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逆境や試練からしなやかに立ち直る心の力

こんにちは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。


研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、医療機関での接遇コンサルティング
にも関わっています。
また、個人向けには「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施しています。


あなたは、「レジリエンス」という言葉を聞いたことはありますか?


レジリエンスとは、困難な状況やストレス、逆境に直面した時に、
それを乗り越え、回復する力や能力のこと。
「逆境に負けない力」や「立ち直る力」とも言われています。


レジリエンスが高い人というと私がまっ先に思い浮かぶのは、大谷翔平選手。
大谷選手は常に挑戦し続けて、都度逆境を乗り越えてきました。



プロ入り後に二刀流選手として活躍することを決意したものの、
この挑戦は前例がなかったため、多くの批判や疑問の声もあったそうです。
ですが努力と情熱で乗り越え、成果を残していて本当に素晴らしいですよね。


二刀流として活躍中の2018年には肘の手術を受け、一時的に投球ができなくなりました。
しかしリハビリに専念し、打者としても驚異的な成績を残しました!
そして、手術から復帰した後も再び活躍を続けていましたが・・・


2024年通訳の水原さんにだまされるという大事件が勃発したのは、
皆さんの記憶に新しいかと思います。
さすがの大谷選手も、気持ちが下がったとインタビューで話されていましたが、早めに気持ちを立て直し、それからさらなる活躍をしていらっしゃいます。


インタビューで仰っていたのは、真美子夫人の支えをはじめ、
周りの人たちに精神的に助けられたことが大きかったことと、
周りの方々への感謝の気持ちでした。


レジリエンスは、トップアスリートだけでなく、私たち誰もが持つ力ですし、レジリエンスはトレーニングで高めることができます。


心の支えとなる人を認識する。支えとなる人を増やす。


ことで、私たちのレジリエンス力は高まると研究結果でも明らかになっています。逆境の中では、信頼できる人とのつながりが大きな助けとなります。


あなたも逆境や試練を乗り越える中で、家族や友人・同僚に
助けられた経験はありませんか?私も多々あります。


普段から心の支えとなる人を認識し、どんな場面でどのような助けを
お願いするのかイメージしておくことで、レジリエンス力は高まります。
そこで今日はワークを1つご紹介しますね。


紙やノートに、自分にとって支えになる人々のリストを作成します。
このリストには、家族、友人、同僚、先生、メンターなど、自分が頼りにできる人々を含めます。


リストをカテゴリーに分けると見やすくなります。例えば、


  • 家族

  • 友人

  • 同僚

  • メンターや指導者

  • コミュニティ(趣味のグループ、クラブなど)


などです。
そして、それぞれの人が過去どのようなサポートをしてくれたのか。
今後どのようにサポートしてくれるか、イメージし書き出してみます。


自分がその人たちにどのように支援できるかも考えることもお勧めです。
お互いサポートし合いながら、良好な関係を築いていくためには相互支援が大事ですよね。


このワークを私も久々にやってみたのですが、
「あ~様々な人に支えてもらいありがたいな、幸せだな~」と
内側からじんわりと温かい気持ちになりました。


ある程度時間がかかりますが、ご興味あればぜひやってみてくださいね。


レジリエンスを高めるためには、「人とのつながり」が大変重要だとされています。
ぜひ機会をつくって、あなたの周りの大事なひととのつながりを再確認してみてはいかがでしょうか。




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