じますね。


SP500に全振りしていて
もしアメリカ経済が停滞したら


オルカンに全振りしていて
もし世界経済が成長しなかったら


有望な投資先を運用会社が組み入れてくれなかったら?
パンデミックが再度起こったら?



株式は下がっていきますよ。
債券は上がると思いますよ。
投資の世界のセオリー通りなら


また次の誰かが教えてくれた
それっぽい商品に乗りますか??


プロ目線ならいま最も
ほやほや投資家をカモにしやすい環境です。


SP500下がってきてますよね?
売った人もいるかもしれません。


何年も前から仕込んで
コツコツ積み立てて利益が出ていたらまだOKです。


高値で買って下がったら売った方
プロは何年も前に仕込んでますよ。
安い時に買えてます。


高くなってきたので売りますよ


その高値であなたが買った商品は
だれから買ったのですか?
プロが売ったものです。


あなたは下がったので安値で売ります。
買うのはだれですか?プロですよ


冷静に客観的に見ればわかると思います。
これはいい悪いではないです。
市場原理がそうなっているからです。


そしてこの章でもっともお伝えしたかったのは
利益確定してSP500売った方へ



次の投資先決まっていますか?



もし銀行預金にしているなら
いつか買うその時まで待っているなら
それはいつなのでしょうか?


運用する機会を損失しています。
せっかく投資が良いものだと気が付いたのに
またSP500買うのは高すぎます。



ラストは、SP500とオルカンのそれぞれの
実態について紐解いていきたいと思います。



最終章でお伝えしたいのは、
世の中の動きが速くなっている中
どういった投資行動、考え方に立てばいいのか
その考え方の一つをシェアしたいと思います



別に何かを売ろうとか、誘導もありませんので
ご安心ください。
新規の投資先をわざわざ全体にオープンに
する必要もないと思います


手法云々も大切ですが、
ここでは一旦ただフラットに
日本という投資市場を
空(高いところ)から眺めてみたいと思います。


SP500とオルカン(の闇)をフラットに覗いてみる

まず前提として
個々の会社の商品をどうこう言っても
フェアではないので、


というよりどこも同じような手法なので
『日本の投資信託市場全体』と思ってください。


みなさんはSP500を買う時
どこに行って買いますか?

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